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壁面に「看板」を設置する!(中編)

工事担当のオカダから前回に引き続き、建物の「壁面」を看板にするというご提案の続きをお伝えします。

前編では、以下の3点についてお話を致しました。

前半のまとめ

  1. 看板を設置する目的を決めましょう

  2. 設置する建物を客観的視点で観察しましょう

  3. 現地調査を行い、どのような設置方法が可能か確認しましょう

(内容を詳しくご覧になりたい方はコチラ

中編では、実際に設置する看板を選定する際に、気をつけるポイントをご紹介していきます!

設置する看板の種類の選定

前編で検討した、「設置する目的」「設置する場所の見え方」「現地調査」を踏まえて、設置する看板を検討していきます。壁面に設置可能な看板の種類は、様々ありますがここではよく使用される看板の種類をご紹介。

パネル看板

壁面に直接、もしくは下地にアルミ枠等を用いて設置する看板。
呼称としては「壁面看板」と称される場合もございます。

平面を活用しての情報発信に適しており、広い壁面を有する場合には適した看板です。
夜間の視認性を上げるために、外照式のスポットライト等で照射する等の照明計画が必要となります。

[ポイント]
平面をフルに活用できるため、目的に合わせ多彩な表現が可能となります!
表面に使用するシートの耐用年数や、直射日光を浴びる時間によって、色褪せてくる期間が早くなってしまう場合があるので、その点は良く考慮しておく必要があります。

電飾看板

上記のパネル看板同様に、平面を活用して情報発信を行います。
パネル看板との大きな違いは、背面に照明器具を設置して光を透過させることで夜間でも板面を明るくすることが出来、視認性を確保することが可能です。

[ポイント]
既製品の電飾看板を設置する場合には左程問題はありませんが、大型の電飾看板を設置しようと検討する場合、表面のパネルの留め方、照明器具のメンテナンス方法など事前に検討をする必要が出てきます。
上記を踏まえると、パネル看板なのか電飾看板なのか費用やメンテナンス面も踏まえて検討する必要があります。

突出し看板・袖看板

建物に対して垂直に腕を持ち出して設置するタイプの看板です。
建物を離れた位置から視認することが難しく、設置する壁面に近い位置を移動する人や車に向けて情報訴求をするのに優れた看板です。

夜間の視認性を上げるために、外照式のスポットライト等の設置や、器具自体を内照式の物を選ぶことで視認性を確保することが可能です。

切り文字看板・チャンネル文字看板

壁面に直接、文字の形に加工したサインを設置する看板です。こちらの看板は主に厚みのある「チャンネル文字(箱文字)」と、厚みのない「切り文字」に分類されることがあり、使用する素材も「カルプ」から「アクリル」「ステンレス」「バックライトチャンネル」と多岐に渡るため、各種条件に合わせて選択が必要となってきます。

[ポイント]
様々な表現が可能な為、雰囲気に合わせて素材を選ぶことが可能です!
ただ、文字を切り出す為細かな表現への対応には限界があるという点は留意しておく必要が出てきます。


上記がよく使用される看板の種類になります。その他にも、直接壁面にプリントを行う場合や、ネオンサインやデジタルサイネージなど、様々な看板の種類がございます。もちろん弊社ではどの施工も対応いたしておりますのでお気軽にご相談ください!

用途に合わせて検討をしていき、設置する看板が決まったら、あとは「デザインを考えて、データ作成」し、「実際に施工」という手順になります。
次回のブログでは、実際に施工するまでの手順と、気をつけるポイントをご紹介していきますのでお楽しみに!

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