【完全版】ロウワー 【MV・歌詞 考察】(補足)
・お久しぶり&振り返り
皆様お久しぶりです。最高潮に年の瀬ですが、あなたがこのnoteを見ているということは、もう一寸先が年越しか、あるいは既に年を跨いでしまっていることでしょう。とても残念です。(私の作業スピードに)
いやね、本当はもっとプロセカやプロセカ周りの考察記事とかを出そうとしてたんですけどね…………ちょっと忙しかったり……メンタルの問題だったり…………アルセウスしてたり……SVしてたり…………すみません半分は遊んで面倒くさくなっただけです。記事の下書きや構想自体は何ヶ月も練ってる物があるので、2023中には面白いものがたくさん見られると思います……なので特に期待させまくるように大口を叩いて回ってしまったフォロワー様たちはどうかお許しください……😿
さて今年の振り返りですが……皆さんのおかげでなんと!!
ロウワーの記事が100,000PVを突破しました!!!
本当にありがとうございます……😭😭😭
当時あの記事を投稿する時は本当にこれを投稿していいのか?見てもらえるのだろうか…と、とても不安になっていたのが嘘のようで、ここまで見てもらえるとは思っていませんでした。この1年間、冗談ではなくこの記事を書き評価されたことが、私の中でも大事なピースとして機能していました。い〜やマジで頑張って書いた甲斐があった。あんなに長いのによく読んでくださったなぁと思います。改めて皆さん本当にありがとうございます。
しかし、あの記事。未完成なんです。
完全とは言い難い、自分でも痛いほどに理解している“曖昧にしたまま”の部分が存在していました。今回の記事は10万PVを突破した&一周年記念(大体)に、その見ないふりをしていた部分にケリをつけに来ました。では本題に入ります。
※当記事は前回の記事の続きなので、まだ見ていない方は是非ご覧ください。
・最後の歌詞考察
最後に残されたままの歌詞は…ズバリ、ここ。
ここ、ずっと違和感があったんですよね。
並びが綺麗じゃないんです。
フォロワーさんが前に言っていたことなんですが、音韻的に綺麗にするなら怒ると踊るがセットの方が自然なんですよね。つまりなにかしらの作為が存在する筈なんです。
筈なんです……が…………前回のnoteを執筆した時には、その意図を読み取ることができませんでした。なので口惜しいながらもそのままにして記事を完成させてしまったんですね。
しかし、今回その意味が完全に理解できたのでこれでようやく綺麗に終わろうと思います。
まあ今年の2月前後には気づいていたんですけどね……記事書くのめんどくさくなっちゃった(๑>•̀๑)テヘペロ
では解説に入ります。
まず、これらには組み合わせが存在します。1周目と2週目の同じ順番のもの。
“君と泣く/歌う”、“君と笑う/踊る”、“君と怒る/話す”
そしてこれらは左から右へ順番が存在します。
この順番が何を意味するか。
それは公式にて決定づけられている順番。
ゲーム内でも見ることが出来る、ニーゴのメンバー順です。
単刀直入に説明します。1周目は彼女達のイベストと、2週目は彼女達のイベントガチャの衣装に由来します。
カーネーションリコレクションにて、瑞希は奏と共に思い出の花壇を見つけます。
奏は今まで閉じ込めていた感情が溢れ出し、その眼からは涙が零れ落ちました。
また、カーネーションリコレクションのイベントガチャにて奏に付属する衣装の名はレクイエムナイト。鎮魂歌、つまり歌です。
灯のミラージュにて、瑞希はまふゆのアルバムの表情を見て現在とは全く違うことを指摘します。まふゆは過去を思い出し、かつての母の温もりから感じていた喜びを思い出しました。
また、囚われのマリオネットのイベントガチャにてまふゆに付属する衣装の名はマスカレードドール。仮面舞踏会、踊りです。
満たされないペイルカラーにて、瑞希は消息を絶った絵名を見つけもう一度話し合うことを提案し、その話し合いの末に絵名は自らの怒りの正体を理解し、再び前を向き始めました。
また、満たされないペイルカラーのイベントガチャにて絵名に付属する衣装の名はナーシサス・ペインタードレス。ナーシサスとはナルキッソスの英語名であり、分かりにくいですがナルキッソスの水面に写る自らを見つめる神話と楽曲“限りなく灰色へ”の歌詞を参照すると(今度また記事にします)、これは自らとの対話を表していると考えていいでしょう。
以上のことから、1周目の喜・怒・哀に対応する歌詞はニーゴのメンバーがそれぞれ正しい扱いを失った感情。彼女達一人一人に欠如する物を表す大事なキーワードでもあると言えるでしょう。
ニーゴメインストーリーの始まりは奏が泣いているところから始まりますし、まふゆの行動理論は皆が喜んでくれるかどうか。
人形達の舞踏会ガチャではまふゆは笑顔の仮面を被り、奏は涙の仮面を被っています。
絵名はそのままです()
前回のnoteでは、魔女は絵名を表現していると言いましたが、絵名が代表しているだけでニーゴの全員が瑞希にとっては心地の良い場所であり、大事なものであることを表現していたのですね。
そして余った“楽”。これと瑞希のイベントガチャ衣装“ハーミット・リバース”を同様に当てはめると…………メイドのこれからは
君と楽しみ、君と逃げる
メイドが信じ、また自らの手で裏切ったもの。
魔女との幸せな隠遁生活ということになりますね。
以上にてロウワーの補足説明は終わりです。
最後まで見てくださりありがとうごz
ちょっと待てーーーー!!!!
