有馬記念特別企画
コロナという誰もが予想だにしていなかった状況下、令和2年もあと1か月を残すのみとなりました。
ジャパンカップは仁義なき戦い、三冠馬三つ巴の歴史に残る世紀の一戦、アーモンドアイの優勝により、今年の年度代表馬も確定です。
有馬記念を待たずして年度代表馬が決まってしまう(実際は決まってませんが)なんて、やはり例年とは異質な年だったと言えるでしょう。
元々、今年は三冠馬(それも無敗の)が出現するとは予想していたのですが、まさかのアベック無敗三冠馬とはね…
有馬記念は、スーパースター三頭ともに回避しますので、最強馬決定戦にはなりません。ということで、今年はサイン馬券による大穴狙いが正解だと考えられます。
『有馬記念は世相を反映する』と言われます。まさに今年は間違いなく世相を反映した波乱の決着になるのではないかと筆者は考えています。
過去、大災害や大事件が起こった年の有馬記念はどういった決着だったか、特別企画として書いてみます。無料ですので、今年の参考にしてください。
1995年 阪神淡路大震災
サンデーサイレンスの初年度産駒であるタヤスツヨシがダービーを優勝した年。秋のクラシック戦線を主役になったのは、マヤノトップガン。
菊花賞を優勝し、一躍有馬記念へ。古馬を蹴散らし三歳で有馬記念を制しました。馬名のマヤノは神戸の摩耶山から、馬主の親戚には震災で亡くなられた方をいらっしゃったそうです。
2001年 ニューヨークテロ
有馬記念の歴史に残るサイン馬券的大波乱。菊花賞馬マンハッタンカフェとアメリカンボスで決着。ちなみに菊花賞は2着にマイネルデスポット(デススポット)で大波乱でした。
2011年 東日本大震災
大災害と三冠馬を歴史にリンクさせるが如く、オルフェーヴルが優勝し、4冠年度代表馬に選出されました。
上記のように、優勝馬はすべて三歳の菊花賞馬です。これは、被害に遭われて亡くなった方々へ菊の花を手向ける意味合いがあるのではと筆者は思っています。
また、こんな年もありました。
2007年 マツリダゴッホ
この年は馬インフルエンザが発生し、開催が中止になるという事件がありました。馬名のゴッホは画家の名前ですが、咳きのイメージもありますね。大波乱でした。
2008年 四川大震災
中国では当然に大ニュースですし、日本からも救護隊が派遣されました。この年はダイワスカーレットが優勝していますので震災は直球サインではありませんが、ちょっとした四川サインがありました。
7枠12番 アサクサキングス 四位
8枠13番 ダイワスカーレット 安藤
8枠14番 アドマイヤモナーク 川田
ダイワスカーレットは、騎手名で四川にサンドイッチされていました。
もちろん大波乱の立役者になった2着アドマイヤモナークに関しては、色々は面白いサインがあったのは、また今度お話致します。
さてさて、
2020年 COVID-19 コロナウイルス
今年はどのような結末が待っているのでしょうか!?
12月はゲリラ的にブログをアップしてゆこうと思います。
有馬記念の登録馬が発表になる2週間前から、有料ブログをアップします。2週間ずっと楽しめるように追記形式になりますのでお楽しみに!
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