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ジュディマリのTAKUYAが、CYaRon!のライブに弾きに来る!??

いよいよ、2021/10/16、17はCYaRon!の2ndライブ。
私は両日現地参加できることになりました。
先月のGuiltyKissに続き、バンドが演奏に入るスペシャルなライブですが、個人的には約1年半ぶりのライブ。
今まで我慢してきた分、存分に楽しむ準備はできています!
あまりに楽しみなので、このライブについての様々なことを語っていきたいと思います。

「ある日...永遠みたいに」異例すぎる参加メンバー!

今年1月にリリースされたCYaRon!の1stフルアルバム「ある日...永遠みたいに」。
今まで発表された曲や、ライブで披露されたSEを含む全14曲。
中でも新曲3曲がどのユニットよりもスペシャルなものでした。
何と、元JUDY AND MARYのギタリスト、TAKUYAさんが全ての曲を書き、編曲にプロデューサーの本間昭光さん、クラムボンのミトさんが参加するという豪華さ。
今までのラブライブ!シリーズにあって、異例中の異例!

JUDY AND MARYは、言わずと知れた90年代を代表するモンスターバンド。
次々とミリオンヒットを飛ばし、東京ドームの単独ライブを成功させた、時代の寵児と言ってもいいバンドです。
解散は2001年。ちょうど20年経ったのですね。

ジュディマリというと、当時はヒットチャートを賑わせ、20代ぐらいの女性を中心に人気だったイメージがあります。カラオケが文化の中心とも言える時代のヒットですから、ジュディマリの曲がカラオケの十八番だった方も多いはず。
私はどちらかと言うと、ジュディマリはあまり聞きませんでした。当時は男性だけのバンドとか、洋楽とかを聞いていました。あと、椎名へきるさんと國府田マリ子さん!林原めぐみさんやTWO-MIX。そんな時代ですね。

ジュディマリの中でおそらく最も有名な曲は、アニメ「るろうに剣心」のOP「そばかす」でしょう。
個人的に思い出があるのは、ガソリンスタンドでバイトしていた時、有線放送でよく流れていた「くじら12号」。2時間ごとに流れるので、覚えてしまった。
それぐらいだなぁ…と思っていたら、最も思い出深い曲を忘れていました。
アルバム「POP LIFE」に収録の「ジーザス!ジーザス!」。

大学生の頃、軽音楽サークルに所属していた私は、女性ボーカルの4ピースバンドを組んでいました。
ボーカルだけ後輩の女の子。あとは男ですが、実力には自信がありました。私はドラムとして参加。
このバンドで、数あるジュディマリ曲の中からこの曲を演ることになりました。確か、ギタリストが持ち込んだと記憶してますが...。
他にもジュディマリバンドはサークル内にありましたが、この曲はレパートリーになかった。
前述の通り、あまり聞いてこなかった私が初めて深く触れるジュディマリ曲。
聞いてみると…これが難しい…。
まず、ドラムが入るタイミングがわかりません。
ギターのリフから始まるのですが、変なタイミングでドラムとベースが入る。
スタジオで合わせ始めた頃からつまずきました。なんでこんな変な入り方をするのか?
メンバーの協力を得て、ようやく5小節目の3拍裏で入る、と理解。
一度できるようになったらそれ以降はミスなく曲に入れるようになり、この曲はライブで何度も披露しました。
今でもあのリフを聞くと、当時が蘇ってきます。20年近く経ってずっと忘れていたのに、音を聞くと思い出しますね。

本間昭光さんは最近まで存じ上げませんでした。
しかしその名を知ることになったのは、ほとんどのラブライバーがそうだと思いますが、CYaRon!のメンバーでもある降幡愛さんの「CITY」。
あの曲は衝撃でした。80年代のシティ・ポップを完全再現。すべてが懐かしく感じるのに、新しい機材を使っているので音が綺麗。すべてが洗練されている。

ただ、本間さんのプロフィールを見ると、目立つのはポルノグラフィティ。
ジュディマリ末期の頃に「アポロ」で登場し、ヒットを次々と飛ばした二人組ユニット。
2000年代前半、私もよく聞いていました。
特に好きなのは、アニメ「GTO」のED曲「ヒトリノ夜」。あのリフとサビが好き。
そして2002年W杯のNHKテーマソング「Mugen」。軽快なビートと掛け声、盛り上がるサビ!

