3月3日のひな祭りは、命を大切に生きる記念日

毎年、ひな祭りが来たら思い出すんです。

ひな祭りの朝

梅の香りとともに天国に上っていった

9歳の男の子の笑顔を。

これは、22年前の3月3日の事を涙を流して

書いたブログ記事です。↓

22年前でした。

彼は急性白血病で6歳のころから戦い、

移植も受けて、あのつらい無菌室も乗り越えました。


「生きられますように。」

彼は祈りました。


しかし、その努力を踏みにじるかのように

病気は移植後の再発をし、

生きよう、生きようと最後の最後まで頑張って、

酸素ボンベをして院内学級に最期まで勉強に行って

そしてひな祭りの朝、6時5分、神様の国へ行きました。


折り紙が好きで、

無菌室を折り紙アトリエにしてしまい、

亡くなる1か月前は、折り紙の個展もしました。

プロの作家先生から「作家として対等の友人」と評価いただきました。


そんな彼がなくなったのちに先生からいただいた言葉。

「この子は、病気に勝った」


彼の顔が勝利の笑顔になっていったのは、亡くなってから数時間後でした。

これを奇跡といわずどういう。


今も彼を思い出すと思うんです。

彼は、命を何度も脅かされ、そして、9歳までしか生きられませんでした。

しかし、彼は、死んだのではなく、生きた。

9年の歳月、一緒に生きた。


彼は、どんなにつらい治療の時も、

生きていたくないと思ったことは一度もない。

あの壮絶な無菌室でも

生き抜いて、楽しみぬいて、折り紙をエンジョイしていた。


だから思います。

どんなにつらいことがあろうが、今どんなにピンチだろうが、

生きていたくないなんて思わない。

達成できないなんて思わない。


生き抜いて、取り組みぬいて、

進みぬこうと。


3月3日は、その決心を思い出す、大切な祝日なのです。


私も、彼と一緒にあなたに伝えたい。

生きてください。

命の一滴残さず、スープの皿を嘗め回すように、

生きて生きて、

命を味わい、楽しんでください。


一緒に生き抜きましょう。


これは、22年前の3月3日の事を書いたブログ記事です。

必ず、あなたの人生を、良い方向にします。

ぜひ読んでください。↓


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