[1/7]放送後記 さんせっとTANTO(金)
ラジオDJ兼ラジオディレクターの思考の足跡です。選曲理由や企画の裏側、話題の選定理由などを記していきます。
番組としては2022年最初となりました。
2022年の冒頭もやっぱりこちらです。
オープニングでは松の内の「松」ってなんだろう、の話をしました。
F-208
目の前の国道208号線をレースサーキットに見立てて実況する開局史上最も時間を無駄にするコーナー「F-208」。今週は始業式終わりの中学生の女の子と小4の弟君の二人が見学に来てくれていました。案外あの年齢の子たちは楽しんでくれたみたいです。最終レースでは大牟田市消防団の14号車が通過していきました。おめでとうございます。
15時台
レギュラーコーナー「FMたんとカウントダウン」はメインのアップルミュージックの集計結果が休暇のため得られませんでした。
せっかくの新年1回目です。
「2022年ブレイク予想アーティスト」でお届けしていきました。
2022年ブレイク予想アーティスト
好みもかなり入れた状態で、今年ブレイクするのではないかと期待を込めて選出しています。
ブレイクの基準もそれぞれです。紅白で沸かせるかもしれませんし、サブスク再生数億回なのかもしれません。でもとにかくたくさんの方の耳に触れてほしい、心に響いてほしいと思うアーティストばかりです。
女性ボーカル編
シューゲイザーみのあるチョイスになってしましましたね。どれもいいです。
1999/羊文学
ブレイクはしています。でももっと伸びるハズです!
塩塚モエカ(Vo, Gt)、河西ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)の3人からなるロックバンド
2枚のフルアルバム ミニアルバム5枚 10曲のシングルリリース済
ゴイステの「銀河鉄道の夜」のカバーもいいですよ。
雪の街/PEDRO
BiSHのアユニDのベースプロジェクト。BiSHの解散かつPEDROも活動休止。けれども今年輝いてほしい願いを込めて。
Heaven./UTAKA
ツイッターで見つけました。バックボーンがまだまだ明らかになってはいませんが、めちゃめちゃセンスある曲作りされています。
さよならをあなたはここに置いていった/クレナズム
福岡発4人組シューゲイザーバンド。年末にワンマンツアー「本州をとおりもん」敢行。初日のビートステーション公演行きました。「酔生夢死」Tシャツ購入したので着ながらの放送です。
わくわくSNS教室
今年も増田くんとtiktokで楽しんでいきます。
大牟田出身のシンガーソングライター かのうみゆ さんを紹介しました。
16時台
冒頭は鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」です。音柱声優の小西克幸さんが後のリクエストの伏線です。
Fireplace/Penthouse
東大出身、かつ全員がバンドマン以外の顔を持つ、新世代のバンドです。このような生活スタイルでも活動できると分かってきたら、音楽シーンももっともっと盛り上がると思います。男女ツインボーカル。どちらの歌唱力も心震えます。また、キーボード担当の角野 隼斗さん/ Cateen(すみの はやと / かてぃん)はショパンコンクールにも出場にも出場されてましたよね。
スタジオゲスト 白石カズトモa.k.a. DAKEN
今週はスタジオゲストいらっしゃいました。
YOUTUBE時間では
1:20:00ごろ~です。
白石カズトモa.k.a.DAKENさんは大牟田出身のミュージシャンです。過去、大牟田にあったライブハウス「ガンボ」やコハマ楽器の2階で「プライマルスタンプス」として活動された後、上京されました。FMたんとのジングルやこの番組のテーマソングも担当いただいています。
今回は、年明け早々にダケンさんの活動をお伺いしました。
まずは劇団「崖っぷちウォリアーズ」の舞台「ゼッタイ幸せになってやる!!」の音楽(劇伴)を担当されることを伺いました。トークでも触れてますが、主張のありすぎるのも邪魔になる、かといって個性を消しすぎると意味がない。さらにコメディタッチで全体が演出されるそうですので、なかなか難しいようです。
そして1月上旬時点でまだ本格的には取り組んでいないそうです。
どんな舞台になるのか、どんな劇伴なのかはこれから決まっていくようです。楽しみですね。
下北沢に行ける方は是非。
そして、ライブです。今度は新代田です。
永井大介さんとラジカセ狂気さんのお二方と3組でのご出演予定のようです。
日付は1月30日(日)です。
こちらもお近くの方は是非。
どちらのイベントもオンラインで見てみたいですよね。
そんな話で盛り上がる中でのお時間となってしましました。
また里帰り中に、新たな挑戦を続けるダケンさんとお話できたらと思います。身近なヒーローです。
お疲れソング
お疲れソングの前にブレイク予想アーティストお知らせしました。
バッキンガム/水曜日のカンパネラ
二代目ボーカル詩羽(うたは)さん。コンポーザーケンモチヒデフミさんはそのままに更に深化した印象です。詩羽さんの持つ毒のあるPOPさは改めてハマる人多いかもしれません。
お疲れソング
今週は箱根駅伝ウィークでした。
Runner of the Spirit/久石譲
です。青学の圧勝、順天の復活、意地の駒沢。
更に大牟田高校出身の選手3名も出走しました。引き続きの応援お願いいたします。
17時台
時間冒頭は
ふりそでーしょん/きゃりーぱみゅぱみゅ
です。成人式シーズンですもんね。新成人の皆様おめでとうございます。
そして「ブレイク予想アーティスト」はきゃりーちゃんと同じ事務所アソビシステムズ所属の新しい学校のリーダーズです。
NAINAINAI/新しい学校のリーダーズ
