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村田結生さんだったり、岸本ゆめのさんだったりの話。〜行くぜ!つばきファクトリー公開収録の感想
普段はハテナの民なのだけれど、企画として #スカパーでハマった沼を語らせて と言うのがあるのを知って、枯れ木も山の賑わいになればと言うことで、こちらで書く次第。というか、本来は岸本ゆめのさんがこちらでブログを書いていたからこちらのアカウントも作ったのだけれど、気まぐれB型のアーティストは今は別のSNSに夢中なので、ファンである僕もすっかりその存在を放ってしまっていたのである。このアーティストにこのファンありである。
そんな岸本さんはVTRで出演。「シンガーソングライターに聞いた、路上からギター1本で有名ミュージシャンに成り上がりそうなメンバーランキング」の回答者として出てきたのだけれど、その一発目の返しが「まだ成り上がれてない私が答えるんですか?」だったのが、さすが岸本さんだったな。そもそもハロプロ卒業して、1から路上弾き語りをやってることが渋いというか、真面目というか、自己研鑽の鑑というか、凄すぎるのだけれども。
今回、宣伝していた「まだ熱のある君は」は、そんな去年の路上で頻繁に披露されていた、自身が作詞作曲を手がけた正真正銘の自作曲…つまり成り上がってる云々を除けば、“路上のシンガーソングライター” の代名詞そのものの楽曲だったりする。たまたまといえばたまたまなのだけれど、ちゃんと企画に沿った楽曲だったんだな。
因みにランキングの内容は以下の通り。
1位 秋山眞緒…好きだから
2位 八木栞…声が大きいから
3位 石井泉羽…度胸があるから
このランキング結果に対して豫風さんがすこぶる凹んでいたのだけれど、一応、バラエティーは意識した内容なので、そこまで深く考えなくていいと思う。
とはいえ、1位の秋山眞緒さんが“好き”なのはガチ。
ただ重要なのは、路上ミュージシャンを追うのは本気で好きな人だけ、みたいな現実があるのも事実。実際、当日発表で1時間掛けて行って2曲しか聴けなかった、みたいな日があるし、そんなに聴きたいか?と自分でも思わなくもないのだけれど、それでも行きたいと思わせる=「好きだから」がメチャクチャ重要なんですよ!!!まぁ、たぶん本人としては「いや、それはアンタの私情やん!」的なツッコミも期待してたとは思うのだけれど、ただ、最終問題にしてつばきファクトリーのメンバーがそれまで一問も当ててなかったから、ガチで当てに行くモードに入っていて、そこら辺の齟齬が生まれたんだろうなぁ…(笑)
大きい声で歌わないといけないのも事実なので、八木栞さんを選んだのもガチ。ホントに、マジで、マイク置けない路上現場あるし、もちろん音響も整備されてないので声が大きいことが本当に大事。そして、そんなコンディションが悪い環境でも見に行くか?で行ってしまうのは「好きだから」でしかないんですよ、ホントに。
カギとなるのは3位の石井泉羽さんで、ここに意外と今のつばきファクトリーも見てますよみたいな色気残してるのが岸本さん。因みに “新メンバー(現 ひなーず)には度胸が見える” 話は年末の八木栞とのラジオでも話していたことだったりする。だから、コレもガチの感想。
あと、度胸がないと路上ミュージシャンなんて出来ないしな…さいあく1人も来ないなんてこともあり得るんだから。
こう見ていくと、一つ一つの感想はかなりガチっていうね。あとはバラエティーとしてバランスよく組み立てるかを考えた結果、このランキングになってる気がする。じゃないとちゃんと、さにこ、リトキャメ、ひなーずから一人ずつとはならない気もするし、メチャクチャに見えて、案外バランスの取れたランキングだったのかもしれない(笑)
…と、思いのほか前段階が長くなってしまったのだけれど、そんな岸本ゆめのさんの所属していたグループ、つばきファクトリーの冠レギュラー番組「行くぜ!つばきファクトリー」の公開収録に参加してきたのです。
本日の公開収録無事終了しました!
— 行くぜ!つばきファクトリー (@GOTFTV) February 22, 2025
お越しいただきありがとうございました!