実は最近公式から新たな情報が投下されたので、それに関する考察をして本当に最後とさせて頂きます。毎度毎度終わる詐欺が酷くてすみませんねぇ。
実は先日Lanndo(ぬゆり別名義)オフィシャルグッズが販売開始される際に、ロウワーの二人の名前が明らかになったので、これについて触れていきたいと思います。
まずメイドの名前"スオウ"ですが、どう考えても以前紹介した"ユダの木"ことセイヨウハナズオウからですね。もう答えじゃん。
次に魔女の名前"イクス"なんですが、Twitterで検索した感じこちらも以前紹介した"イクトゥス"が元ネタだというツイートが散見されますが、これは違うと思います。惜しいですけど。イクトゥス→イクスはちょっと個人的な感性では美しくないのでやらないと思います(は?)
これはギリシャ語でキリストを表す"ΧΡΙΣΤΟΣ"の頭文字"X"のラテン語読み"イクス"だと思われます。イクトゥスがΙΗΣΟΥΣ ΧΡΙΣΤΟΣ ΘΕΟΥ ΥΙΟΣ ΣΩΤΗΡの略なので近いのですが。
あとイエスの血とされるワインを所持していますね。
じゃあこれもう答えやん。
ということでほぼユダとイエスであることが確定された形になります。
イクスは反対読みすると救いになりますし、イエス(名前)ではなくキリスト(救世主)の頭文字を名前にする辺り、よりスオウにとってイクスが救世主であった側面が強調されたり、イクスが実際にただの人間ではなく魔法を使える魔女であったことが伺えるネーミングなのではないでしょうか。好(ハオ)。
そしてですね。大事なことが一つ。こちらに書いてありますように、ロウワーが収録されたぬゆりのLanndo名義ボカロカバーアルバムが1/9(月・祝)23:59までの受付で注文できます!!!!!!!しかもロウワーRemixCD特典付きです!!!!!!!!!!!!!買うしかない!!!!!!!!!!!みんな買いましょう!!!!!!!!!!!!!!!終わり!!!!!!!!!!!
・お気に入り記事の紹介
当記事は例によってobscure.氏主催のボカロリスナーアドベントカレンダーのゆるめの2枠に一応参加させてもらっているのですが、クリスマスどころか年内にも間に合っていない失態でございます。
叩かないで…叩かないで…
罪滅ぼしと言うわけではないのですが、読んでいて面白いなと思った記事がいくつかあり、紹介しないのは損だなと感じたのでせっかくならとこの場を借りて紹介させて頂きます。ちなみに全ての方の分を読んでいる訳ではないので悪しからず。
①Klayn氏/リスペクトから繋ぐ世代だ!~『Vocarap Classic』に見る、ボカロ文化の「いままで、このとき、これから」~
脈々と受け継がれていくボカロカルチャーの今昔、これからについて楽曲「Vocarap Classic」について触れながら書かれているこの記事なんですが…正直そんなことどうでもいい(クソ失礼)
いや、この文章のおかげなんですが、ひたすら「Vocarap Classic」を聞きたくなった。それ以外のことどうでもよくなって文章トビました。
私も同じく今まで聞いてきた中で2017年のシーンを最も愛しているという自認を持っているのですが、この楽曲について深く思考を巡らせたことがなく、このように興味深い楽曲が2017に存在していた事実がただひたすらに悔しいです。気づかせてくれたKlayn氏に最上級の感謝を。
②きぃ氏/ふぉんとのボカコレ2022秋
いや、ごめんこれ一言でいい?
ド変態やん
大好き。
③obscure.氏/インターネットは辞めた方がいいし、ボーカロイドに情緒は破壊された方がいい
インターネットはやめろ。
自分もかくかくしかじかあって、新曲追ったりしょーもないインターネットに触れる時間が減ったりして似たような状況なので、勝手に共感しまくってしまいました。こうすると必然としてCDや配信でばっか曲聞いちゃって出会いの場がどうしても少なくなっちゃうんですよね。
でも何事にも一長一短あって、悪いことばかりではありませんでした。
自分の場合は、今までどこか、恐らく玄人ぶろうとしていたりして自分の好みとは別に客観的に見た楽曲単体の良さを計ろうとしたり、逆張りでキャッチーな要素を撥ね退けてしまう気持ちがどうしても排しきれずに存在し続けていたんですが、こうやってちょっと引いて曲を探してみると、案外どうでもよくなっちゃって自分の好きに対して比較的正直に、フラットに曲を聞けたような気がしていますね。
例えば、自分は音楽だけじゃなくてそれと同じくらい絵や動画、歌詞を重視していて、少しガキっぽい聞き方かもしれないけど、それが自分だと胸を張って言えるようになりました。邪念が少し祓えた気がします。
いつか絶対に俺が追えていなかった新曲たちを掘り起こしてやるという気持ちはあるので、その時に活かされてくれるとめちゃくちゃ嬉しいですね。
以上!素敵な場を用意してくださりありがとうございました。
来年は遅刻しないようにしたいッス()
次回予告
次回更新日未定!!ろくろ首みたいに首を長くして待ってくれください!!
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