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第3期Σリーグ観戦記・第6節
こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに5/19(日)より対局がスタートした第3期Σリーグ。第3期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。
本日は6/5(水)に行われた第6節の観戦記をお届け致します。
対戦組み合わせと出場選手はこちら。
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今回は第1試合全卓と第2試合全卓をピックアップしました。
第1試合A卓
東家 ホープフルA所属 月音ゆき選手
南家 RIDECAT所属 てんぽいんと選手
西家 縁所属 月冴音類選手
北家 Mkingdom あやねさまだぅ選手
4人とも、チーム状況的にトップがとてもほしいチームばかり。
本半荘は平均和了打点が高い、大変激しい戦いとなった。
東1局 てんぽいんと選手が5s・中のシャンポン待ち4巡目リーチも、流局。東2局 月冴音類選手が役牌のみ1000点で和了。序盤は穏やかな進行で局が進んでいく。
東3局
月冴音類選手、6巡目に36m待ちのピンフ・ドラ2をリーチ。
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![](https://assets.st-note.com/img/1717813754398-WlWrnO1iY5.png?width=1200)
6mをツモ、裏ドラを1枚乗せて、18000点の和了、最高のスタートを切った。
東3局1本場
あやねさまだぅ選手が、序盤から1pポン、8pポン、中ポンと、積極的な仕掛けでホンイツに向かっていく。
てんぽいんと選手も、赤ドラ含めたドラ3の手をタンヤオ仕掛けで追いかけていく。
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先に聴牌したのは、あやねさまだぅ選手。
5200点の和了になる58p待ちの聴牌。
てんぽいんと選手も追いつきたいところ、と思いきや、ここで伏兵が現れる。
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なんと、ピンズの仕掛けに対して回っていた月音ゆき選手が、高目一盃口の25m待ち、タンヤオ・ピンフ・ドラ3でダマテン。5mで和了れば12000点にもなる大物手だ。
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追いつきたいてんぽいんと選手、6sを引き入れ聴牌するも、
あやねさまだぅ選手に対して3pが切りづらい。
ここは6mを切って5m単騎の聴牌を取ることに。
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しかし5pを引き入れてしまい、
あやねさまだぅ選手に対してピンズが切れない為、赤5mを出すと、
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これが月音ゆき選手のダマテンに高目でヒットしてしまう。
月音ゆき選手は技ありの大きな12000点、対しててんぽいんと選手、まさかの大きな放銃で苦しい展開となってしまった。
東4局
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月音ゆき選手が三色同順・ドラ1の3m待ちの手をツモ和了し、8000点の加点、月冴音類選手のトップに迫っていく。
南1局
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てんぽいんと選手、東3局では辛い放銃をしてしまったが、まだまだ勝負はこれからと、47s待ち、7sで三色同順がつくタンヤオ・ピンフ・赤1の手をリーチ。
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月音ゆき選手も45s待ちの手で追っかけリーチするも、てんぽいんと選手が高目の7sをツモ、12000点の加点をする。
南2局
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さらにてんぽいんと選手、親番でチンイツドラ3、倍満確定の67p待ちで聴牌。
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これをツモ和了、親の倍満で一気にトップに飛び出していく。
南2局1本場、月冴音類選手が取られたトップを取り返すべくてんぽいんと選手から3900点をロン和了、追いつこうとするも・・・、
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南3局、南4局と、てんぽいんと選手が連続で和了、逃げ切って、見事大逆転トップで終了した。
終始、高打点が飛び交う激しい試合となった。
特に一時7400点になっていた4着からの大逆転からのトップをとったてんぽいんと選手は、諦めずに戦った姿勢がとても良い結果を生み出した。
対して月冴音類選手、月音ゆき選手は、序盤に良い和了をしていたが故に、
この逆転にはとても悔しい結果になってしまった。
あやねさまだぅ選手は周りの勢いに飲まれるような形でノー和了と、とても苦しい展開のまま4着で終わってしまった。次回の挽回に期待したい。
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試合後インタビューコメント
2着・月冴音 類選手(縁)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今回は全体的に手が入ってくれて2着をとれました。やっとラス抜けできてとりあえず安心です。笑
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局の6000オールですね。裏1がかなりえらかったです。今までの2戦がかなり押せ押せな場面ばかりだったので、やっとちゃんとした押し引きをさせてもらえた気がします……笑
3着・月音ゆき選手(ホープフルA)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
悔しい!筋トレが足りませんでした‼️
たぶん、てんぽいんとさんめっちゃ筋トレしてきてたと思う!
