トライストリンガー手引き書

・はじめに

 この記事はSplatoon3に登場するブキの1つであるトライストリンガーについて、使い方や特徴等を記したメモです。
 ちょこちょこアプデで強化が繰り返されていたが、23/7/27のver4.1にて爆弾のダメージが28⇒30に上昇するという地味ながら劇的な強化がされ使い勝手がかなり良くなりました。23/9/1からの新シーズンでは新たな派生としてトライストリンガーコラボも登場し、今が一番アツいブキなので今一度使い方をおさらいしておこう。

・性能おさらい

 チャージにかかる時間とかの細かいデータはwikiを見た方が早いので省略します。このゲームのwikiは異常に情報が充実しているのでとりあえず読んだ方がいいです。
 重要なところだけ性能を書いておくと、射程は大体スプラチャージャーと同じ、ノンチャと爆弾のダメージが30、フルチャが35です。つまりフルチャ2発+なにかしらでキルがとれるということですね。

・撃ち方

 この武器は地上で撃つと横向きに、空中で撃つと縦向きに矢を撃ちます。おおむね横撃ちの方が矢が拡散するので塗り向き、縦撃ちの方が集弾するのでキル向き、という使い分けです。
 チャージが2段階あるのでチャージ段階とあわせて概ね6つの撃ち方があるのでそれぞれの用途を書きます。

・ノンチャ横撃ち
 主に自陣塗りで使います。一番時間当たりの塗り面積が広く、意外と塗りが優秀。
真上を向いて、前に歩きながらだんだん視線を前に戻すように動かしながら連射すると綺麗に帯状に塗れます。チョウザメの最上段やナメロウの最上段などの自陣が大変綺麗に塗れるのでおすすめの塗り方です。
 また意外と矢の判定が太く、近距離まで近付かれた時に誤魔化しで撃つと3本の内どれか1本ぐらいは結構当たるので足掻きとしては以外と殺傷力があるが、所詮30ダメージなのでこの距離に近付かれないように立ち回りましょう。

・ノンチャ縦撃ち
 塗りがまっすぐ縦にできるので移動時や壁塗りとして優秀です。
 反面対人性能はゴミも良い所なので絶対使わないようにしましょう。ノンチャの場合全然集弾してないので、ロビーのバルーンにすら2本以上当てるのが難しく、仮に3本当てても90ダメージという救いようの無い性能。
 一応台上にいる相手にイカノボリで奇襲密着撃ち~みたいな使い方はできないこともないが、それをするならこの武器を使わないほうか良いと思います。

・1周チャージ横撃ち
 1周チャージ以降は着弾点に爆弾が残り、塗り範囲が一回り大きくなります。
 この武器のメインウェポンです。
 
攻撃範囲が激烈に広く、相手の射程外から足元にばらまきまくって30ダメージを取りつつ塗りとキルアシストを稼ぐ立ち回りが非常に強力です。
 後述しますがフルチャは強力ではあるものの性能に難があるためこの撃ち方をイカにうまく使うかがこの武器のポテンシャルを引き出す上で重要になってきます。
 チャージ時間と曲射の角度で落とす位置をかなり自由に調整できるので、ロビーで練習して体感である程度で良いので狙った場所に落とせるようにしておきましょう。
 着弾と爆発で2回塗りが発生し、1周チャージ時点でもそこそこの射程があるので相手陣地塗り性能については全武器トップクラスです。味方の塗り武器と塗り場所を食いあわないのでスペシャルの回転率も良好。
 とにかくこれをばらまいて塗りと盤面コントロールをしているだけでも割と仕事になるのでまずはこれから撃っていきましょう。

・1周チャージ縦撃ち
 横撃ちと比較するとこちらは割とゴミです。
 一応1周チャージ時点で既に1本当たり35ダメージ出るようになってるので3本当たれば確1ではあるものの、全く集弾していないのでまず当たりません。
 塗り範囲も横撃ちと比べるとかなり狭くなっているので期待はできません。
 用途としては爆発の分で塗り範囲が広いので壁を縦に塗る分には割と切れ目なく塗れて優秀なのでそれぐらいかな……。

