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寝言録音アプリの話を楽しそうに話された時はなんも思わなかったのにふと、無性に自分の寝言に興味が湧いてきた話


皆さんはポケモンスリープをご存知だろうか。

睡眠の時間と質を計測し、それに応じてポケモンをゲットしたり、成長させたりすることが出来るゲームである。また、自身の寝言を自動で記録してくれるというスグレモノでもある。

僕はこのアプリがリリースされた時に、周りの人達に色々な方向から勧められたが、魅力を感じなかったので入れなかった過去がある。

しかし最近になって、ふとアプリを入れてみた。何故かと言うと、自分の寝言を聞いてみたくなったからである。というのも、僕の寝言には定評があるのだ。高校から大学まで部活で登山をしており、幾千の夜をテントの中で他部員たちと過ごしてきた。その過程で僕は寝言を言いがちだというタレコミが多かった。その度に、「いびきはかいてないよね?!」と聞き周り、安心したのはよい思い出である。

で、実際に聞いてみたが、30個に1個くらいしか寝言らしい寝言が録音されていない!何たる怠慢であるか。毎日10個録音される音声、そのほとんどがよく分からない布が摺れる音や呻き声である。くそぉ。涙がちょちょぎれるぜい!

とまあ、結果は惨憺たるものであったが、たまに録音されている寝言は意味不明すぎて面白い。あとポケモン好きとして育ってきたゆえそもそも育成が楽しいのもあるので、3週間経った今もアプリは残っている。


という事なんですけど、今回僕が言いたいのは、エピソードの初めのところ、他推でゴリ押しされてる時は魅力感じないけど、数ヶ月経ってから興味出る時あるよねって話。

音楽とかでも、勧められたものってだいたいハマらないのが世の道理ではあるのだが、それを何年後かに自力で再度発掘して聞いてみると意外とハマったりする。

結局のところ、自分の食指を動かすのは自分で、他人の食指を動かすのはその当人でしかないということなのである。推しの良さを語っている人は自分がベイビーの食事の世話をしているつもりかなんかなのか。

そして他人に食指を動かされている人は、自分で食べるものも決めることが出来ないのか。


俺の『どくをはくこうげき』!

効果はいまひとつのようだ...。

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