次回登板では同卓者に負けないように、筋トレをふやしますっ!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
同卓者をぶっとばす!って宣言して望んだ1戦!
東4局、4巡目の打6m、6巡目の打2mには想いを込めてました!
結果、1pを引き入れて、狙い通りのペン3mリーチを打てたのは気持ちよかったです✨
(記・XK⇒ペケ子)
第1試合B卓
東家 Emperor Peng Inc. Σbranch所属 椎凰いと選手
南家 遊楽亭所属 星餅めりー選手
西家 Pleiades所属 かくきりこ選手
北家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 ふみKUN選手
この試合は椎凰いと選手、星餅選手、かくきりこ選手の元チームメイト対決に注目。
そんな戦いに巻き込まれたふみKUN選手の冷静な打牌も見所となりそうだ。
この試合先手を取ったのはかくきりこ選手、椎凰いと選手の先制リーチ後に門前混一色の聴牌、すぐにツモり跳満の和了を決める。
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その後は椎凰いと選手、ふみKUN選手が中打点を和了し局が進んでいく。
東4局1本場でもかくきりこ選手が爆発。たった6巡で白混一色ドラドラの聴牌そしてツモ、リードを広げていく。
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南1局はふみKUN選手がかわし手を和了。南2局では星餅選手が親番で2連続和了を決め、かくきりこ選手を追いかける。
南3局、この局は各選手の良い所が存分に発揮された。
まずは星餅選手、
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3巡目に出た白をポン5巡目に8pをチーして聴牌。真っ直ぐ手を進める事が出来るのが星餅選手の長所だ。
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14巡目親からリーチが入ってる局面。
持ってきた3pは危険牌の内の1つ、星餅選手は打4sで降りを選択。自身の手の価値と危険度をしっかり比較した良い判断に思える。
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次はかくきりこ選手。手牌は6ブロックの形でターツを1つ減らす選択もあるがここは打3mで6ブロック継続、ターツを選ばない事で一気通貫を残しつつ
進行できる。
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狙い通り1p、4pと引き入れ一気通貫確定のリーチ、選択は大成功だ。
そしてふみKUN選手、
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かくきりこ選手のリーチを受けた後に中ドラ1の聴牌。5sを切るのか、切るならリーチするか色々な選択がある……
ふみKUN選手の選択は打5sダマ。かくきりこ選手のリーチは両面ターツ落としが入ったリーチで良形率がかなり高そう、ペン7sで捲り合うのはリスクが高いと見ての選択だろうか。次巡当たり牌の9sを引いて待ち変え、冷静な判断が放銃回避に繋がった。
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最後に椎凰いと選手、
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ドラの9sを切れば受け入れのロスはないがここは打点を強く見ての嵌2mターツ落とし、着順を上げるという強い意志を感じる。
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8巡目、1sと7mのシャンポン待ち聴牌だがここも聴牌外しドラを使い切るもしくは断幺九での打点上昇を狙う。
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15巡目、理想的な聴牌にたどり着くも、聴牌打牌の9sにロンの声。かくきりこ選手が18000点の加点で大きなリードを築く。
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その後は椎凰いと選手が素点を守る和了を2度決めて終局。トップを取ったのはかくきりこ選手。大物手を連発し爆発力が光った半荘となった。2着はふみKUN選手。終始丁寧で冷静な判断で雀力の高さを見せてくれた。3着は星餅めりー選手。持ち前の攻め攻め麻雀に押し引きの精度も合わさり成長を感じる半荘だった。4着は椎凰いと選手。攻めの姿勢を崩さず強気な選択を多く見せてくれたが今回は裏目に出てしまい悔しい結果となった。
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試合後インタビューコメント
2着・ふみKUN選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
展開的に2着で終われて良かったです。
自身のトップは欲しいですが、チームの力になれるように1戦1戦できる事をやって行きたいと思います。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
