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天野月 AMN リクエストアワー THE ACOUSTIC

今回は推しの記事です。
あくまでこれは備忘録であり、感想文なので推しとかようわからんし…って人はそっ閉じで回れ右でも大丈夫です。
(ていうか長すぎる上に知っている方以外おいてきぼりなので、ついてこれない可能性があります…)

9月15日はAMNリクエストアワー THE ACOUSTICでした。
私はおうちで配信組でした。

以下リクエスト投票結果をば。

1位 Gravity (29票)
2位 Daisy (25票)
4位 ライオン/空中散歩 (23票)
5位 花冠 (21票)
7位 箱舟/空と海とハレルヤ(20票)
9位 くれなゐ/人形 (19票)
11位 月/ビューティフル・デイズ(18票)
12位 スースーしたいの (17票)
14位 Stone/真珠 (16票)
17位 青紫/時計台の鐘/1/2-a half-(15票)
21位 HONEY?/傀儡/サンドリヨンの番犬/パブロフ(14票)

アンコール
同率22位から ジュビリー(13票)

以上のような結果となりました。
私はGravityと空中散歩とライオンに投票しました。
投票した曲が全部ランクインするのは今回が初めてですごく嬉しかったです。

なんと初っ端から20位がないというね…21位が4曲。
「HONEY?」が曲の途中まで弾き語りというのが斬新でしたね。
月さんの弾き語り好きなので、嬉しいアレンジでした。
以前、サルベージできたレコーディング音源ちょっとだけ公開してくれたのもポイントだったかも。

「傀儡」のじぇっとさんのギター、まるで傀儡を操る糸が目に浮かぶようでとても好きです。
ほんと手がしんどくないのかな…。
アコースティックバージョンは温かい雰囲気で華やか。
籠島さんのピアノがキラキラしているのがいいよね。

「サンドリヨンの番犬」はなんか久々な気がする。
投票した人すごいね、原曲に近い感じではあるけど、イメージ的にはむしろこっちのほうが合ってるかも。
この曲歌ってるときの月さんってお茶目でかわいい。でも番犬のイメージはケルベロスで凶暴な護衛はバックバンドの皆さんだとか…無理ゲーすぎませんか?(笑)

「パブロフ」はいつの頃からか支持されはじめたよね。ジワジワ広まったのかな。
原曲は疾走感あって切ない感じなんだけど、これはこれでオシャレでいい。
こういうの何ていうジャンルかわからなくて伝えられないんだけども…。
ベースがあっきーさんに通ずるかっこよさを感じた。

「青紫」はどうしたってかっこいいよね。
聴き入ってしまう。
大サビ前のブリッジの部分で籠島さんのピアノが炸裂しまくってる。元々ドラマチックな曲ではあるんだけど、大人っぽい落ち着いた雰囲気と激しさを併せ持ったアレンジ。

「時計台の鐘」は最近やってないからって投票した人多かったのかな。
指切り交わした〜のとこで指切りポーズして歌ってたのが印象的だった。多分オレじゃなくてもみんな見とれちゃったね。
籠島さんのピアノはもちろんだけども、ベースのトゥルルットゥーットゥーットゥーッってのがいいんだよね。

驚かせてやろうという意思をひしひし感じた「1/2-a half-」
疾走感増しててかっこよかった。
ちょっとラテンぽい…かな?
この曲は忘れた頃ランキングに戻ってくる。根強い。
元はエレキバンの歌なのに…(ボソッ
エレキバンだった頃の歌詞をぜひ読んでみたい…。

「Stone」に票入れた人すごいね。
この曲を聴いた当時は
“この人は自分より少しお姉さんでまだ若いのに、こんなこと思うんだ…。そこにどんな経験があったんだろう…?”
って想像しても想像つかないとこがあった。
ずっと変わらないものが心の中にあるから歌える曲だと思う。

「真珠」も根強い。
眠くなるっていうのは褒め言葉として使わないことは理解してるけれど、アコースティックバージョンのこの曲を聴くと心地よさで癒やされるのかほわーっとして眠くなる。
水族館ツアーでも同じこと感じたんだよね。
同じように感じる人いるかなぁ。
真剣に歌ってんだから眠くなってんじゃねぇよって話だけどね(笑)
籠島さんのピアノが良すぎて原曲を超えてる感じがする。
とても美しい曲だと思う。