この模様は
3/21(金)スカパー!番組配信
3/24(月)スペースシャワーTV
で1時間にわたりお届けします!#行くぜつばきファクトリー
でたくさん感想聞かせてください! pic.twitter.com/mqwFXrnIVB
で、本来であれば全体の感想を語りたいのだけれど、それでは長くなる…というよりも、合わせて3時間あったのでちゃんと覚えてないことが多いし、的が絞りきれないのでなに書いてるか分からなくなる(というか、前半の1,000文字がすでに脱線してる)ので2部の後半戦「大縄跳びチャレンジ」について…というよりかはそこでの村田結生さんの動きについてのみ語ります。
その前に、村田さんについての少しだけ説明。
村田結生さんは、去年の2月につばきファクトリーに加入したひなーずの1人。現在ぴちぴちの14歳、JC。(本人が「JCです!」ってめっちゃ言うの好き。)
ハロプロ界隈での認知は“新たなダンスメンバー”と言ったところかな。実際、本人もその自負があったりする。実際、「鼓動OK?」ではダンスパートで早速センターに据えられていたりする。もちろん、大抜擢である。
ただ、それはパフォーマンス面であって、「行くぜ!つばきファクトリー」というバラエティーだとまた違う一面を魅せる。
とにかく、ガツガツ前に出る。
これが出来そうで難しい。
「行くぜ!つばきファクトリー」という冠番組のなかとはいえ、スベったりするのは怖いもの。それはRakky⭐︎、さにこといったオリジナルメンバーは元より、リトキャメも苦戦していた所ではある。
ただ、そんななかで村田さんはガツガツ前に出てくる。そしてそれが番組に好影響を与える。明らかに新風を吹かせていて、加入前とは違った面白味を引き出している。
このことは「番組スタッフに聞いた、1人で生きていけそうなメンバーランキング」で3位に選ばれ、理由が “1年目であれだけ前に出てくるのは凄い” と評されている事からも確かだと思う。
そんなバラエティールーキーな村田さん、果たして闇雲に前に出ているのか、それとも周りを見て出ていっているのかは判断が難しいところだった。まぁ、そんな事はどちらでもよくて、編集で面白くなれば良いと言えば良いのだけれど、違いがあるとすれば “どんな企画が来ても毎回撮れ高を出せるのか否か”という点で、専らスタッフ側に嬉しいかどうかという点になってくる。
番組スタッフではない僕がこんなことを考えているのはどう考えてもズレているのだけれど、そこがこのバラエティー番組を観る面白さでもあるからやめられない。
なので、村田さんがバラエティー番組に臨むとき、どうしているんだろうというのを見にいってもいたのだけれど…まぁ、ぶっちゃけそんなことどうでもよくなるくらいシンプルに楽しかった(笑)現に、楽しすぎて何も覚えてないし(笑)
そんなこともあって、自分のなかでハッキリと記憶があるのは2部のミニライブから。
幸運にも前列も前列、3列目のほぼほぼセンターにいたので、余すことなく村田さんのパフォーマンスを目に焼き付けることができたのだけれど、凄かったのは一瞬たりとも集中力を欠いていなかったことだった。
断っておくが、つばきファクトリーの他のメンバーはもちろん、ハロプロの他のメンバーもパフォーマンス中に気を抜くことなどは断じてない。ただ、やっぱり疲れは出るし、ミスもする。それは人間である以上そんなものだし、その人間らしさを含めてアイドル/アーティストのパフォーマンスだと思ってる。
ただ、村田さんの集中力は全身のどの動きにも自分の意思がある感じ。良く表情管理(僕はこの言葉は嫌いだが)と言うけれど、それが全身に一本貫かれている感じ。この動きはこう動かす、次のステップはここに向かうから逆算でこうする…みたいなものが組み上げられていて、パフォーマンスに一種の緊張感がある。反対に言うとライブ感は少ないのだけれど、かなり高度な質の担保がある。
まだまだ新メンバーということで歌割も見せ場も少ないのだけれど、結局ずっと村田さんを目で追っていたのは、ダンスのキレの良さは然ることながら、その完璧さ故だと思う。