かくきりこさんとの69sオナテン頭ハネは結構オナテンあると思っていました。
途中、中打って降りる事も考えましたが、トップ取りたいで押しました。ダメでした。
(記・ゆうれいいか)
第1試合C卓
東家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 メカZ選手
南家 Luna de esperanza所属 あすにゃむ選手
西家 牌のまにまに所属 日菜むい選手
北家 ぽんてんLv47所属 まさき選手
ぽんてんLv47のまさき選手はなんでも鳴けばいいというものではないのメカZ選手と念願の同卓を実現。以前育成枠として鍛えられた恩を結果で返す時が来たか。牌のまにまに、日菜むい選手も前期の雪辱としてメカZ選手に対し闘志を燃やす。Luna de esperanza、あすにゃむ選手との間にももしかしたら鳳凰卓での因縁があるか、その方が面白そうなのであるということにしよう。メカZ選手は向けられた闘志をどういなすのか、あるいは飲まれてしまうのか。注目の戦いが始まる。
東1局、東2局の競り合いを経て、試合の流れが傾き始めたのは東3局。カン7pのテンパイにたどり着いたあすにゃむ選手。愚形でも迷わずリーチ。
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そこへ追いついたのがまさき選手。789三色が本線ではあったが先制リーチを受けたとなれば一旦これは打9p。
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しかし次巡引いたのは8p。カン2pでのリーチ、強気の選択で出ていくのは当たり牌の7pだ。
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麻雀の気まぐれに振り回された展開は裏1も乗ってあすにゃむ選手8000の和了となる。
これで流れに乗ったか、東4局もカン7m待ちのリーチで日菜むい選手のテンパイ打牌をとらえ5200の和了。リードを広げにかかる。
南1局、ここまで不気味に息をひそめていたメカZ選手が親番で手を育て始める。辿り着いたのは中ホンイツドラ1赤満貫のカン8pテンパイ。47p待ちのノベタンにもとらずこの待ちに完全に狙いを定めた。
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この8pを掴んだのがまさき選手。しかし切らない。あすにゃむ選手のリーチがかかり8pは現物となるもしっかり抱え込みこの局は流局となる。まさき選手の守備力の高さが光る場面だった。
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難所を乗り越えた形となったあすにゃむ選手は再び勢いに乗る。
南1局1本場には9mシャンポンで8000、
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南2局には5s単騎で9600と立て続けにまさき選手との捲り合いを制し、持ち点は5万点を超えた。
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ただまさき選手がここから意地を見せる。
南2局1本場は5200、
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南3局は8000とお返しとばかりにあすにゃむ選手からの直撃を成功させる。
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これで3選手がほぼ横並びとなり2着争いが白熱するオーラスとなったが勢いはトップ目のあすにゃむ選手にあった。全員がスピード勝負に走る状況も、整った配牌をいち早くタンヤオで仕上げ500・1000ツモ和了で勝負あり。他選手に勢いの違いを見せつける結果となった。
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この半荘あすにゃむ選手はリーチ6回、和了5回の大暴れ。特に和了に結びついたリーチがいずれも愚形、形の悪さを恐れずに勝負に出られる強さが現れた一戦だったように思う。
2着に入ったのはメカZ選手。ノー和了の半荘だったものの放銃も東1局1000の1回のみ。親に対してケアを欠かさず、常にリスクをコントロールする徹底したバランス意識がこの順位での終局に結びついた。
3着は日菜むい選手。2着とはわずか1200点差で悔しい逆連対となった。粘りの打牌を随所に見せるもこちらも和了に恵まれず。ここまで個人として苦しい戦いが続いてはいるが、強気の打牌に結果がついてくるよう元チームメートとしてエールを送りたい。
4着はまさき選手。随所に光る守備を見せ、最後は2着浮上も十分見える状況にまで復活を果たしたが結果的には幾度かの捲り合いであすにゃむ選手の後塵を拝したのが大きく響いた。その巡り合わせが良い方に噛み合えば次戦の結果はまた違ってくるだろう。
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試合後インタビューコメント
1着・あすにゃむ選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
天鳳の段位戦、雀魂の段位戦、仕事、体調全てが最悪だったので運量が仕上がりに仕上がってました!
