こんにちは。Sigmaです。
妖怪や魔物、魔女など、「人でないもの」になるのが趣味のものです。
こちらの記事では、そんな私が今までに化けた妖怪を一覧にし、言い伝え(創作も含む)や写真をまとめてみました。
撮影依頼やコラボ、ファンアートの製作などにも、ぜひご活用くださいませ。
嫦蛾(ジョウガ)
妖怪紹介
「嫦蛾」は、「嫦娥」をベースにした創作妖怪です。
言い伝えも「嫦娥奔月」の一説をもとにした創作の物語のため、史実とは異なります。
仮装のこだわりポイント
・触角が発達した鹿のような角(製作/角処夏梅)
・大きく軽い、風に舞う蛾のマント(製作/costurero real)
・アンティークの着物。蔦模様に銀糸が織り込まれてキラキラと光ります。
・日本の伝統工芸品である、佐賀錦の袋帯
・額と胸元(ファーに隠れて普段は見えません)を飾る鮮血のような紅のジュエリー(製作/three fox tail)
・日本の伝統とアーティスティックな感性をMIXした、白塗りと赤いお化粧
参加イベント
亀姫
妖怪紹介
福島県の猪苗代城に住む妖怪の姫。
泉鏡花の「天守物語」などに登場する。
姫路城に棲むという刑部姫(おさかべひめ)の妹として描かれ、
姉のもとへ訪れる際に男の生首を手土産にしたという言い伝えがある。
衣装のこだわりポイント
・亀姫の名前にもある「亀」や、猪苗代城の異名である「亀が城」をイメージした、緑の打掛
・打掛と対照的に鮮やかな朱色の着物やアクセサリー
・江戸のお姫様らしく飾り立てた帯やかんざし
・髪飾りに使用した人間の手の骨
・反対色を取り入れた印象的なお化粧
参加イベント
ゆめむし
妖怪紹介
蝶の式神。主人とはぐれ、京の都をさまよっている。
主人の霊力がないと、だんだんと「鬼」としての本性があらわれ、白い顔が割れてしまうとか。
また、ゆめむしは「百鬼夜行のさきぶれ」としての顔も持ちあわせている。
彼女を見かけたら、その後ろには百の妖怪がぞろぞろ歩いているかもしれない……。
衣装のこだわりポイント
・和紙の白と墨の黒のコーディネート
・「中身が鬼」であることを示すために、インナーは黒。形代をイメージした白を外側に纏う。(バランスが乱れると、衣も黒に染まっていく)
・儚くゆれる蝶の翅(製作/costurero real)
・額に青く燐光する「鬼の瞳」(製作/UPON HANDMADE)
・墨を引いたようなグラデーションの角(製作/角処夏梅)
参加イベント
黒狐の八穢(ヤエ)
妖怪紹介
むかしむかし、とある人間に助けられ、そして死に別れた狐。
好物は、おあげときつねうどん。
なぜか人間たちに「八穢ちゃま」と呼ばれている。
衣装のこだわりポイント
・獣の笑みと鋭い牙を模した面頬(製作:おめんのかしまや)
・恨みと呪いを宿した赤い羽織
・獲物を狙う鋭い瞳
・肉を断つ呪いの爪(自作)
参加イベント
百目鬼(ドウメキ)
妖怪紹介
百の鳥の目をもつ鬼。
鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に描かれている妖怪で、腕にいくつもの目のある女の姿をしているといわれている。
Sigma扮する百目鬼が男であるのか、女であるのかは不明。ご想像にお任せします。
衣装のこだわりポイント
・孔雀の意匠をふんだんに取り入れ、「目玉」を表現
・腕や顔にメイクで目を表現
・背中の大きな瞳
・紫陽花の花が咲く傘がトレードマーク
参加イベント
その他
一度だけ撮影のために用意した衣装や、名前のない妖怪たち
水鬼
猪苗代湖に夕暮れどきだけあらわれる鬼。水辺で舞を踊っている。
蝶鬼
秋の里山に舞う雌雄のあやかし。夢を見ることが好き。
紅い異形
正体不明。紅色の異形。
とある遺作の人形
誰かが遠い昔に作って捨てた人形。
妖
閏年の魔物
四年に一度だけあらわれ、予言を授けるかわりに生贄を一人連れ去るといわれている。
以下、準備中の妖怪たち
白蝶の女/名称未定(???)
妖怪紹介
霊魂を司る蝶の化身…?
参加予定イベント
酒呑童子(シュテンドウジ)
妖怪紹介
大江山に伝わる大妖怪。
参加予定イベント
おまけ
嫦蛾がいまの姿になるまでに何度かの変遷を経ている。
その一例が、ランプシェード異形頭バージョン。