Apple Watchをひと休み
Apple Watchなんて使わないよなぁと思っていたのだが、興味本位でちょっと使ってみたら意外と便利で、なにしろ手首を見るとすぐに時間がわかるんだもんな。
before Apple WatchはiPhoneがあるから時計なんていらないやと思っていて、それまでに持っていた時計は机の引き出しの奥深くしまった。
時たま思い出して、すでにバッテリー切れで動かなくなった時計を手にすると、「こんなのよく腕にまといつかせていたよな」とか、(Apple Watchを使い始めると)「時間しかわかんないんだよな、これ」といった感じで、おそらくこれからはこれらの時計を使うことはないだろうと思っていた。
ある日、会社の同僚の腕を見ると、セイコーのダイバーズウォッチをしている。
よっく見ると、自動巻きのダイバーズウォッチで、自分の机の奥深く入っているダイバーズウォッチよりも少し古い。
自分のダイバーズウォッチはクオーツで、バイクに乗っていた頃に雨の日も安心なんて思いながら使っていた。
まんまるい文字盤とごっつい感じが懐かしくなって、先日モールの時計屋さんでバッテリーの交換をしてきた。
ときどき腕にするけれど、(たとえ時間しかわかんなくても)全然不便じゃなくて、同じ時計をしている人には滅多に会わないので(自分以外の人がApple Watchをしているのを見ない日はないくらい)、これはこれで良いもんだなと思う。
今日は手巻きの時計をひっぱりだしてみた。
デリケートな時計で、時間を合わせようとリューズを回す時に、逆に回してしまうとすぐに壊れてしまう。
きっと世界で一番有名なクロノグラフで、時計好きなら一度は憧れるスピードマスターは、そのクロノグラフという計測機能もあるのに、時間の方はあまり正確ではない。
スピードマスターを手にした頃はすでにクオーツの時計を使っていたので、その不正確さに呆れながらも使っていた。
実生活ではクロノグラフもタキメーターも必要なくて、ただただひたすら重い時計を「ふふんかっこいーだろー」なんて思いながら使っていた。
明日は久しぶりにかっこいーだろーなんて思いながら、仕事に持って行くつもり。
あ、でもね、ある程度歳を重ねてこう言った時計を改めてみると、買った時には感じなかったかっこよさってあるんだよ。
机の引き出しには、他にもハミルトンのサブやマックスビル、CASIOの月齢がわかるディジタルウォッチもあるので、ぼちぼち復活させて行くつもり。
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