次の登板予定が決まり次第再び調整に入ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
これというものはありませんが、ちゃんと立直を打てた半荘だったと思います。
2着・メカZ選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
耐えの半荘でした。結果に関しては耐えの半荘で浮きの2着を持って帰れたので満足してます。麻雀は我慢。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東1局の七対子一向聴のところでしょうか。下家のあすにゃむ選手が索子の混一色をしていたので索子を抑えつつ七対子の一向聴になったのですがその時点で浮き牌は索子2枚に字牌が一つ。索子をもう少し早い段階で1枚でも切っていれば話は変わっていた気がしますが安易に切ってオヤッかぶりも痛いのでどうしたものか。そのあと日菜選手が仕掛けたところにドラがこちらに固まっているのであすにゃむさんに和了られるよりはで日菜選手に1000点を打てたのはよかったと思います。
3着・日菜むい選手(牌のまにまに)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
中々攻めきれない展開が多い中、ぎりぎり3着で終えれて良かったです!ミスがなければ2着になれた可能性があるのですごく悔しいです…!現在343で逆連帯中なので次の登板のときこそトップとれるように頑張ります!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局1本場17巡目で8mではなく7mを切って三面張にしていれば和了れてた可能性がありました。ここを和了れてたら2着もあったのですごく悔しいです…!!
4着・まさき選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
対戦したかった3名との同卓はとても嬉しかったのですが結果が出せませんでした。悔しいです。あすにゃむさんはしばらく夢に出てきそうです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局1本場。2p単騎で即リーしていればあすにゃむさんは恐らく立直を打てていないので展開が全く変わっていました。あまりにも早く張ったので「もっと良い単騎に出来ないか」という変な気持ちが一瞬よぎってしまい、1巡の隙に繋がりました。冷静に見ればあの場に2pよりも良い単騎はなかったので、とても痛かったです。
(記・髭鯨)
第2試合A卓
東家 RIDECAT所属 ラヴィット選手
南家 ホープフルA所属 かなた選手
西家 縁所属 鴨神にゅう選手
北家 M kingdom所属 白石太陽選手
決め手を和了させまいと副露を駆使しながら局が進む展開となった今試合。浮上のきっかけを掴んだのはかなた選手。
北をポンして赤ドラ5-8m待ちの聴牌をいれると、ここに2-5p待ちドラ1で追いかけてくるラヴィット選手。かなた選手もかなり怖い無筋を全て押し切ってラヴィット選手から5mをとらえた。
立直棒含め4900点の加点に成功だがまだ分からない展開だ。
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東4局
1pのポンから発進するラヴィット選手。染め手に向かうも、先手を取ったのはかなた選手。
5-8.7m待ちの変則三面の高目平和の手を立直、ここにラヴィット選手も清一色89pシャンポン待ちで追いつくが、かなた選手が5mのツモ和了、さらにはこれが裏ドラとなり満貫の和了。
これがこの半荘の決め手となった。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143345390/picture_pc_0ad3587045086841ee309eafe63ea85e.png?width=1200)
その後オーラス、一人ノーテンで差を詰められるも、南のポンから聴牌一番乗り、そのまま他家を置き去りにし勝負あり。
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勝負手、躱し手を決め切った見事な展開でかなた選手がチームを救うトップを決めた。
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試合後インタビューコメント
3着・白石太陽選手(Mkingdom)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
[試合の感想]
首の皮一枚繋いだラス回避でした。
段位戦なら大勝利ですが、リーグ戦では消化不良です。
ミスもいくつかありましたが、検討では結果に大きな影響は与えていなさそうで、
着順に関しては仕方ない寄りです。
オーラスギリギリ聴牌、鬼プッシュで捕まらなかったあたり、悪運だけはありました。
[次の試合に向けて]
明確なうっかりミスが1か所、明確な手役構想ミスが2か所、小さなミスもいろいろ。
出るたびに自分の未熟さを痛感しますが、
適宜振り返りながら練習と座学を重ねる以外にないので、淡々とやっていきます。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局0本場最終手番、運命の二択――と見せかけてその前の手順です。
