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✈︎鹿児島③「桜島」 - 活火山を実感 -
「知覧特攻平和会館」と「佐多岬」の続きになります。
2度目のフェリー
佐多岬より、次は鹿児島市を目指します。レンタカーで走り続けるのは疲れるので、垂水港から「鴨池・垂水フェリー」に乗って鹿児島市へ。
※位置関係は、この記事内のずーっと下にある地図を参照して下さい。
途中、フェリーは桜島の横を通ります。
桜島とは
鹿児島のシンボルといわれる桜島は、北岳・南岳の2つが合わさる複合活火山で、今も噴煙を上げ灰を降らせている世界的に珍しい火山です。高さ1,117メートル、周囲約52キロ、面積約80キロ平方メートルで、大正3年の噴火では大隅半島と地続きになりました。
2019年11月12日の噴火
Youtubeに桜島噴火の動画がありました。
恐ろしい動画です。
ホテルから桜島
ホテルに着くと、ホテル側のミスでワンランク上の部屋に。
それ以外にも、ホテル内で使えるコーヒー無料チケットに、帰りにはバームクーヘンや数種類のお菓子が入ったお土産も持たせてくれました。良いホテルです。
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桜島と鹿児島市の町並み
3度目のフェリー
またもフェリー。
鹿児島市から15分ほどで桜島に到着です。
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桜島上陸
湯之平展望所
車で噴火口へ近づくにはここが一番とのことで、先ずは湯之平展望所へ。
しかし、ここから見ている限りは穏やかな山です。
活発に噴火活動を続ける南岳が裏側になるので、次はそちらを目指すことに。
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撮影スポット
島を半周走って、火山口の撮影スポットとして紹介されていた退避壕へ。
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退避壕の横にある橋から撮影。
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噴煙で、活動は今もおさまっていないのがわかります。
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黒神埋没鳥居
大正3年(1914年)1月12日の桜島の大爆発は、黒神一帯を火山灰、軽石等で埋め尽くしました。高さ3メートルもあった腹五社神社(黒神神社)の鳥居は笠木だけを残して埋没するほどの凄まじさでした。鳥居は人の背丈以下になりましたが、当時の東桜島村長が噴火の脅威を後世に伝えようと掘り起こすのをやめたため、そのままの形で現在に至っています。
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大隅半島へ
大正大噴火により陸と繋がったため、フェリーに乗らずそのまま大隅半島へ渡れます。
桜島では火山灰の影響を特に感じました。
鹿児島の畑の土はどこも火山灰で黒かったのですが、桜島は道路のアスファルトの上にも火山灰がのって色が変わっていたり、墓も全て屋根で覆われていました。
日々の生活をするうえで、常に火山灰との戦いなのかと思います。
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左側が陸と続いています
行程
3回に分けて書いた記事の位置関係です。
また記事の内容は、指宿で砂風呂に入ったとか、雄川の滝は上から見ただけなど、書き出すと文字数があまりにも増えるので省略しました。
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最後に
今回で、このシリーズは終了です。
お土産
なぜか、買ってしまった桜島大根の種。
家の周囲は全てコンクリートで仕上げて駐車場にしていますので、でっかい鉢に植えるしかない。なんで、買ったのだろう(笑)
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4回目の鹿児島、やっと行きたかった全ての場所へ行けました。
<了>