あと、さっきWikiで見ましたが、本間さんが矢吹敏郎さん、大平勉さんと共にスレイヤーズの音楽も手掛けていたのは知りませんでした。
このあたりの名前を出すと、奥井雅美さんとか出てくるのですが、長くなりそうなのでまたの機会に。

クラムボンのミトさんは、お洒落なサウンドでアニソンのみならず最近のポップスを席巻しているイメージですが、あまり存じ上げません。
ただ、2015年のアニサマで、メロキュアのステージに登場したのは覚えています。
メロキュア、ものすごく好きでした。アニサマのステージを見て号泣したのは言うまでもありません。

かなり脱線しましたが、そんなすごいメンバーがCYaRon!の曲に携わる。
ラブライブ!もすごいところまで来ました。

ジュディマリのTAKUYAが、CYaRon!のライブに弾きに来る!??

2020年から何かと悔しい想いをしてきたAqoursですが、3ユニット共に1stアルバムをリリースした後、ライブがスケジュールされました。
まずはAZALEA。昨年から度重なるライブ中止を経て、仙台の地で1stライブを開催。
配信で見ていましたが、二人だけでも力強く、素敵なライブでした。

続いてGuiltyKiss。
ここで、新曲3曲を手掛けたメンバーを中心としたバックバンド「Guilty Devils」が結成され、当日演奏するというニュースが。
当初は現地参加したかったのですが、感染拡大が収まらなかったため、泣く泣く配信で見ました。
しかしテレビの画面越しに、生演奏の迫力は十分に伝わってきました。
ラブライブ!シリーズ初の試み。ギルキスの曲からAqoursの曲まで、今までとは一味も二味も違う厚いサウンドとグルーヴ!
ぜひとも会場で味わいたかった…。

そして今回のCYaRon!。
「まさか本人が登場、なんてないよな…」と思っていたら、そのまさかが現実のものになってしまった!
なんと、TAKUYAさんがギター、本間昭光さんがキーボードで参加する「CYaRoTOMO'S」がバックに入ることが決定!
これは…見ておかないと後悔するレベルなのでは…?次第に迷い始めました…。

ジュディマリは女の子たちに人気で、カラオケの定番だったこともあり、いわゆる「一般ウケ」するバンドでした。
しかし、楽器やバンド経験がある人ならわかると思いますが、実は演奏がものすごいバンドだったのです。

一番目立つのはボーカルのYUKI。バンドの顔として、個性的な声で歌唱力もズバ抜けており、パフォーマンスも派手でキュート。
そのYUKIのパフォーマンスを引き立てるのが、TAKUYAの作る曲と、超絶なギタープレイ。
絶妙なタイミングでものすごいリフを弾いたと思ったら、クリーンで聴かせるアルペジオもあり、ソロは個性的だが曲をドライブさせるフレーズもある。細かく聞きこむと裏でものすごいことをやっている。
そして、そこまで超絶なプレイをしていながら、YUKIのボーカルを全く殺していない。つまり、ボーカルを前にしてギターが目立つことがないのです。
そしてそして、何よりも大事なのが、恩田さんと五十嵐公太さんのリズム隊。
フロント二人を自由にさせるだけの安定したボトムとグルーヴ。派手さはない(恩田さんは見た目派手ですけど)ものの、堅実なプレイはすべての曲のボトムを支えます。

「TAKUYAがCYaRon!のライブに弾きに来る!?」これがどれだけすごいパワーワードか!
ただ、発表当初のネットの反応を見ると、なんだかイマイチ盛り上がりに欠けるようにも感じました。