9巡目の打 8p はうっかりミス。打 4s でした。
15巡目も 9s を通しに行けました。
結果はまた分岐が発生するので難しいところですが、
最後にあの二択を迫られることはなかったかなと。
裏が乗らなくて助かりました。
4着・ラヴィット選手(RIDECAT)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
苦しい展開でしたが、自分らしい麻雀は打てたのかなと思います。
次回は結果を出せるように頑張ります。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局での清一色が上がりきれなかったところです。
下家のかなたさんに全て筒子を先に処理されてしまい、満貫ツモられてしまったのがとても痛かったです。
(記・Lusyaba)
第2試合B卓
起家はEmperor Peng Inc.、ジョコラー選手、南家は遊楽亭、うめちゃん選手。どちらも誰もが認める実力者ながら、今期はなかなか勝機に恵まれずまさかの出遅れ。ここで奮起となるか。西家は麻雀以外麻雀じゃないの、犬カルビ選手。北家は本日連投となるPleiades、かくきりこ選手の並び。
絶不調者同士のめくり合い。復活の狼煙を上げたのは
開局後、まず主導権を握ったのはうめちゃん選手。東2局に12000の大きな和了を決めてトップ目となり、更に続く1本場でもタンヤオ赤赤のテンパイを早々に果たす。
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片和了の4mだが、まだ山には3枚残っており自力で引くチャンスも充分にある。しかしここでホンイツ一直線に構えていたかくきりこ選手の手が進み、犬カルビ選手は西西と落として大回り。その隙を縫って追いついたのがジョコラー選手だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1718171178395-EHY2MRvT0O.png?width=1200)
リーチドラドラの14m待ち。しかし山には1mが残っておらず、奇しくもうめちゃん選手と4m3枚の引き合いとなった。今期ここまで不調に苦しむ2人が同じ待ちのテンパイとなる偶然。どちらも浮上のきっかけを掴みたいのは間違いないだろう。
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決着は一瞬。ジョコラー選手が一発で4mを引き寄せ、一気にトップ目まで上昇し、うめちゃん選手は痛恨の親被りとなってしまった。
勝負を決めたのは粘りが呼んだ雲外蒼天
序盤でリードしたジョコラー選手は、なかなか決め手となる二の矢が放てないものの、躱し手とテンパイ料で南2局までトップ目を維持して迎えることに成功する。しかしながらまだうめちゃん選手との差は僅か4200点。リードと呼ぶには心細く、ライバルの親番となるこのタイミングで、もうひとつ大きい和了が欲しい状況だ。
そこでもらったのはこの手牌。
![](https://assets.st-note.com/img/1718171249260-qb5Laugwi6.png?width=1200)
当然のように9pを横に置くと、悪形中の悪形、ペンカンチャンの7sがなんと一発目に眠っており、最大の懸念でもあり最も繊細なバランスを要する2着目の親番を、文字通り何もさせずに最高の形で終わらせることに成功した。
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これが災いしたのはうめちゃん選手。親被りが響き、オーラスは親番のかくきりこ選手からも犬カルビ選手からも満貫ツモで躱される窮地まで追い込まれるも、最後は自力で3900を和了って2着で終局となった。
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トップとなったのはジョコラー選手。直近の不調を感じさせない快勝で、ここからの巻き返しが期待される試合となった。2着となったのはうめちゃん選手。トップはお預けとなったが、ライバルのジョコラー選手の運量に圧し潰されそうな展開の中で冷静な立ち回りを見せ、しっかりとプラスポイントを持ち帰ることに成功した。3着となったのは犬カルビ選手。終盤に怒涛の追い上げを食らうもどうにか3着に残る粘りの展開。4着となったのはかくきりこ選手。序盤に痛い放銃が続き、箱下でもおかしくないところから終盤で加点を重ねて傷を最小限に留める格好となった。
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試合後インタビューコメント
1着・ジョコラー選手(Emperor Peng Inc. Σbranch)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
全体的に内容が良くなかったので次は良い麻雀打てるように頑張ります。トップだったのでとりあえずよし!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局ダブリー一発ツモの実力和了しました!