こんばんはー!村田結生です🎀
— つばきファクトリー (@tsubakifac_uf) February 19, 2025
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テーマは「15歳のゆうcanダンス」ということで1曲自分で振り付けして踊る予定👍🏻😸
今日は振り付けの様子をチラ見せ🫣💖… pic.twitter.com/6MH7hfkjul
からの、大縄跳びチャレンジである。
1部で90分、2部も60分ものあいだ収録をしており、間には上に書いたようなミニライブもやっていて、体力も限界だし、集中力も危ういなかでの「大縄跳びチャレンジ」。
これ、実は今回で3回目の企画で、初めての時はスタジオ、2回目は今回と同様公開収録で行われたのだけれど、2回目の時が少しグダっていたのだ。だから、今回もやると聞いた時は「大丈夫か?」と内心は不安だった。
改めて見ると、15分で3回挑戦し、結果としては38回跳んでるので今回の25回よりかは多かったのだけれど、やはりチャレンジ回数は少なかった印象。記憶の補正があるとは言え、幾らか集中力と緊張感は散漫としていた覚えがある。
その過去回に比べると、今回は全体に集中力と緊張感があって、回数としては越えられなかったものの20分で5回以上は挑んでいた記憶がある。そしてそこの差が何かといえば村田さんだった気がする…というのがこのブログの本題。(本題までが長い。)
とにかく、大縄跳び以降の村田さんの集中力が凄かった。舞台上でメンバー全員の動きを把握しようとしているというか、どうやったら全体の進行係スムーズになるかを意識していた感じ。もちろん、他のメンバーも出来るだけ見ようとしているのだけれど、流石に終盤で全員の集中力が低下しているところで “自然と” 行っていたのが村田さんだった。
色々と思った瞬間があったのだけれど、一番は上手側の一番端をずっと陣取っていたところかな。
要はここが大縄のときの一番キツいところで、並び順を決めるときに他のメンバーが一番イヤがるところなのだけれど、結局最後まで下手側の河西さんとともに動かなかったのは企画全体の進行をスムーズにする点においてかなり大きかった気がする。
(因みに、河西さんと村田さんが舞台中央で固く握手した後、それぞれ上下の両端に行ったときの勇姿ったらカッコよくて仕方がなかったので、是非是非放送に入れてほしいところ。)
あと、何回か跳んだ後に大縄の回し手を小野さんから豫風さんへ変更した時があったのだけれど、そのときは身長の関係で小野さんが回していた時よりも高く足を上げて跳ばなきゃいけなくなったのだけれど、そこでも引っ掛かることなく難なく飛び切り、そのまま「大丈夫っすよ」って居座っていたのがなんともカッコよかったところ。
ただ、そんなカッコいい一面を見せつつ、それでいてカメラが近づいてきたら可愛くカメラアピールをしていたのも良かったんだよな…
そうそう、もう一つ。大縄チャレンジが終わって感想を求める際に我らがリーダー谷本安美さんが「新メンバーは…」って振った時に「ひなーずです!!!」と勢いよく返していたのも良かったんだよな。ここの谷本村田の関係性が好きすぎる。
まぁ、これら全ての行動がたまたまなのかもしれないのだけれど、たまたまで済ませるには余りにもバラエティーとしてスムーズに進める上で良い働き過ぎたんです。
で、ここで岸本さんを思い出すんですよ。
ランダムダンス回の岸本さんの動き方が好きなんですけど、それは本題のダンスを覚えてる覚えてないじゃなくて、メンバーの緊張感と集中力を切らさないように動きつつ、それでいてバラエティーとして成立させるということを“自然に”やってるところなんですよ。
他にも好きなところはたくさんあるのですが、つばきファクトリー時代の岸本さんの好きなところって、こういう適度な“環境づくり”だったのではないかと今回行き着きまして…
そう、“環境づくり” なんですよ!
