備忘録14 巻線形抵抗器と巻線形可変抵抗器
巻線形抵抗器は大きな電流が流れる回路に使われている
巻線形抵抗器とは、磁器ボビンに金属抵抗線をで巻き付けることで作ります。その際に以下のような抵抗線を利用しています
ニクロム(Ni-Cr合金)
ニッケルとクロムの合金で、高温に耐え、発熱体によく使われます。コンスタンタン(Cu-Ni合金)
銅とニッケルの合金で、温度係数が小さく、計測機器の抵抗素子に使用されます。
鉄クロムアルミニウム合金(Fe-Cr-Al合金
高温環境下で耐久性があり、発熱線に適しています。などの金属抵抗線を巻き付け、漏電防止のホーローその他の絶縁被覆を施した抵抗器を言う。
巻線形可変抵抗器は連続して抵抗値を変えられる
★巻線形可変抵抗器とは、鉄心に巻かれた金属の抵抗細線を抵抗体とし、軸を回転することにより、抵抗巻線の上をすべり板が摺動して、抵抗値を連続的に可変できる構造の抵抗器をいいます。