3着・犬カルビ選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
やれることが少ない試合だったという印象ですがなんとか3着で耐えることができました。ただ反省点はいくつか見つかったのでそれを生かして次戦は今より僅かでも強い自分で試合に臨みたいです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
ジョコラーさんにダブリーをパッツモされた局です。実力の差が出てしまいました。残念です。
(記・銀貨先生)
第2試合C卓
東家 牌のまにまに所属 矢絣京選手
南家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 夏八木玲衣選手
西家 Luna de esperanza所属 カモメ選手
北家 ぽんてんLv47所属 刃金しろがね選手
和了もありながらも全員20000点台と拮抗した試合を東4局抜け出したのは矢絣選手。
夏八木選手の七対子、カモメ選手の赤ドラの立直をかわしドラ裏の満貫の和了でトップ目で南場へと突入した。
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食い下がる夏八木選手とデットヒート。
この2名の争いかと思われた矢先、追いついてきたのはカモメ選手。
立直のみ、カン5m待ちの手を三色ドラ赤で聴牌をいれていた刃金選手から和了し親番を繋ぐと、続く1本場、トップ目矢絣選手から5800を捉え浮上に成功。
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その後、矢絣選手が立直のみを和了し微差ながらトップ目で迎えたオーラス。
先制を入れたのはカモメ選手。断么九赤ドラの3900点、直撃2着、ツモればトップという場面で5m5s待ちタンヤオのシャンポン聴牌をいれた。これは和了したい。
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ここに追いついたのは夏八木選手。5-8p待ちの断么九、和了トップの聴牌だ。
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しかし聴牌をとるには5mか6mを打たなければならない。
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5mはカモメ選手の和了牌、天国と地獄、その2つの選択肢、夏八木選手は見事天国のルートを選択。
正解を選んだ夏八木選手を麻雀の神様も祝福したか、即座に8pをツモ和了。
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ここまで苦しんできたチームを救う、チーム2勝目を手にした。
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試合後インタビューコメント
2着・矢絣京選手(牌のまにまに)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
一旦現状維持で終えられたのでほっとしました
ですが、ギリギリでいつもトップを逃がしているので悔しいですね
運良くてなんとか2位で耐えてるというものあるので贅沢かもしれないですが
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局2本場
7巡目にドラの8mを引いてきたところがいろいろ選択があって難しかったです
素直なのは9s切りかと思いましたが思考が巡りすぎて4p切っちゃいましたがここは素直に行っておけば良かったとは思ってます
ですが、結果的には最良の結果に終われてそのおかげで2位に滑り込めたのは僥倖でした
次も頑張ります
3着・カモメ選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
結果は3連続3着でしたが、最後まで集中して打ち切れたのでとても充実感あり満足しています!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局2本場の3s切りですかね
今までメンツ無しの悪い手の時に七対子も見切る選択をしたことが無かったんですけど、相手よりも速度を劣っていると感じ、安全な字牌を残した進行をしたおかげで、この局を無事に済ますことができました。少し昔なら間違いなく字牌を切っていたであろう局面だったので、自分自身成長できたところなのかなと感じています。
4着・刃金しろがね選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
実力不足で負けたという感覚は無く、前回ほどの悔しさは無いです。
どうあがいてもラスというのが第一感でした。
「そもそも麻雀ってこういうゲーム」と受け止めるしかないです。
ただ次回の対局に向けて研鑽を積むのみです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局0本場の海底ツモ
11巡目に5pを切ってチートイに組み替える選択もありましたが、両面変化や縦引きを見て一般手で続行。その後、4p6pを暗刻にして両面リーチ。親の追っかけがドラ頭っぽくて冷や冷やしましたが、海底ツモで今試合貴重な加点となりました。
(記・Lusyaba)
第1試合の結果
![](https://assets.st-note.com/img/1717614455711-zU7ccVgYD0.png?width=1200)
第2試合の結果
![](https://assets.st-note.com/img/1717614467127-d2SHZayjrx.png?width=1200)
本節の結果
![](https://assets.st-note.com/img/1717614443151-LRaKIMR4Ms.png?width=1200)
本節最もポイントを多く獲得したのはななない。ここまで煮え切らない結果が続いていましたが、これを起爆剤として巻き返しなるでしょうか。
次点ではるなすぺが着実にポイントを伸ばし3位と好位置につけています。
対して辛酸を舐める結果となったのはMキングダムとぽんてん。本節はマイナスがこの2チームに集中してしまい、手痛い一節となりました。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しています。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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