XFやってるんですが
この記事は、Ingress & Wayfarer Advent Calendar 2020 の12月14日分として、私、sigmarlが書かせて頂きました
そう云えば、今日は赤穂浪士の討ち入りの日ですね
全く関係ないですね。実は、これ書いてるのは12/2で、12/14になにかあったような…と思い返し…忠臣蔵しか思いつかなかった。
1日早ければ、日本沈没とかあったんでしょうけど
あ、Ingressの話しです
この中途半端な日に、この記事を読んでいる方は、ほぼ間違いなくIngressのAGだと思うので、Ingressが何か、なんて話しは割愛します。多分、どっかでやってるでしょうし。
私は、まあ、XFの話しをします
Ingressで所属陣営の垣根を越えて交流することをXF(クロスファクション)と云うのですが、地元だとXFに積極的な人って少数派で、特に私の所属陣営だと更に厳しかったです。はい。過去形です。
ご存知の方は今更な話しですが、Ingressに於いて陣営は二つしかないので、スキャナ上で戦える相手は、自分が所属していない相手陣営しかいません。
つまり、お互いがいなければゲームとして成立しないのですが、にも拘わらず、相手の存在を無視したり、排除を試みる人は結構います。
私の地元にもそう云う人達はいたみたいですが、幸運なことに、今はあんまり見かけません。
正直、この相手を排除しようと云う思考が、私にはちょっとよく分からない。
相手が居てこそのゲームです(Ingressをゲームとするかどうかはさて置いて…)
…だって、スゴロク、一人でやる?CPUが相手してくれるワケでも無いのにボードゲーム、一人でやる?
対戦相手居なくなるってそう云うことですよ。
そりゃね、プレイしてれば、腹が立ったりムカついたりすることもありますよ。…でも、それは多分、お互い様。
色々やられたら、今度はその裏をかいて、…って結構面白くないですか?
何度か地元の緑さんの作戦に気付いて阻止したことがあるんですが、いつだったか、丸一日掛かってガチガチのバトルで、阻止した、されたの関係にも関わらず、翌日お会いした時に云われたのは
悔しかった。でも、あれがやりたかった。本当に楽しかった。
私も、もう一回あれが出来るなら、一ヶ月くらい有給使ってもいいです。多分、そんなに使わないと思うけども。
いい年した大人が本気で遊んで戦えて、熱中出来る
そんな遊び、結構、希少だと思うんですが、こう云う体験も相手がいてこそ、なんですよね。
Ingressって、どこで誰が何をしてるってのがログとして表示されるのですが、その誰、って云うのが、アバターとかアイコンとかではなくAG名で表示されます。
なんと云うか、これが無機質な感じでSFっぽいと云えばSFっぽいんですけど、一緒に活動している相手や戦っている相手をイメージしづらい。
なので、自分が攻撃されたとか、自分のやろうとしていることが阻害されたとか云う事態になると、相手のイメージが固まらず、ネガティブな感情と共に、ネガティブな方向に想像を膨らませがち。
自分が受けたネガティブなストレスが、その原因となった相手のイメージとして結びつく…なんてことはよくあることですが、その相手の正体が分からず、姿も見えない、なんて状況なら、それは特に起きやすい。
イメージが湧かないので、自分がイヤな思いをしたのは相手がイヤなヤツだからだ!って思っちゃうんですよね。
ところが、活動中やイベント等で相手のAGと顔を合わせる機会があると、それまでは、正体不明の得体の知れない漠然とした相手だったのが、一個の人間としてストンと現実化する。
いわゆる、知り合い、になるわけです。
実社会でイヤな人って、そんなに多くないですよね?実社会で知り合いに故意にイヤなことする人はもっと少ないと思うのですけども、
それなのに、IngressのAGだけイヤな人が特に多い…なんてことがあるハズも無く、そこにあるのは考え方や立場の違いだったり、単に誤解だったり…ってことが多いみたいです。まあ、実社会でのイザコザもそんな感じなんですけども(とは云え、実社会同様、極端なヒトが居ないワケでも無いので、そこは要注意)
ところでIngressには、そんなトラブルを避ける為の一つの約束事があります。
エージェントプロトコル
プレイヤーたるエージェントがIngressの活動を続ける上での約束事です。
(Nianticのリリースが殆どIngressのみだった時期ははエージェントプロトコルとして一つにまとめられていたのですが、現在はエージェントプロトコル及び、Nianticプレイヤーガイドラインとして明示されており、記述の変更や内容の重複もみられます)
昨今、結構な活動歴を持つ人で、これを読んでない人がそれなり数いるみたいで、ちょっと、それどうなの? って思っちゃうんですが、(…その割りに私も時々しか見ないんですが…)その冒頭に、こうあります。
Niantic は、現実世界のすべての方々とプレイヤーにとって、Ingress が楽しくかつ安全にプレイできるゲームであってほしいと思っています。 Niantic プレイヤー ガイドライン、および以下のエージェント プロトコル ガイドラインを留意いただき、他のプレイヤーと周りの人々に尊敬の気持ちを持ってプレイしてください。
以上まで引用
他のプレイヤーと周りの人々に尊敬の気持ちを持つ
これがIngress(もしくはその他の位置情報ゲーム)をプレイする上で、最も重要な理念だと考えています
この、他のプレイヤーとは、今活動している自分や相手の陣営に所属しているプレイヤーだけではなく、過去、これまでのIngressを作り上げてきたプレイヤーと、この先のIngressを形作っていくことになる、今始めようとしているプレイヤー、そして、いつか始めるであろうプレイヤーのことです(スプーファーと複垢は私的には対象外)
この、他のプレイヤーと周りの人々への尊敬の気持ちがお互い充分にあれば、多くのトラブルは回避、解決出来るし、より良い環境になっていくと考えています。
もし仮に、それでも生じてしまうトラブルがあるとすれば、一部の方にはお馴染み
だいたい…で始まる例のヤツの所為かも知れません
と云うところで、この記事を閉めたいと思います
ご精読ありがとうございました
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