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備忘録16 抵抗を理解する その2
並列接続回路とその合成抵抗
抵抗の直列接続とは ”抵抗を1列につなぐ”
抵抗を直列に接続するとは、抵抗を数珠つなぎに繋ぐことをいい、これを”抵抗の直列接続”といいます。また、抵抗を直列に接続した回路を“抵抗の直列回路”という。
2つの抵抗を“直列接続”する配線の仕方
直流電源である電池Eの正(+)極に抵抗値がR1Ωの抵抗の端子aを接続し、その端子bを抵抗値がR2Ωの抵抗の端子cにつなぎ、その端子dを電池の負(一)極に接続した状態を“抵抗の直列回路”という。
合成抵抗とは ”ひとつの抵抗として表わす”
電気回路には多くの抵抗が接続されています。これらの抵抗を一つの抵抗で表すことができれば、オームの法則(7項:30頁参照)を直ちに適用でき、電気回路の計算が容易になります。このように、複数の抵抗を一つの抵抗Rとみなしたとき、このひとつの抵抗を“合成抵抗”といいます。
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抵抗Ωと抵抗R2Ωを並列に接続した回路の合成抵抗を求めてみる。
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テキストでは数式が面倒なのでpdfにしました。
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