・フルチャージ
 フルチャージは縦と横でそこまで用途が変わらないのでまとめて書きます。
 矢が3本とも中央に集まるので一番確一キルが取りやすい撃ち方になります。
 ただし、中間塗りがかなり貧弱で3本とも直撃させないと確一にならないため、外したときのデメリットが極大です。チャージャーと違って矢は即着弾しないので確一の難易度は高く、これだけを撃っているトライストリンガーは塗りもキルもチャージャーの完全下位互換になるので、強みをよく考えて撃つことが重要です。
 撃ち方としては、直接狙って3本当てられるイージーショットの時はさすがにフルチャージを使って良いです。また、弓種のチャージャーとの大きな差別化点として曲射をすることで遮蔽の裏の敵を撃ったり、逆に遮蔽の裏から相手のチャージャーに矢を落としたりできることがあります。
 曲射での確一は相当難易度が高いですが、これができなければチャージャーを使った方が万倍強いので、ロビーで曲射の角度で狙った位置に落とせるように練習しましょう。
 縦と横の使い分けとしては、ヒト状態の相手を撃つときは縦、イカ状態なら横が基本です。あと縦撃ちはジャンプ分射程が少し延びます。逆に横撃ちは遮蔽の裏から矢を飛ばすのに向いているのでそういう風に使い分けましょう。

・曲射練習

・曲射の練習について
 この武器を使う上での必修事項となる曲射の練習方法について書きます。
 主に曲射は遮蔽裏に落とすためにやるわけですが、1周~2周チャージの間で射程を調整した塗り目的の横撃ちと、フルチャージで縦撃ちのキル狙いの曲射があります。それぞれで練習方法が違うので別々に紹介します。

・横撃ち(塗り目的)の練習
 まずチャージ時間で射程と矢の拡散がどれだけ変わるかを体感で覚える必要があります。射程に関して0~1週目の間は変化せず、1~2周目のはほぼ線形で伸びていきます。拡散に関しては0~1週目は1%だけ収束し、1~2週目の間でほぼ線形に収束します。
 ただし、拡散についてはある程度収束した後は矢ごとの塗り範囲が重複する関係で、だいたい1.5周チャージ以後は塗り面積が狭くなっていきます。ので、塗り目的の曲射の場合1~1.5周目での射程感覚を覚えておけばいいです。
 塗り目的の曲射の場合、越えさせたい遮蔽の高さにもよりますが、矢の仰角はつけても20°程度。Splatoon世界の物理法則は我々の世界と異なっており、大体の弾は基本的に射程端まではまっすぐ進み、射程端付近で急速に勢いが無くなり落下するという挙動になります。
 半チャージの場合、矢の勢いが無いのでこの謎物理挙動の影響を強く受け、仰角をつけすぎると全然矢が飛びません。このあたりの間隔は撃ってるうちに覚えると思います。
 さて、前提知識はこの辺で具体的な練習方法ですが、横撃ちも縦撃ちもロビーで練習します。
 横撃ちではロビー2階への階段の左辺りにある、坂道が組み合わさったアスレチックを的にします。
 アスレチックから任意の距離を取って、アスレチックのフチぎりぎりに狙って矢を落とせるようになるまで、チャージ時間と飛距離の関係を体に覚えさせます。
 ある程度狙ったところに矢を落とせるようになれば、塗り目的としては困ることはないと思うので頑張りましょう。

・フルチャージ(キル目的)の練習
 フルチャージの曲射についても、Splatoonの謎物理の影響を強く受け、矢が放物線で飛びません。しかし、フルチャージの場合は矢の勢いが強いので、仰角を強くとっても射程はそこまで減衰しません。だいたい30~40°ぐらいの仰角で撃った時に一番射程が長くなる感じです。
 フルチャージの場合、射程が固定なので着弾位置の調整は仰角で調整します。つまり練習方法としては任意の距離からダミーバルーンに対して、曲射で直撃させられるように繰り返して、仰角と着弾位置の間隔を覚える感じになります。
 撃ち方のフルチャージのところにも書きましたが、フルチャージは撃てば撃つほど当たらなければ弱く、曲射の場合はさらに中間塗りがゴミになるので当てられるように気合を入れて撃ちましょう。

・対物攻撃力について

 wikiとかに全く書かれていないので影が薄いですが、実はトライストリンガーは対物への火力が非常に優れています。
 バグか仕様かは不明ですが、1周チャージ以降の矢を物にあてると矢の直撃と爆弾のダメージが両方入り、1発あたり190ものダメージが入ります。
 対物補正にも優れておりwikiから持ってきた下表参照ですが、大体の者に対して2倍~の補正が付きますのでおおむね1発当たり390ダメージが出ます。

対物補正表

 殴る機会が多いと思われるガチホコバリアとホップソナーに対して最短1周チャージで撃ち続けた場合のDPSは531ほど。この値はハイドラント(600)に肉薄しており、チャージ時間も含めると圧勝です。ただし1周チャージの矢が3本とも当たらなければならないのでかなり近くで撃たないといけないのだけは注意です。
 対物攻撃力のギアをつけるとさらに強力になり、ホップソナーは確1、ガチホコバリアも2発とちょっとで破壊できるため、意外とガチホコ適性が高いです。シューター相手なら3:1程度でも割り勝てるため頑張りましょう。

・おわりに

 以上です。なんか思い出したり要望があれば追記します。

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