Recraft V3は英国のRecraft社が10月30日に発表した画像生成モデルで、Midjourney v6.1 やFLUX 1.1 [pro]をしのぐELOスコア(イロ レーティング)を記録して話題となりました。
また、Recraft V3 はプロンプトに日本語が使えたり、生成画像に様々なスタイルを適用できるなど、高品質で多機能な画像生成モデルで、自由度が高くて使いやすいUIを備えているところも魅力です。
で、相変わらずですが、Recraft v3で、FLUX.1 [dev]、Igeogeam 2.0、ImageFx、FLUX1.1 [pro] 、Midjourney v6.1、Stable Diffusion 3.5 Largeと同じプロンプトで建築画像を生成させてみます。
内観
外観
まとめ
競合の画像生成モデルよりも高いELOスコアを叩き出したという割には、個人的には少し期待外れの結果となりました。
あっさりとしていて好感の持てるものもありますが、全体的に建築デザインがやや古めかしく感じるのと、パースペクティブが歪みがちで、Stable Diffusion 3.5 Large などと同様、ディテールや点景となる人の形も崩れてしまうことも多いようです。
人物などの描写や文字入れは強いようなので、広告やロゴ、パッケージデザインなどのデザインワークに向いている画像生成モデルと感じました。