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【LAD】残留か、移籍か、引退か

どうも。コーリー・シーガーすこすこ隊隊長(非公認)のCorey滋賀です。

今回は言わずと知れた2010年代を代表する大エースで現在FAのクレイトン・カーショウについて個人的な見解を述べたいと思います。

まず、MLBファンの方には1ミリも必要ないかもしれませんが軽く彼がどんな選手か説明します。

2006年、ハイランドパーク高等学校からMLBドラフト1巡目(全体7位)でLADから指名を受け、2008年に20歳という若さでデビューしてから常にトップクラスの成績を残し、これまでに3度のサイ・ヤング賞に選ばれるなど名実ともに偉大な投手です。

特筆すべきは通算防御率で、2454.2回を投げて2.49というとてつもない数字を残しています。

しかし、近年は怪我での球速低下が原因かHR/9、BB/9が悪化したことでそれに伴い成績も悪化。

昨季は短縮シーズンながら防御率2.16と復活したように見えましたが今季は怪我などもありルーキーイヤーの次に悪い防御率でした。(それでも3.55)

それでも10勝を挙げる所はかつての大エースの意地を感じました。

そんな彼にも全盛期からずっと最大の弱点があります。

それは非常に単純で難しいもの…

そう、皆さんご存知の通りポストシーズンに異常に弱いという点です。

昨季こそ3勝1敗、防御率2.88と好成績を残してチームのWS制覇に貢献したものの通算での防御率は4.22と、LADファンは毎年ポストシーズンで「シーズン中の彼の姿はどこへ行ってしまったんだ」と思っていることでしょう。(僕もです)

そして、これはタイトルの「残留か、移籍か、引退か」という議論にも繋がります。

これから書くのはあくまで僕の推測ですのであまり気にしないで頂けると幸いです。

この最大の弱点はその「移籍」に大きく関わるものだと思います。

カーショウの家族の近くの球団であるTEXはロックアウト前の補強を見る限り近い将来にWS制覇を狙っているようなので、ポストシーズンに弱いというのはかなりのマイナスイメージでしょうし、実績が豊富とはいえ近年の成績悪化から目を背けることはできません。

そして、カーショウ本人は200勝のマイルストーンへあとわずか15勝。来季か再来季には達成を望んでいるでしょうし、再建中の球団への移籍は無いと思われます。

一方、「残留」の選択肢であるLADはコーリー・シーガー、マックス・シャーザーが既に流出。

クリス・テイラーは残留してくれたものの、守護神のケンリー・ジャンセンとの契約も決まらぬままロックアウトに突入してしまい、マックス・マンシーは肘の状態が不透明でジャスティン・ターナーも衰えが気になるところ…と、現状マイナス要素が多く、今季までと比べると来季からは苦しい戦いになると予想しています。

それでも5割以上は勝てるはずなのでカーショウからしても安定して勝てる環境ではあると思います。

またLADが彼にロックアウト前にクオリファイング・オファーを提示しなかったのは「故障中のカーショウに2022年シーズンに関する決断を迫ることをしたくなかった」という理由のため球団としては彼を必要としていないという訳では決してありません。

そのため、カーショウの怪我が余程でなければLADがそれ相応の金額と契約を提示して再契約が濃厚なのかな、と思います。

個人的に恐れているのは怪我が予想以上に酷かったり、家族との時間を過ごしたいということで彼が引退を選択することです。

これは今期のポージーの突然の引退を見て脳裏に浮かびました。

あの全盛期の勢いを考えると、200勝、3000奪三振を達成しないまま引退するのはファンとしてあまりに悲しいです。

この議論、いちLADファンの僕として意見は「LADに残留して200勝、3000奪三振を達成してほしい」というものです。

ですが、これはただのファンの意見であって、彼が悔いのない選択をしてくれれば僕はそれはそれでいいと思っています。それだけの実績がありますから。

今はロックアウトで契約の話などが全く不透明な状況です。

なので、僕にできることは来季彼がドジャースブルーのユニフォームを着て投げる姿を見られることをただ願うのみです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

僕の落書き

カーショウ、もう一度俺らに勇姿を見せてくれ!!





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