ネジバ語文法24: 補文節
助動詞は補文節の末に現れる。補文節はふつうSかPとして機能し、文末に現れる。(1) はSとしての補文節の例である。
(1)
S-ur fok [ba-pafs xok=sur]
3SG-NPST good ADVLZ-rapid wake=3:NPST
「早く起きることはいいことだ」
補文節を目的語にとる動詞には sisir「知る」、papanas「話す」、xoxobof「思う」、mimir「見る」kikik「聞く」xixip「言う」vovosip「教える」などがある (2)。
(2)
G-ur si~sir [kar fuk=sat]
1SGsg-NPST TR~know 3SG.M.ABS go=3:PST
「彼が行ったことを知っている」
人間名詞は絶対格で標示される傾向にあるので、「言う」などの複他動詞では受益者適用態が好まれる。
(3)
Var=s-at xu-vo~vosip [kibi deks=sur]
1SG.ABS=3SG-PST BEN-TR~teach world.ABS big=3:NPST
「彼女は私に世界が大きいと教えてくれた」
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