新人研修でバイオミミクリーのワークショップを行いました!
シグニフィの新人研修を担当している管理統括本部の田中です。
2022年6月某日、新入研修の一環として、お昼に会社近くの公園でワークショップを行ったので報告します。
ちなみに、シグニフィの新人研修は毎年4月~8月の5か月間行います。
最初の3か月は、OFF-JTとしてビジネススキルやプログラミングを学習し、残りの2か月は、Web制作などのOJTを行います。
以前の新人研修は、社外の研修会社が実施している研修に参加してもらう形でしたが、社内で先輩社員が研修を行った方がより会社の方針を理解してもらえるとともに社員同士の関係も深まると判断し、2020年度からは社内で新人研修を行なっています。
以上の思いで始めた社内研修ですが、さらに新入社員の絆が深まればと思い、ビジネスコンサルティング本部の丸田さんにお願いして、2022年度から新たに週1回程度、ワークショップを取り入れることにしました。
今回実施したワークショップのテーマは、
「チームワークを見つけるバイオミミクリー」
です。
世界ではサステナビリティを超えた「リジェネレーション(再生)」といった概念や「サーキュラーエコノミー(循環経済)」のビジネスモデルに注目が集まっています。それらのビジネスを作る上で、参考になる考え方として、「バイオミミクリー(生物模倣)」があります。
「バイオミミクリー」とは、生物を意味する「Bio」と模倣を意味する「Mimicry」を合体させた言葉で、長い年月をかけて作られた自然を模倣することで、持続可能な技術開発や仕組み作りが出来るという思想です。
バイオミミクリーの有名な実績として、新幹線の先頭部分の尖った形状をカワセミの口ばしを元に考案したことが上げられます。
バイオミミクリーの手法を学ぼうと、丸田さんから新入社員に、「自分が思う理想のチームワークを考え、そのチームワークのイメージを自然の中から探して写真を撮ってきて」と指令が出ました。
これには、バイオミミクリーの入り口に立つこと、お互いの理想のチームワークを知るという狙いがあるそうです。
公園に着いたらまずは腹ごしらえ。
昼食は各自用意して、木陰でみんなで頂きました。
パソコンの前で食べるのとは違い、新鮮で気持ちがよいです。
ランチタイムが終わったら、早速ワークショップ開始です。
「理想のチームワーク」のイメージを自然の中から探して写真を撮りましょう。
リラックスムードの中、写真はちゃんと撮れたのでしょうか……!?
それぞれがイメージした理想のチームワークはこちらです。
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① 今野さんの写真
② 山崎さんの写真
③ 山口さんの写真
④ 山中さんの写真
⑤ 和田さんの写真
⑥ 國井さんの写真
なかなか難しいお題でしたが、みんなちゃんと考えて撮影していましたね!
それぞれ違った視点や表現方法で面白いです。
講師を務めてくれた丸田さんが総括してくれました。
「歴史的にも人は自然から多くのことを学んで取り入れています。普段は長時間PCに向かって仕事をすることが多いと思いますが、いつもと違う環境で実際に体験することで、自分や同期のものの見方や考え方など、新しい発見があったのではないでしょうか」
バイオミミクリーの学びから、次回のワークショップのテーマ「SDGs」につなげていきたいと思います。
短時間のワークショップでしたが、バイオミミクリー思考のヒントを得られたのではないでしょうか。
感受性を育む訓練にもなったし、なにより仲間との思い出が1つできたのでよかったんじゃないかと思います。
皆さん、お疲れ様でした。
以上、新人研修のワークショップの報告でした。