そんな心地よい余韻をぶち壊してくスタイルだった「スースーしたいの」
イントロからぶち壊しでお客さんにも笑われてました。
スースー(平本さん)の歌が過去イチずれててな!
月さんが吹き出して歌に支障が出たのはタイガーマシーン以来かも。レア回。
歌詞はミンティア宣伝ソングだけど、演奏はとてもロックで普通にかっこいいんだよね。
じぇっとさんがめちゃめちゃ盛り上がってんじゃーん!って言ったね。

「月」は今年のアコースティックツアー定番曲。
この曲のアレンジも曲の地力を感じる。
ささやかなトライアングルの音が綺麗だった。
近年取り組んでいる『抑えた歌い方』が映えるアレンジですね。

歌といえばね、ここでちょっと脱線してしまうが書かせておくれ…。

ロックだったAMNでも感じたことがあってね。
これは私の個人的なこだわり、趣味の話なんだけれども、今までずっと、体に染み入るような、空間をすぅーっと包み込むような声の人を探していたんだよね。
まさかそれをさ。
ここにきて、月さんが手に入れるとは思わなかったね。 感動した。

話を戻しましょうね。
「ビューティフル・デイズ」のイントロってちょっと昔の洋楽とかにたまにある、厳かさみたいなのがあって好き。
もうここで終わりでよくない?って言ってたけど、月さんはエンディングに合った曲作るの上手いんだよね。
実際ライブとかでも締めの曲だったりするから、イントロ聴くと同時に頭の中で「本日はありがとうございましたっ!」って声が再生されちゃうんだよね。巨大獣とかもね。
そういう人結構いるんじゃないかな。

“悔しい気持ちがあたしを進めていく”ってまさに月さんだな、って思う。

「くれなゐ」は凄かったね。初めてみたいに驚いてしまったけど、確かに以前もやった気がするね。記憶しっかりしろ、自分。
今回の配信はすごく音の感じがちゃんとバラけて聴こえて聴きやすくて、このアレンジのヤバさをひしひし感じた…。
コードを変えてあるらしいんだけど、サビの歌のメロと他のパートがあまりにもかけ離れすぎてて、よくこんなノーヒントで歌えるよなって思う。
他の曲では美しいなぁ…と感じる籠島さんのピアノも、ちょいちょい入れてくるオシャレフレーズがもはや罠に思えてきたよ。
ちなみに御本人は「全然歌える。大概どうなっても歌える」だそうだ…。
ボス仕込みのスパルタに耐えてきた天野だ、面構えが違う。

「人形」のアコースティックも以前披露してましたね。
人気だろうなぁとは感じていました。
元々がガチガチのガチロックなので静かに始まるこのアレンジになると、歌いだしの部分に歌い方も相まって狂気めいたものすら感じますね。
途中からベースが強めに存在感出してくるのもかっこいい。

まさか「箱舟」が来るとは。さすがのファンのセレクトやばい。
昔R.T.Z.だったと思うんだけど、確か最後のほうにこの曲をやってたんだよね。
みんな楽しそうですごい温かくて、でもそれが最後なんだってことがとても悲しかったんだよね。
今こうして違うメンバーではあるけど、違った良さでまた歌ってくれていて、本当に良かったって思う。
(ふとしたときにぼんやり記憶戻ってくるな…?)

「空と海とハレルヤ」の鍵ハモめっちゃ良かった。バクパイプのイメージなんだろうけど、鍵ハモだと優しい感じがするよね。
ずっと吹いてるから籠島さんは大変そうだけど…。
会場でみんなで歌ってて楽しそうで良かった。ハモリ我慢大会だけどね(笑)

「花冠」どんだけ人気なんだよ!
ROCKにもいたのにアコースティックにもランクインしてて、実質一番人気なのかもしれないと思った。
私の歌を聴け!ってアレンジでしたね。
今までねエアー感のある声だったんだけどね、なんか芯があるんだよね…なんていうか…スポーンっと、ずーんっと、聴いてる人の体に真っ直ぐ入っていくような感じというか。
上手くいえないんだけども…。
あるんだよなぁ、あの感じが。
すごい変化だと思う。
イントロおしゃれな曲多かったけど、これはアウトロが良かった。

「ライオン」おかえり!(泣)
アコースティックツアーでよくやっていたので、ランクインするか心配でした。
シングル候補ぐらいだっただけあって、歌詞が神がかり的に良いんだよね。まるでその景色が見えるようでね。
大好きな曲ですね。
アウトロのギターが熱い。

推しアレンジの「空中散歩」
疾走感あるピアノはてっきり籠島さんが考えたのかなと思っていたんだけど、じぇっとさんのアイデアだそうで。
じぇっとさんありがとう…!