岸本さんって司会進行も出来るのだけれど、どちらかというとプレイヤーに混じりながら流れを見ていく “裏回し” っていうのかな、みたいな方が輝くところがあったんです。そもそも、司会進行ともう一人、プレイヤーの中で企画を理解した上で動く人がいたら、収録全体の進行は安定するという当たり前の話なのだけれど、それが頗る上手かった。(だからかわからないけれど、シーズン1以降は基本的に司会をすることが少なくなってたりする。)
ただ、それをするには全体を見ていることはもちろんだし、ときには自分で発言して場をコントロールしなきゃいけないし、その割には他のメンバーを活かしていかなきゃいけないので目立たないことも多くなる…のだけれど、こういう “環境づくり” の人がいたら圧倒的にバラエティー番組が楽しみやすくなるんだよな、ということを考えたんです。
まぁ、ここら辺は基本的に地上波番組だと専ら芸人さん…所謂 “公式お兄さん” (この言葉も僕は好きじゃない)がやるところなのだけれど、「行くぜ!つばきファクトリー」が面白いのは、要は司会進行と“環境づくり” の両輪がアイドルグループの中にちゃんといるからこそ、成立しているからではないかと。そして、そう考えた上で、最近の番組における村田さんに惹かれていたところって、こういう “環境づくり” ができちゃうところなんだろうなぁと。
で、さっき書いたように、この“環境づくり” って、めちゃくちゃ俯瞰で見ながら、集中力と緊張感を生み出さないといけないし、そのぶん体力もないと出来ないし、更に言うと基本的に “やりたい” と思わないとやらないわけです。だって、みんなストライカーになりたいもん。
ただ、そういう“環境づくり” を楽しめちゃうんだろうな…というのが垣間見えていたのが、【村田yuuジュアルサスペクツ】だったのかなぁと。
この回を要すると “村田さんvsメンバー&視聴者” というぶっ飛んだ回なのだけれど、意外と軽々とやっていたのは“環境づくり”を楽しめるタイプだったからなのではと公開収録が終わったあとに思ったんです。常に集中力と緊張感を持ちながら、出るところは出て、引くところは引く。全体を見ながらバラエティーを作り上げていく、その能力が大きいのかもしれない。
…という、そんなタイプだからか、村田さんは基本的に観客へのレスポンスは少ない気はしてて。要は、舞台上で何か起きてないか常に気をかけてるから、個々の観客まであんまり気が向かないんですよ。そして今更だけど、これは岸本さんも実は同じだったのでは?と思うところ。
なんですけどぉ…
レスポンスもらえちゃって(笑)
いや、ほんとに僕かはわからないんですけど、僕じゃなくてもう1つ後ろだったかもしれない。まぁ、めずらしいから貰ったことにしておくか。まぁ、谷本さんの「好きな子の名前呼んでー!」で、一応声張ってたしな(笑)そういうことにしておこう、うん。
更に嬉しいのが、今週の水曜日のナツノコエさんの5th Anniversary Tour に岸本さんがゲスト出演したときにもレスポンス貰ってるんですよ…
1週間に2回も推しからレスポンスって貰えるんですね(爆)
いやぁ…我ながらチョロいわ(笑)ま、ファンなんてチョロくてナンボですからね(?)こんなに色々書いてますけど、結局レスポンス貰えたら一番嬉しいですから(爆笑)
因みに、舞台上で常に気を張ってる村田さんの横で何食わぬ顔で観客にひたすらレスポンスしてる石井さんがホントにコントラストとして良すぎる。ホントにね、ちょうど昔の谷本さんと岸本さんなの。岸本さんが常に舞台上を気にしてる横で、何食わぬ顔でレスポンスしてる谷本さん…かつて岸本さんは「隣で真逆の子が居て、それが刺激となっていて良かった」(ニュアンス)と話していたのだけれど、ホント真逆なんだよな…そして、そう考えると我らがリーダー谷本安美はやっぱりリーダーになってからスタンスが少し変わっていってはいるんだよな。やはり立場は人を変える。
にしても、集合写真の後、立ち上がる際に親指を攣った石井さんに肩を貸したあと、土居さんを誘ってひなーず3人で肩組みしてカメラアピールした村田さんの行動力、流石に良すぎたな…あれも放送に残るかしら…
そんな、村田さん。本人のブログからもバラエティーを面白くしてやろうという気概を感じるのが良い。ただただ楽しいのも大事だけれど、やりたい方向性を見つけて少しずつ自分を変えていっているのがすごく良いのよ。
にしても、この写真良すぎるな…信じられないかもしれないですが、この子が大縄の最上手で計100回弱跳んで、ついに一回も引っ掛からなかったアイドルです。シンプルにフィジカル・エリートすぎる。
あと、バラエティーに対する意気込みで言うと、小野さんが最後の挨拶で「今シーズンの行くつばの収録は全部楽しかったです!」と連呼していたのが良かった。2年前の初の公開収録では「番組の収録が怖かったときもあった」と吐露していたので、バラエティー番組1つとっても変わっていくんだな、人間。コツコツぐんぐんニッコニコだね!!!
というわけで、まとまってるのかわからないのだけれど、要は僕はアイドルで言うと“環境づくり”するメンバーを好きなのかもしれないと言う話。村田さんがこの先どんなふうにバラエティーを作り上げていくのかを見ていきたいし、そのためにも行くぜ!つばきファクトリーは是非続いていってほしいです!!!