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上野のパンダ・シャオレイ2歳のお誕生会

6月23日は上野動物園のシャオシャオとレイレイの2歳のお誕生日。上野の街もお祭りムード。松坂屋上野店さんでは、パンダのアドバルーンなんて上がっちゃったりして。パンダのお誕生日って、それはそれはファンが楽しみにしているイベントなんですよ。

そんな日に、虎ノ門にある東京中国文化センター「シャオシャオとレイレイ(2歳)お誕生日会」が開かれました。イベントにはパンダファン約150名が参加。当日の様子をレポートします。

パンダだらけ

開始前の会場。至る所にパンダがおり、ファンにはたまりません! 写真を撮る方もたくさんいましたよ。

お誕生日ムード

シャオレイの成長パネルもありました。かわいい姿が満載や〜!

シャオシャオ成長パネル
レイレイ成長パネル

そして、公式のカメラにもパンダ。公式YouTubeでは、イベントの生配信も行われていました。

アラ、目が合いましたね

シャオレイへのメッセージコーナーもあり、私も一筆書いてきました。

あのコたちへのお祝いメッセージ

お祝いが続々と

イベントの開始は中国駐東京観光代表処 首席代表 欧陽安氏の祝辞から。珍しさと愛くるしい姿で世界中の人々に愛され、日中友好のシンボルであるパンダが順調に成長している喜びを述べました。そして、日中の文化・観光・交流へのさらなる貢献と、日中友好が続くよう祈念するとし「中国へも来て下さい」と締めくくられました。

首席代表 欧陽安氏のあいさつ。マイクにもパンダ

「ビザなし渡航が再開したら、パンダたちに会いに行きたい」と思っている人は多いハズです。会場には四川航空の方も来ておられましたよ。

ほかにも、恩賜上野動物園 教育普及課長の大橋直哉氏「毎日パンダ」でおなじみの高氏貴博氏も祝辞を述べられました。

恩賜上野動物園 教育普及課長の大橋直哉氏
高氏貴博氏

大橋課長によると「土日でも60分待ちくらいの待機列が、今日は120分待ちでした」とのこと。高氏氏も来る前に一度シャオレイに会ってきたそうで。「2回目並ぼうとしたら120分待ちになっていて、断念しました」と話していました。みなさまの熱量がうかがえます。

祝辞のあとは、四川省観光動画の上映。パンダの姿が映し出されると、会場から思わず「かわいい〜」の声が。人々の憩いの場である茶館や、中国四大名繍の一つである「蜀繍(しょくしゅう)」。2000年以上の歴史を持ち、国家無形文化遺産にも登録されている「道明の竹編み」などが映像で紹介されました。

公式の生解説!

シャオシャオとレイレイの短編動画上映では、予定になかった大橋課長の生解説が! シャオレイの誕生からいままでを振り返ります。

赤ちゃんパンダの毛はフワフワに見えて、意外とゴワゴワしているのだそう。メジャーで大きさを計測するシーンでは、会場から「測りたい」「さわりたい!」の声が漏れました。

また、シャンシャンがシンシンになめられすぎてピンク色だったのに対し、シャオレイは交互にお世話されるため「ピンク→白→ふたたびピンク」を繰り返していたのだとか。ふたごならではのエピソードですね。

お母ちゃんにもよく絡んでいたよね

シャオシャオの絡みっぷりに関して、「レイレイは勘弁してくれといったようす」と話す大橋課長。ファンには常識のシャオの絡みも公式から聞くと、なんとも面白いものです。

2頭が木に登って、時間が来ても下りてこないため、飼育員が脚立を使って回収したエピソードも披露。あまりに高い木は回収する人間も危険ということで、やむなく登れないように鉄板が巻かれてしまったのだそうです。よっぽど居心地が良かったのでしょうね。

グルメっぷりは?

気になる2頭のグルメっぷりはどうなのでしょう?大橋課長曰く「レイレイは何でも食べる。シャオシャオはその日新鮮な竹など、特定の竹ばかり食べる」とのこと。意外とシャオ坊の方がグルメっぽいですね。

なんでも食べるレイレイ(6/23 筆者撮影)

じつは、あまりシャオレイの見分けがついていないという大橋課長。飼育員さんに比べると接する機会が少ないですもんね。飼育員さん直伝の見分け方は「シャオシャオの方が目がクリクリパッチリ。レイレイは眠そうでまぶたが重い」だそうです。こんど試してみよう。

シャオ坊には緑のラインもあるもんね(6/23 筆者撮影)

パパとママにも会いに来て!

最後にお父さんのリーリーの動画が出ると、「親子に焦点が行きがちで、あまり登場しないリーリー」としながらも、「毎年ちゃんと発情が来て、メスさえよければOKという、いいお父さん」と、大橋課長。愛を感じるコメントです。

花を背負って登場。かわいいリーリー(6/23 筆者撮影)
お尻真っ黒。3色になっていたリーリー(6/23 筆者撮影)

さらに、「朝イチはシャオシャオとレイレイに会いに来る人が多いですが、リーリーとシンシンもよく見れますよ」と、大橋課長。朝はご飯の時間。ごきげんなリーリーと、ダイナミックに竹を食べるシンシンの姿が目に浮かびますね。

後ろのニンジンに気づかず、ひたすら竹を食べるシンシン(6/23 筆者撮影)
朝はお外にいる確率も多いですよ(6/23 筆者撮影)

ほかにも、四川省や四川航空提供のパンダグッズの抽選会や、ハッピーバースデーソング合唱のあとに「生日快乐!(ションリー クァイラ)」と、中国語の「お誕生日おめでとう!」でお祝いです。そして、東京中国文化センター長 羅玉泉氏のあいさつのあと、会は終了しました。

7月3日(月)の15時からは、赤坂の多元文化会館にて、「ジャイアントパンダ保全とシンシン誕生記念イベント」も開催予定なのだとか。こちらは6月26日(月)19時まで、参加希望を受け付けているそうです。詳細は公式ツイッターをご覧ください。

パンダとパンダファンまみれのイベント。楽しかった〜! 東京、ええなぁ〜。

パンダがいっぱい!


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