Copilot Pro
Microsoftから「Copilot Pro」(3,200円/月)がリリースされ、Microsoft 365 Personal/Familyなどを使用している個人ユーザーでも、Copilotの有料機能が一部利用できるようになったので、試してみることにしました。
ChatGPT Plus(20$/月)も契約しているので、両方とも支払い続けるのは辛いところですから、いろいろ試してみて「Copilot Pro」が自分の使い方に合っているようであれば、乗り換えたいところです。
「Copilot Pro」を、Microsoft 365 Persona/Familyを購入しているMicrosoftアカウントに紐づけると、Bing Chat(Copilot)の画面も「Coplilot Pro」になって、言語モデルも「GPT-4」と「GPT-4 Turbo」が切替えられるようになります。
同様に、MicrosoftアカウントでサインインしているWindows 11やMicrosoft EdgeのCopilotも「Coplilot Pro」に切り替わります。
WordやPowerPointにはリボンに「Copilot」ボタン(右上)が追加され、Copilotとチャットをしながら文章やスライドを作成したり、文章の推敲や要約を行うことができます。
また、Wordが一番Copilotと統合が進んでいるようで、行頭にCopilotのアイコンが表示され、インラインで文章の作成などを行うことができます。
OutlookやOneNoteはUIが少し異なりますが、WordやPowerPointと同様に、Copilotによる文章作成支援や要約などを行うことができます。
上記のアプリは、Web版でもデスクトップ版でもCopilotが利用可能ですが(一部、機能に差がある場合がある)、ExcelだけはWeb版でのみCopilotが使用可能で、まだ、デスクトップアプリでは利用できません。
また、プロンプトの入力やチャットも英語のみの対応で、日本語は使用できません。Excelは高機能なので、開発が追い付いていないのでしょう。
まだ、触り始めたばかりで、どちらが良いとは言えないところですが、WordやOutlookのような文章作成が中心のアプリとの連携は完成度が高く、PowerPointやExcelなどはまだまだこれかといった感じだし、そもそも文章でやりとりする方が面倒な作業も多そうな印象です。
現状であれば、ChatGPT Plusの方がシンプルだし、必要なら少し突っ込んだ使い方もできるので、応用は効きそう。
とは言え、Copilotもこれからそんどん進化していくだろうし、Copilot側から入力内容に応じたプロンプトのサンプルや提案をしてくれるので、プロンプトを捻り出すのに頭を悩ます必要も減りそうなので悩みますね。
取り合えず、1ヶ月間「Copilot Pro」を使ってから考えようと思います。