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GPTsのCustom ActionsでNature Remoのセンサー情報を回答するカスタムチャットボット作成
2023.11.18
サム・アルトマンCEOの解任で、今後OpenAIがどうなるのかなあ...と思いつつ、GPTsのCustom Actionsで、自宅の仕事部屋に設置している環境センサーの温度・湿度などを、関西弁w で答えるカスタムGPTを作成するテスト。
ChatGPTと対話しながらノーコードでカスタムGPT作成
GPT Builderで、ChatGPTと対話しながらノーコードでカスタムGPTを作成できます。Instructionsで、チャットボットの会話や振る舞いなどの条件指示します。(ここでは関西弁で明るくフランクに話すよう指示している。)
![](https://assets.st-note.com/img/1700470827904-F9xf7A56gm.jpg?width=1200)
環境センサーデータを取得するためのCustom Actions作成
下の図のように、Nature Remo Cloud APIから環境センサーデータを取得するためのSchemaを記述。Authenticationは、Authentication Typeで「API Key」、Auth Typeで「Bearer」を選択して、Nature Remo Cloud APIのAPI Keyを入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1700470852795-1o3NCnfasK.jpg?width=1200)
{
"openapi": "3.1.0",
"info": {
"title": "Get sensor data",
"description": "Retrieves current sensor data for my home office.",
"version": "v1.0.0"
},
"servers": [
{
"url": "https://api.nature.global"
}
],
"paths": {
"/1/devices": {
"get": {
"description": "Get sensor data for my home office",
"operationId": "GetSensorData",
"parameters": [
{
"name": "自宅仕事部屋",
"in": "query",
"description": "Get sensor data for my home office",
"required": true,
"schema": {
"type": "string"
}
}
],
"deprecated": false
}
}
},
"components": {
"schemas": {}
}
}
WebブラウザとスマートフォンでのカスタムGPT実行画面
Webブラウザとスマートフォンでの実行画面。現在の環境センサーの情報を取得して、自然言語で回答してくれます。GPT Builderでの指示した通り、関西弁でフランクに回答していますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1700470995543-MfIOvnMtcQ.jpg?width=1200)
環境センサーBOTのデータの流れ
環境センサーBOTのデータの流れは以下の図の通り。GPTsのCustom ActionsでNature RemoのAPIを呼び出し、温度・湿度等の情報を取得して自然言語で回答します。
Nature Remo Cloud APIのHTTPレスポンス(JSON形式)をそのまま渡しても、GPT-4が適当に解釈してくれる模様...
![](https://assets.st-note.com/img/1700471019675-L9pGmfv5jU.jpg?width=1200)
外部サービスのAPIとの連携したチャットボットが、実に簡単に作成できてしまいます。「AIしげちゃん」作成時、OpenAI APIのFunction Callingでゴリゴリとコードを書いてのは何だったんだろう?と思ってしまいました。
しかし、こうなってくると、いろいろ妄想が膨らんでくるね...w