こんな上にくると思わなかったって言っていたんだけどね、これについてはね、ちょっとまた長くなるけども語らせてほしい。

原曲は優しいふんわりした雰囲気で歌詞の切なさを包んでいる感じなんだけど、このアコースティックバージョンは全く新しい側面を見せてくれてたんだよね。

ピアノとドラムは軽やかで疾走感があるんだけど、ギターとベースはわりとズーンとした音で骨太で、それが強い生命力みたいなものを感じさせるんだよね。
全力で生きている、という感じがするアレンジだなって思った。

配信で初めて聴いたとき衝撃を受けてたら、コメント欄だとかSNSだとかでもこのアレンジに感動している方がちらほらいて、みなさんの反応に手応えを感じたんだよね。

『これは、いけるぞ』って。

なんでお前が手応え感じるんだよって話なんだけども(笑)

BLACK BEAUTYとかもしびれるアレンジで捨てがたかったけれど、あの反応ならばきっと投票してくれる方がいるだろうと賭けて、こちらに投票しました。投票してくれた方、ありがとうございました。

「Daisy」がここの位置にいるのはすごいよね。私の勝手なイメージなんだけど「Stone」とこの曲はどこか似ていて、ザ・天野というか生き様を感じる曲たちなんだよね…もちろん他にもそういう曲はあるんだけど…。
なんていうか…そう、雑草。
雑草を感じるんだよね。デイジーだけど。

じぇっとさんの泣きのギターが良すぎるんだけど、スライドギターを入れたいって月さんが頼んだことだとは知らなかった。
この曲のイントロを初めて聴いたとき、じぇっとさんで良かったなって思ったんだよね。
この曲の入ったアルバムが別に初参加ってわけでもなかったんだけど、私の中ではじぇっとさんといえばあのフレーズなんだよね。

1位は「Gravity」でした。
そりゃそうだろ!と思っていたのですが、意外にも接戦だったようで。
私はわりと新曲に票を入れるんだよね。
この曲と海のダイヤで悩んだけど、やっぱりこっちだろうと思った。
この曲って上手く言い表せないというか、言い表すことが憚れるほどの完成された雰囲気がある。
だから何も言えないんだけど…この曲で救われたって方を見かけて、自分が思っている以上に、本人だけではない他の誰かにとっても重要な意味合いを持つ曲なんだって、気付いたんですよね。
投票して良かった。

アンコールは惜しくも22位だった曲から「ジュビリー」でした。
ここに入ってたの奇跡じゃない?
しかも、もう片方はHowlingとか…なんか第六感働いてるようなファンの方いますね…。
鍵ハモ曲で締めっていうのもいいですね。
ジュビリーは25周年などの区切りのお祭りを意味しているそうだけど、演奏も収穫祭のような牧歌的で穏やかな雰囲気でしたね。
再来年、またこの曲聴けることを楽しみにしてます。
それまでみんな元気で、何事もないように!私も頑張って生きよう。

…ということで。
大いに主観、思い出話だだ漏れの読みにくい長文になってしまいました。色々と溢れ出てきてな…。だが、後悔してない…!

とても良いライブでした。
さすがにかなり集中力が必要なライブだったようで、みなさんいつもより真剣な表情でしたね。生田目さんかなり険しい顔してました(笑)

クラシカルな雰囲気のレースのトップスが似合いすぎてて眩しかったですね。
靴下がまさか赤いとはね。
赤い服着れないって話してたからかな…。
琵琶湖Tのおかげでレアな赤くない平井武士さん見れましたね(笑)

次はいよいよフェスですよ!
晴れるといいね。
私はやっぱり戦々恐々だけども。
頑張る…!頑張ろう…うん。