思い出すのは2004年。
水樹奈々さんのライブをZeppTokyoへ見に行った時の事。
ライブ前にパンフレットを買って開いたら、バンドメンバーにドラムマガジンでよく見る顔が…。
なんと、五十嵐公太さんがそのツアーから参加するというのです!
いやいや、有り得んでしょ!?「ジュディマリのドラムの人」よ!?(同名タイトルの教則ビデオがあった)
…とひとり入場前から興奮し、後から合流した友達にも熱弁を振るった記憶があります。
ライブが始まると、1曲目の「Suddenly~巡り合えて」のプレイの凄さ!
これがミリオン売ってドーム満杯にした人のプレイか…と、その凄みを味わったものです。
しかし、周りはいつも通りのノリ。奈々ちゃんが「元JUDY AND MARYの…」と紹介して初めて「おおっ!」と歓声が上がっていました。
まぁ無理もないかもしれません。一般的にはジュディマリと言えばYUKIですから。

ちなみに、その前の年から水樹奈々バンド「チェリーボーイズ」は凄かった。
80~90年代のロックシーンをよく知る方と一緒に見に行ったのですが、開演前に「水樹奈々の曲で北島健二がギター弾いたらしいよ」と話していました。確か「New Sensation」だったか。当時としては画期的な出来事でした。
そしていざライブが始まると、なんとステージ上で北島健二がギターを弾いているではありませんか!
あの「FENCE OF DEFENSE」の北島健二ですよ!?EPICソニーの!!
「PEARL」で”SHO-TA”こと田村直美に呼ばれて、カーマイン・アピスとトニー・フランクリンと共にステージに立ったあの人が!?
周りの連中はこの異常事態に気づかんのか!?と、同行した方と怒り心頭だったのを覚えています。

その出来事が2003年。このあたりから、アニソンにも有名なアーティストが数々参加し、今や音楽産業の中心ともいうべきジャンルとして確立されていきました。

またまた脱線してしまいましたが、そんなすごいメンバーが演奏するなら、何としても現地で見たい!
ギルキスのライブが終了してから、CYaRon!の一般2次選考の申し込みにまだ間に合うタイミング。
せっかくだから、ダメ元で申し込んでみよう。
2日間申し込めば片方当たると思うから、両日申し込んでみよう。ダメなら配信で…と申し込んでみました。
結果発表の当日、恐る恐るサイトを見てみると…
なんと!両日当選してしまった!!

会場は幕張メッセ。イベントホールではなく、展示場の方です。
スタンドはないですが、かなり広い。
もともと、広いスペースを取って1万人前後を入れる予定だったと思うのですが、緊急事態宣言が解除になり、キャパを増やすことができるようになったため、申し込めば当たる状況だったかもしれません。
感染者数は減少してきていますが、まだ安心できる状況ではないため、現地参加を躊躇する方もまだまだいるでしょう。私もようやく重い腰を上げたわけですから。

とにかく、スペシャルなメンバーの演奏に乗せて、元気いっぱいなCYaRon!の3人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみです。
3人のソロもとても好き。曜ちゃんの「突然Girl」が生で聞けるのは素晴らしい。
そして、昨年から話題をすべてさらった、あの曲も生で聞くことができます。テンションが上がっても、声を出せないのがもどかしい…。
Aqours曲は何を演奏してくれるのかも楽しみ。すべて、あのTAKUYAが弾くのですから、それを考えるだけでもすごい。

そして何より、私自身も1年半ほどずっと我慢し続けてきたので、それを少しずつですが緩めることができるのがうれしい。
最後に行ったライブが、昨年2月に開催されたCYaRon!の1stライブ。
ライブビューイングでの参加でしたが、それから長く、暗い日々でした。
最近では体調にも影響が出てきていましたが、緊急事態宣言解除を迎え、少しずつ体調ももとに戻ってきました。
そんな中のCYaRon!。2日間存分に楽しんで、心と体を楽にしたいと思います。

ラブライブ!の話なのに、90年代後半の音楽を中心に語ってしまいました。
当時の事を思い出しながら書くと楽しいですね。いずれいろんな角度から語りたいと思います。
それでは、2日間のライブを経て、自身の心境がどう変わっているか…それもまた楽しみです。

※タイトル画像はラブライブ!公式Twitterより使用させていただきました。
 ライブ、本当に楽しみです!

※CYaRon!1stライブの後に書いた記事がこちら。
 思えばここからが長かった…。

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