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複数モデル対応画像生成アプリをDify v0.9.2に対応させる

Saas版 Dify が v0.9.2 に更新され、新機能の実装や既存機能の強化が行われると同時に、コンテンツセキュリティポリシー(CSP)もサポートされるようになりました。

そのせいか、以前 作成した複数モデルを切替えながら画像生成ができる、自分専用のWebアプリで、生成結果の画像がインライン表示されなくなってしまいました。

このアプリでは、各画像生成AIよって生成された画像のURLを、「回答」ブロックに直接 Markdown 記法で「![代替テキスト](画像のURL)」のように記述していました。

しかし、各画像生成AIの画像アップロード先が Dify のドメインと異なるので、CSPに引っかかってしまった模様。

そのため、「回答ブロック」の前に「HTTPリクエスト」ブロックを置き、一旦、画像をGETしてから「回答」ブロックに渡すよう修正しました。

修正した画像生成のワークグロー

GETした画像は Dify にアップロードされ、出力変数「files(Array[File])」に格納されるので、「回答」ブロックでこの「files」を参照すると、以前と同じようにインラインで表示されるようになりました。

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