YOUTUBEのコメント欄が日本以外で埋め尽くされています。外から見る日本のアイコニックなモノってこの雰囲気なんでしょうね。
バンドサウンド編
hope/マカロニえんぴつ
2021年年末のレコード大賞最優秀新人賞受賞してますので、ブレイクしています。でももっとブレイクする気がしています。メジャータイアップ待ちですね。
いつか/Saucy Dog
5年前の曲がようやく昨年サブスク回り始めました。マカえんやバクナンもそうですが、バンドサウンドに「エモい」ボーカルが求められているようですね。
EVERBLUE/Omoinotake
ピアノロックバンドです。シティポップ感満載で疾走感のある曲です。サビにブラスセクションを入れているため、キラキラとした応援歌に仕上がっています。
リクエストのコーナー
今週はR.N.まめタンクさんからのリクエストです。以前僕が残響散歌/Aimerの曲紹介中に、鬼滅の刃遊郭編の音柱・宇髄天元さんの声が小西克幸さんで「カラっとした声で背中押される」「天元突破グレンラガンのカミナの声」と紹介していたところ、
『グレンラガンの曲を聞きたくなったじゃないですか!』
とリクエストを頂きましたので、伏線回収です。
18時台
洋楽編
ジャンルも国も問わずに選出しました。
I Wanna Be Your Slave/Måneskin
イタリアはローマ出身の4人組バンド。アバ、セリーヌ・ディオンを生んだヨーロッパ最大の音楽の祭典“ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021” (5月22日決勝大会)でも、見事優勝。
グラムロックな見た目も最高です。
I must apologise/PinkPantheress
UKの大学生がサンプリングでトラックメイキングをしてTikTokで大バズリ中です。シンプルにリフがいいです。
Serotonin/girl in red
ビリー・アイリッシュのお兄さんフィネアスとノルウェーのベッドルームポップ・シンガーソングライター マリー・ウルヴェン (Marie Ulven)。二人のプロジェクトがガールインレッドです。ノリの良いサウンド、そして幸せ物質である「セロトニン」というタイトル。昨年春先にリリースしてのスマッシュヒットでした。今年もいい作品を期待しています。
The 90s/FINNEAS
ビリー・アイリッシュのお兄さんです。グラミー賞で5部門にノミネートされ、楽曲賞・アルバム技術賞・レコード賞・プロデューサー賞を受賞するほどの実力者。さらに俳優としても活動されていてマルチな才能発揮されています。
いまのところ、「フィネアス」「フィニアス」の表記のゆらぎが見られます。
Oh!/The Linda Lindas
LA発 10歳、13歳、14歳、16歳の女子によるパンクバンド。人種差別、女性差別 マイノリティに対しての怒りを爆発させる歌詞です。彼女らもそのマイノリティであることも更に説得力を増しています。技術的なものはもちろん荒削りです。それでもパンクというジャンルを進めば関係の無いことです。何もかもぶっ壊しながら突き進んでほしいです。
PUNK IN "NEVER" DEAD!!
アントキノナンバー
昔の曲を掘り下げるコーナーです。
新成人が2001年生まれですので、その年からピックアップ。
春夏秋冬/Steady & Co.
2001年10月24日リリース 春夏秋冬 週間2位の楽曲です。当時めちゃくちゃ聴いてました。KJ BOTS イルマリ SHIGEOの4人がユニット結成です。令和の今だと誰だろうと考え、「クリーピーナッツに菅田将暉と北村匠海がユニット組んだ感じ。」と話しました。
ちなみにサンプリング元はAIRの「夏の色を探しに」です。
男性ソロボーカル編
リトルダンサー feat. Ito (PEOPLE 1)/WurtS
トヨタカローラシリーズのCMソングです。MVでミステリドラマに仕立てています。経済学を学ぶ現役大学生、「実験音楽家」を名乗られています。WurtSという名前はPCのキーボードを適当に打ち込んで出てきたものだそうです。センスいいですよね。
2022年のキーワードに「実験」はあるがしています。みなさんも「実験」していきましょう、
Tokimeki/Vaundy
もうブレイクしています。ただ、藤井風と同時期に注目を集める中で昨年の紅白出場にカスリもしなかったことに憤慨した程に好きです。ただ、現役美大生ですから学業との両立を考えるとメディアプロモーションは控えれいるのかもしれないですね。
マツケンサンバⅡ/松平健
ブレイクは10年以上前なのでは?そうです。でも2022年、またブレイクしてほしいのです。この鬱蒼な空気感を綺羅びやかな上様が晴らしてくれるハズなんです。歌詞の説得力は瓦解しているはずなのに、「オレ!」だけでいい事が起こる気がするんです。
「気運」という言葉があります。その気運がとても高まっているアーティストだと感じています。もう一度流行れ。
エンディングダービー
今週のアーティストは藤井風さんでした。紅白の全部を持っていきましたよね。
「何なんw」「キリがないから」「帰ろう」の3曲で最もリスナー得票数が多かったのは
キリがないから/藤井風
でした。老若男女惚れましょう。
放送後記
新年から新企画の「ブレイク予想」で企画立てしてみました。コミュニティFMリスナーが好きそうだな、という基準で選出しています。今年の年末までに予想を覆すようなアーティストも出てくると思います。それも楽しみに耳に楽しい音楽をお届けしていきます。
ここまでの文章は中村アキヒロでした。
バイバイ
FMたんと
福岡県大牟田市みやま市 熊本県荒尾市のコミュティFM
PC、スマホアプリから全国無料で聴けます。