悔しさをバネにして BORレポ
皆さんお久しぶりです。SIGMAです。
やっっっっっと大学のテスト終わったのでnote書きます。今回はBORの結果レポートです。テスト終わった脱力感のまま書いたので内容緩いかもですがよろしくお願いします。
最後に少しだけ、告知あるます!
使用デッキと選択理由
今回使ったのは相棒キャスゴでした。
使った理由としては大まかに3つ。
①2週間前に開催されたcoma mastersでの成績が良かったこと。
②1週間前に開催された大阪のBOR環境を見た時にキャスゴが誰も勝ち上がっていなかったこと。
③自分が大きな舞台に立てる機会はこれがほぼラストになりそうだったこと。
まず①については、キャスゴが環境のメタ対象からハズレ始めていたことが大きかったと思います。この段階で握ってみて確信出来たのはデカかったです。BOR大阪が始まる前から使う気満々でした。
次に②について、やっぱり誰もまだ気づいてないんや!!と確信出来たことが大事でした。ここで誰かが予選抜けなどをしたり結果を残したりすると、多少なりともメタの矛先が向いてきてしまうので、そういった結果にならなくて安堵しました。
誰かが結果残したらこのデッキ選択は正解っ!と思いがちですが、それだとこの環境のメタ合戦において二番煎じになって矛先を向けられるので、まだ結果を残せていない山を環境に合わせてチューニングするのが、これからの環境考察においても一番賢い選択だと思っています。
最後に③について、自分が来年で大学4年生になることが大きいです。絶対に忙しくなって、公式非公式問わず大会に出たり、普通に調整したり、ということが難しくなりそうです。
そうなる前に、なんとしてもずっと連れ添ってきたキャスゴと一緒に全国への夢を見たいと思いました。メタ合戦だなんだと言いましたが、最後は自分の一番練度のあるデッキで出るべきだと思っていたので、ここで使うしかないと思いました。
最終的には感情論みたくなってしまいましたが、ちゃんと環境デッキに抗えるように構築段階からこだわり抜いたデッキで勝てたので良かったです。
使徒との差別化
因みに同じLO山として、使徒が選択肢に入りますが、個人的には圧倒的にキャスゴの方が良いと思っています。
使徒がキャスゴに対して劣っている点としては、
①オープン効果を採用しているためメタカードを引き込みにくい。
②縦引きのコア効率が悪く、ケアも効きづらい。
の2点が挙げられます。
この環境ではオーバースターというカードが大きなメタカードとして働きます。これを縦引きしたいのですが、使徒はオープン効果を使用することがよくあるためそういったメタカードを引きづらいです。これにより何試合もある大型大会で安定して勝ち続けることが確率的に担保されづらいことが言えます。
縦引きカードがないことはないですが、使徒は召喚時を使用してドローすることが圧倒的多数で、バーストのケアもほとんど出来ません。しかも軽減シンボルを使ってドローするわけでもないのでコア効率があまり良いとは言えません。
それに対してキャスゴはドローマジックだけでデッキの半分は引ける性能があり、受け札の確保をしてから召喚時を使いに行くといった動きが出来ます。カシウスやファラオムに対するケアという点で現環境において圧倒的な差があると思いました。
BOR東京予選では、途中までは上位卓に残っていたようですが、最終的に予選を上がることはなく、この見解は正解だったのかなと思います。
大会結果
それぞれの対面を細かく振り返ってもアレなので、簡潔に振り返ると、
1回戦…青世界による召喚時止めのスピリットを受けの白晶バウンスや青世界転醒などで剥がして、キャスゴ召喚で〆。
2回戦…自分のメタネクサスで相手がもたついてる間に、2キャスゴして〆。
3回戦…相手のブン周りで死にかけたけど、オーバースターで耐えて相手の山が少なくなったところに1キャスゴで〆。
4回戦…オーバースターで凌いでドゥーガルド絡めて2キャスゴ〆。
5回戦…カシウスケアの14個(召喚の4コア×2体+レベル2維持の6コア)を前ターンに計算して揃え、2キャスゴ+アタックで〆。
6回戦…オーバースターとオリンスピアで相手をもたつかせてる間に2キャスゴで〆。
7回戦…足場を作りながら、相手の転醒/煌臨時を青世界と起幻スピリットで止めて相手のリソース確保を阻害し、2キャスゴで〆。
やはり予想通り大きなメタは飛んでくることがなく(一度だけゴッドブレイクは見えた)、その上、世間では不利対面と言われているWBSや蒼波も下すことが出来るほど当日はプレイングも仕上がっていました。
しかし、決勝トーナメントは緊張のあまり普段では絶対にしない致命的なミスを犯してしまい、あえなく1没芸人となってしまいました。場数の足りなさが露呈されてしまったこの悔しさは2度と忘れることはないでしょう。
結果として、自分の中では契約編第3章環境における結論とも言えるデッキ選択や構築と、それに見合う最低限の結果は納めることができたので良かったのかなぁと思います。
これからも環境を自分なりに追っていきたいです。
デッキ紹介
軽く採用カードについて書いておきます。基本的なプレイングは言語化が難しい上に昔からあまり変わっていることはないので割愛します。
起幻カード
起幻スピリットのドゥーガルドとカーティスとアレックスの枚数は、細かく変えながら試した末の枚数配分です。起幻カードは6枚以上欲しいと思っています。
Exターンのドゥーガルドは3枚、初動潰し且つ火山バチマンへの解答となれるカーティスは2枚、受け札としてのアレックスが2枚です。
アレックスを3いれて綺麗に6枚にするよりも、アレックスのバースト枠1枚を他のバーストに譲ることで、単体でドロソになりつつ相手の盤面に干渉できるカーティスを評価して2枚採用しました。
ブリスター
