プレーオフ第二節インタビュー記事〜ふくちゃん選手〜
L「Σリーグ第一期プレーオフ第二節。今回は2ーB卓で見事トップを取られましたGENESIS所属、ふくちゃん選手に来ていただきました。長いレギュラーシーズンを耐えぬき、待望のトップ、おめでとうございます!今のお気持ちをお聞かせください。」
ふくちゃん「このメンツで勝てたのはめちゃくちゃ嬉しいです」
L「ありがとうございます、ハイレベルな卓での見事なトップであったと思います。」
L「早速場面に移っていきましょう。東2局2本場。ダブ東を重ね副露も出来る手でしたが、こちら七対子を選択。見事西単騎の立直となりました。人によっては面子手との渡りもみそうでしたが、この時の思考をお聞かせください。」
ふくちゃん「東を鳴いても残りの牌が3と7なのでトイトイは無理で、東が暗刻になる以外はチートイにしようと思ってました。下家の中神プロが赤を2枚切っておりトイトイドラ持ちなのはわかっていましたが親でリーツモチートイ3200オールやロンのウラ2が大きく、勝負所と思いリーチしました」
L「中神プロの手牌構成も読み切りながらも、見事立直して競り勝っていたのは流石の一言です。」
L「続きまして東2局3本場、5万点近いリードを得た親番で、こちら何度も面白い選択がありました。まず一向聴とらずのカン7s外しから始まり、2枚切れのカン2m聴牌をとられませんでした。その後いくつかの選択がありましたが、最後は役無しをダマに構えられました。この時どのような思考があったのでしょうか。」
ふくちゃん「カン2mが2枚出ており悪く、ピンズの方が河で良さそうかなと思い、25mも悪そうで北もないので危ない3mの方から切りました」
L「しっかりと通せる牌で聴牌を取り切った素晴らしい一局であったと思います。」
L「続いて南2局、断么九赤の一向聴からドラを引いてこの手格好、かなり難しい手牌でしたが見事4000オールを手にされました。和了できてない可能性もありましたが、この時の塔子選択など教えて頂けますでしょうか。」
ふくちゃん「6sが武則プロが1枚切っており、河を見る限りピンズが相当きつい、中神プロにチーされる可能性もあり、自分が親なので連荘したい、なので6sを切ったら7s引いて今度は58sがまぁまぁいい、なのでアガリを見て今度は鳴かれてもいいから4pを切りました、6m重なり、ポンできてのマンガンツモはついてました」
L「引き入れる牌を柔軟に対応した見事な4000オールでした。」
L「さてふくちゃん選手の活躍でGENESISは▲44.8の5位、ファイナル進出まではまだまだポイントが必要な状況です。GENESISのファン、並びにΣリーグの視聴者に向けて一言お願いします。」
ふくちゃん「チームもあと6戦なんですが、視聴者の方に何とかいい麻雀を見せたいと思います、そしてファイナルに行けるよう奮闘します」
L「ありがとうございました、GENESIS所属、ふくちゃん選手でした。」
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