[レポート]やってみようと来てよかったの溢れる時間/GYO THE 2nd — 餃子NIGHT vol.2
青「先日はありがとうございました。この間の話の続きしたいです!」
餃「いいね!餃子いこう!せっかくだから他の人にも声かけてみる?」
青「いいですね!」
前回の7月30日のSIGNCOSIGN餃子会に参加していた、大学4年生の将来の進路に悩む青年が、当日一番親身に相談に乗ってくれた人生の先輩 ”餃子先生” と交わしたこんな会話から、前回から1ヶ月立たずして8月27日、SIGNCOSIGN餃子会vol.2が開催されることとなりました。
「餃子先生おはようございます!今日新宿で餃子調達してから向かおうと思ってるのですが、どこか新宿おススメありますか?」
待つこと数分。
「先日発見したコチラが無茶苦茶美味しかったです!https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13184985/ 特にシソ餃子!」
は、はやい。そしてさすが。日々新規開拓し続けているのだなあ。と感心しながら夕方お店に向かいました。
(シソ餃子…シソ餃子…と。あったこれか。ん?ファンタジー餃子?)
シソ餃子と書かれている餃子の名前は『ファンタジー餃子』という名前がつけられていました。不思議に思い、やさしげだけどすこし不思議な空気をまとった店主の方に尋ねると
「シソって熱を入れると香りがなくなってしまうんですけど、熱を入れても香りがするように研究して、完成したものを初めて食べた時。”あ。これはファンタジーだ” と思って名付けたんです。」
と教えてくださいました。
(ファンタジーな餃子…どういうことだ…)
焼きあがった餃子を手にWeWorkまで急ぎました。
つ、つ、つややか。
19:30になりソロソロと集まってきてくださった皆さんと、いろんな餃子を囲んで乾杯。まずはぜひファンタジー餃子を!とさっきの店員さんの説明も共有しながら口に運ぶと…
「これは・・ファンタジー!!うまい!!!」
「いや、どんだけって思ってましたけど、うまいですねこれは」
餃子って奥が深い…。楽しい…。
初対面の人もいる中でしたが、餃子のおかげで場が少しずつ温まってきました。
と、餃子の美味しさにかまけて忘れそうになってましたが、この日はもともと、「大学4年生の将来の進路に悩む青年」が「餃子先生及び皆さん」と話をしたいといって、始まった会。
さあ、青年、悩みを打ち明けるんだ!さあ!
・・・
あれ?なかなか青年が話し始めない。確かに少し、「で、どうなの?」とか言われても困るよな。ということで、『もっと自由に!全員で!
有益なコトバやアイディアそして未来を共創する』という言葉と共に活動しているSIGNCOSIGN。最強のツールを準備しました。
付箋!!! そして ペン!!!
集まってくださった8人の皆さんそれぞれに付箋とペンを渡し、
「こんなこと話したい聞きたい。アイデアほしい。最近話したりてない。ということを付箋に書いてください〜」
とお願い。
青年だけでなく、参加者全員に書いてもらいました。そっと隣に座っていた青年に目をやると、ものの5秒くらいでそこには素敵な「問い」が書かれていました。よしよし。と思いつつ、全員の話を聞きたい&したかったので、まずは青年が相談をしようと決めた餃子先生の付箋からスタート。
『餃子スナックを開こうと思ってるけど、どう?』
650日程、今日まで毎日餃子を食べ続けている餃子先生。この先生がその人の後を追い、その人と同じバリカンを買って坊主にしてしまうくらい。そして、夜中に「今日の餃子もう終わっちゃいました?」とトゥギャザー餃子のお誘いをするくらい敬愛している、戦略家さんと一緒に、コンサル付きの餃子スナックをやりたい。だけど、戦略家さん(この日もその場にきてくださってました)には断られてしまった。どうかな?という相談。
餃子と餃子先生の持つ、場を温める力を体感しているわたしとしては、これはやってみてほしい!と思い「ぜひやってください!場所はWeWorkで一度やってみたらどうですか?」と提案。「日によってコンサル・デザイナー・ネーミングとかとか違っても面白いですね」なんてアイデアもでつつ、「やってみます!今日きてよかった〜」という一言が餃子先生から、こぼれました。
餃子先生と餃子を囲むと、ポジティブな空気が流れ、アイデアも心なしか出やすくなるような気がします。餃子先生と餃子を囲みたい!というかたはぜひこちらをまずはご確認あれ。
『私は、コーヒー先生になりたい』
以前からコーヒーがとても好きとお話されてた通称「がーこさん」。餃子先生に先月のSICNCOSIGN餃子会で出会ってから、自分もコーヒー先生になりたい。と8月は毎朝、出勤前に空いているコーヒー屋さんを開拓し、情報をInstagramにアップし続けているといいます。
(す、すてきだ。餃子先生の行動や熱量が、あの餃子会の場所で伝染して、別の人の背中を押した。終始勝手に感動するわたし。)
コーヒーへの熱い想いや知識が、がーこさんの口からでてくるでてくる。「これはもう、すでにコーヒー先生ですよ!知識がすごい」本当にそのくらいコーヒーへの愛が言葉の節々から感じられました。その中で
「けどコーヒーって競合が多すぎるよね。」
「何か1つ差別化ポイントが欲しいね」