人によっては採用が分かれるカードですが、キャスゴ握るならこれは結局入れなければいけないかなと思います。今回みたいにメタが薄れていると予想出来ている場合においても同様です。不慮の事故が起きた時の保険は重要です。
入れない派の人は、LOメタがあれば青起幻ビートに切り替えればいいという考えがあるようですが、ずっとキャスゴを握っている自分は、この環境にそんな余裕はないと思っています。LOが通らなかったらどう足掻いても基本負けてしまうので、環境に採用されるであろうLOメタに対するメタ札はしっかり採用して行かなければ不安感は拭えません。対面知識さえしっかりしていれば必要か必要でないかの判断は簡単になってくるので、そこに自信を持てるようにすれば手札管理も苦ではなくなると思います。
マーラサーミズ
最後まで鍛冶神殿と枠を悩ませたカード。鍛冶神殿の方が速度が2シンボルあるため速くなるのですが、決め手はBOR大阪の結果でした。
BOR大阪では見たところジャグラスジャグラーの採用がぼちぼち見受けられ、鍛冶神殿採用構築ではストロングドロー1枚で甚大な被害を被ることになるため、効果耐性のあるマーラサーミズの採用に踏み切りました。
当日もジャグラスジャグラーのような初見殺しバーストなどのネクサス除去に対して、圧倒的耐性を持っているおかげで安定した足場として機能していました。また、自身で紹介した夜族のフォールダウンのようなカードもシャットアウトしながら受け札のコアを安心して残せる点も良かったです。
ガルガンドの城門
エヴァや蒼波、夜族のメタとして採用。特に不利対面とされる紫エヴァ。
紫エヴァに対してガルガンド+青の世界という盤面を整えられれば、殆どのリーサルを回避してターンを貰うことができます。
トラッシュから吊り上げられないため手札に抱えなくてはいけないところが難しいですが、必要になる対面が限られているので、ディスカードの優先順位に慣れてさえしまえば案外難しいことはありません。
基本紫エヴァのようなオーバースターが刺さらない山に対してだったり、オーバースターが引けない場合の代替として利用したりします。それ以外の場合は手札に抱える優先順位は下がるので、手札管理上切っても大丈夫です。
キングスコマンド
アレックスを2枚にしたことで採用した、3枚目のバースト。今回は以前まで使用していたファラオムを解雇してこちらを採用しました。もしかしたら久しぶりに見た、っていう人もいるかもしれませんが、この環境だとファラオムよりも刺さりが良い点が2つあると思って採用しました。
まずは苦手な紫エヴァに対してバーストで伏せればターンが返ってきやすい点です。対面もキングスコマンドに対する意識が薄れているところなので、シンジ∞などでほぼ確実に踏んでくれます。
高打点の色魔神は召喚時が強制なので、オリンスピアでスピッツァーを牽制出来ている場合は、夜族や蒼波に対しても受けとして利用することができます。
2つ目はガルガンドの城門とのシナジーです。どんな高打点も1点に抑えてくれるガルガンドと、次のアタックを阻害するキングスコマンドはとても相性が良いと思い採用しました。
キャスゴはドロソを回しながら受けのコアを残すというプレイングが必要になりますが、このガルガンド+キングスコマンドで受けが効くことが多く、白晶防壁を抱えている時よりも2コスト多く自分の動きを優先することができます。このコンボを年末のザイツCSで知り合いにU獣頭を使わせていた頃から考えていて(その時は氷刃血解だった)、それの感触が良かったのでこのデッキに組み込むことにしました。
ブルーフィールド
赤白を始めとした創界神デッキに対して機能する点を評価して以前使っていた構築からマントラドローの枠を入れ替えて採用しました。
正直それ以上でもそれ以下でもありません笑。当日は赤白に当たることはなかったのですが、練習時には引けている時の勝率が圧倒的だったため、そのまま持っていきました。
個人的には、3ドロー2捨てよりも2ドロー1捨ての方がディスカードに困らなくなる点も好みなのですが、それは個人差がありそうです笑。
感想
今回は6-1がオポラインということでかなり緊張感のある大会でした。僕は途中で階段(1敗の人)と当たっていたので、どこかで1敗でもしていればもしかしたら予選落ちしていたかもしれません…。怖すぎるので次もし開催されるなら改善されているといいな、と思います笑。
そんな中で予選7-0という結果を残すことが出来たのは、振り返ってみると満足しかないです。もっと上に行けたんだけどな…という悔しさもありますが、そんな勝負所で見せる弱さも含めて自分の実力、と今になれば思います。この悔しさをバネにして、今後も自分の強みを活かしながら頑張っていこうと思いました。
大学4年生になっても時間をなんとか作り出して、またこういう舞台に立てるように頑張りたいです。
最後に
最後に少しだけ告知させていただきます。今回自分たちは「Robellion」(ロベリオン)というチームを発足させていただきました!メンバーは5人で、主な成績は以下の通りです!
SIGMA…蒼魁杯運営。第4回ザイツCS優勝、BOR東京予選3位入賞
ハチ…第7回コアマス入賞、BOR東京予選1位入賞、第3回蒼魁杯入賞
reiya…たっくん杯優勝&入賞、pleasure入賞、近畿界放祭同率1位
bakasa…第1回巨影杯優勝、第7回コアマス入賞、第3回コママス入賞
パパウエ…蒼魁杯入賞
この5人で環境を踏まえたデッキを調整しつつ、切磋琢磨して結果を出せるように精進していこうと思います!応援宜しくお願いします!!
最後に投げ銭欄した方に第4章環境で自分が考えているキャスゴのレシピと、環境に対する考え方を箇条書きで置いておくので、もし興味ある方いたら宜しくおねがいします。それでは。
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