機能する看板を作るためにはその目的を明確に!
SIGNLABOチーフデザイナーの森山です。
現在サインラボをより多くの方に知っていただきたく、弊社でこれまで携わらせていただいてきた過去の看板制作物をポートフォリオとしてまとめています。
その中で、ああ懐かしいと感じる看板や、これは大変だったな~など良き思い出と共に、何に気をつけて、何を意識して作成をしてきたかを改めて振り返る機会ともなりました!
看板デザインで大切なことの1つ
看板と一口に言っても、その目的も種類も、またデザインも様々なものがありますよね。
ブランディングのため、集客のため、認知向上のため、また詳しく情報を伝えるため…。いざ看板を作ろうと思ったときに、看板制作の目的によってその形やデザインが変わってきます。
加えて目的が一つであったとしても立地条件や施工の箇所によって気をつけなくてはならないことも変わります。
例えば、お店のメインの看板。
目立てば良いのか?!もちろんそういったお店もあれば、目立たなくともブランディングを大事にしてあえて控えめなデザインにすることもあります。隠れ家的なお店であったり、価格帯を高めに設定しているお店などはそれにあたる場合が多いとイメージしていただけるかと思います。
その上で、控えめでありながらも気の利いたデザインにし、来店されたお客さんがSNSにアップすることで認知や集客アップにつながるなんてことも。
メインだからどーん!とは一概に言えないのが看板作りにおいてとても大切なことだったりするのです。
当然逆も然りで、とにかくわかりやすく、目立つことに重きを置いた方が良い場合もあります。
車通りの多い道路沿いのファミリー層向けの店舗や、価格帯を比較的抑えリーズナブルに楽しんでもらうといったコンセプトの場合は、わかりにくさは仇となります。
そんな時サインラボでは、徹底的にわかりやすく、提供されるサービスに合わせた絶妙なデザインのバランスを心がけ制作をいたします。
「目立つだけで何屋かわからない」「どんなサービスが提供されるのか不安」そう思わせてしまっては元も子もないですものね。
※それが功を奏する場合があるのもまた事実。看板戦略って奥が深い!!
英語ってかっこいいよね!は落とし穴!
みなさんも経験があるのではないでしょうか。
かっこよく英語でいろんなことが書いてある看板。確かにかっこいいけど結局何が書いてあるんだろう。と困惑をしてしまうこともあったりなかったり。…ありますよね?
誰もが知ってるわかりやすい単語、例えば「Hair Salon」とか、「Dining Bar」などはパッと見に優しいかとは思いますが、定休日の記載に「Close : 2nd &3rd Monday every month」みたいなことになってくると、「えっと2回目と3回目の月曜..毎月…。となるのが私です。
英語表記は見た目がなんとなくおしゃれでかっこいいけれど、情報を正しくわかりやすく伝えるという機能は著しく低下します。
そのような看板もそれはそれで素晴らしく、かっこいいに越したことはないのですが、ただし条件があります。それは「コンセプト、ターゲットがはっきりしている場合」です。
例えば、外国人旅行客が多く訪れる、や、ハイセンスな若者に向けてのみ営業する、など英語表記で全然OK!というパターンは他にもいっぱいあると思いますが、「広くみんなに伝える」ことを目的とすると、途端にお客さんに優しくない看板となってしまします。
お店の存在するエリアや立地条件次第では「定休日 : 毎月第2・第3月曜」と書いてあげたほうが圧倒的に伝わるでしょう。
このように「英語表記かっこいいじゃん!」と思えど、情報が伝わらなければ、またみる人にストレスを与えてしまっては本末転倒となってしまうケースも実際にあります。
このデザインでフィックスなんでジャーマネにコンセンサスとってオンスケでゴーしちゃいましょう。みたいなものでしょうか。
いずれにせよ、見た目だけを重視すると落とし穴にはまってしまう。看板とは恋愛ですね。奥が深いです!
看板は機能してなんぼ!
以上のように、サインラボでは看板のご相談をいただいた際、看板設置の目的と離れてしまったものを作らないよう、まずは看板制作の目的を明確にし、看板を取り付けた後にどうなるか?ということに重きを置いてデザインのご提案をいたします。
看板を作りたい!と思った際は是非ともサインラボにご相談いただけますと幸いでございますが、どこにどのような看板をつけようかと悩む時、まずはその「目的」から考えてみることをオススメします!
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