お。さすが戦略家さん。レッドオーシャンなコーヒー会での戦い方を一緒に考え始めます。
「私、コーヒー飲めないんです。だけど、飲めるようになりたい。友達とご飯食べた後とかコーヒーいく?ってなった時に飲めないのが悲しい。」
「確かに、1人だといいんだけど。誰かと一緒にいる時には飲めたらいいなあと思うよね。共有ができないというか。」
「ああ、それお酒もそうですね。僕は日本酒が飲めないから。」
“コーヒーが飲めない人が飲めるようにする専門の人とか面白いかも”
そんなアイデアもでました。最後に餃子先生に何か一言アドバイスを求めると
「ガチレスすると。発信をし続けることですね。発信しつづけてると情報も集まってくるし、何かしらでいつか活動につながってくる。」
『ぼくはなにを食べ続ければいいですか?』
餃子、コーヒーときて、流れを組んでいたかのようにこの問い!笑
「何であれば毎日食べられますか?」
「チーズ」
「チーズかあ。もういるな。チーズの人。」
「タピオカはどうですか?」
「ん?」
タピオカが好きすぎて、食べ歩きはもちろん。自分の家でタピオカを作り、保冷スープ用のジャーに入れて持ち歩き、ジャーに少しだけミルクティーを入れてスプーンでタピオカを休み時間に食べ続けるくらいのタピオカ好きからの提案でした。
「いやいやそれはすごすぎる!むしろあなたがタピオカ先生になったほうがいい!笑」
そうしてここにタピオカ先生が誕生しました。
「やってみます!」と言っていたので、近日タピオカ先生が発信を始めると思います。その時はまたみなさんにも共有しますね。
『好きなアソビはなんですか?』
食べ物の話がようやく落ち着きました。ふう。お腹もいっぱい。
お仕事で子供向けにプログラミングやモノづくりを教えていて、お家でもお子さんと色んなものを作って遊んでいるという加藤さんの問いが「好きなアソビは?」この間はダンボールを使って、こんなものを作ったんだとか。
す、すごすぎる。お子さんが羨ましい。
「わたしは最近稲穂を入れるカバンを作りました」
えー!!!
気になる方は「レキシ 稲穂 ライブ」で検索すると画像がたくさんでてきますので、そちらをご確認ください。
「僕、古着が好きで。一点物が好きなんですけど。最近は、自分で服を作り始めました。全部自分の好きにできるからいいです。」
欲しい物は自分で作ってしまおう!すごくいいなぁ。みなさんクリエイティブ。
「そういえばこの間、お世話になっている会社のグッズデザインを勝手に作って送りつけました。仲がよくて、考えてたらアイデアやイメージが湧いてきてしまって。そしたらそれが採用されたんですよ〜!」
と加藤さん。これまたすごい…!
自分の好きに正直に、自分の仕事は自分で作る。すごく素敵。
オシャレ餃子Tシャツ、餃子キャップ、餃子めがね、餃子マペットなどなど作りたいねという話にもなりました。笑
作りたいものの妄想話をみんなでするのはすごく楽しい。
イベントやワークショップのデザインからのノベルティ作り。
ノベルティ作りをみんなでしよう!というワークショップ設計。そんなこともSIGNCOSIGNメンバーではできますので、お問い合わせお待ちしてますー!
『「やり切る」とは?』
お待たせしました。皆さん忘れかけたかと思います。今日の本題。
「大学4年生の将来の進路に悩む青年」の相談にのろう。
青年が出した「問い」は、「やり切るとは?」というものでした。お題がでた瞬間、場が少しどよめきます。
「大学を1年休学して、企業のインターンシップなどに複数参加したりしている中で、何人かの人に全部の活動において「やり切っているのか?」と聞かれました。そんな話を聞きながら、就活などでも、4年間1つの活動をやり続けた人の方が強いんじゃないかと思ってしまう。だけど僕は僕なりに一つ一つやり切った思って進んでいて。直感で判断して道を決めてきました。やり切るってなんなんでしょう」
「どっちの方が楽ですか?色々やるのと1つのことをやるの。色々やる方が楽というかやりやすい人も、1つのことに集中してやるほうがやりやすい人もいます。自分の癖に人生を合わせて行くしかない。」
「やり切るのが自分の素質にあっている人はそれが正しい道だと思うし、色々動くほうがいいという人はそのほうが正しいと言ってる。」
「沢山のことをやるほうが自分に合っているなら、その自分の特性に合わせて、最大のメリットや価値を出せるようにフォーカスすればいい。行動の原点は人の癖で、それは変わらないから。直感もわりと信じたほうがいい。」
「そうか。確かに僕の父も母もずっと教師で、1つのことをやり続けてきた人です。だからそんなにふらふらしてて大丈夫かと心配する。だけどそれは自分の道が正しいと思ってしまうのと、そもそも特性・癖の問題かもしれないですね。」
問いについての皆の話しを終えて。今日来た時よりもなんだか、すっきりした顔をした青年がそこにはいました。
GYO THE 2nd.
加来がつけた今日のイベントの名前。
Go Your Own way.
という意味も実は込められていました。
自分自身の道を歩んでいこう。自分は自分でしかないのだから。
ちょっと、しんみりして、今日の記事は終わりにしたいと思います。
GYOで進んでいきましょう。
SIGNCOSIGNはGYOな皆さまとお会いできるのを今後も楽しみにしております。
2018.08.27