個人的にライバーついて考えた事

現在Youtubeをはじめとして、色々な配信媒体があり世の中には多数のライバーと呼ばれる人達がいる。専業でやってる方もいれば片手間、趣味としてやってる方まで様々。特に顔出しの必要がないVLiverの世界は群雄割拠。
自分が主にリスナーとして視聴しているのは、IRIAM、REALLTY、ツイキャス、Twitch辺りなので、その辺の話が多くなります。

敷居が低くなり質の低下

自分がニコ生で配信していた頃は、まだYouTubeLiveもなく「配信＝ニコ生」だったのですが、配信するのに先ずプレミア登録して、それなりのスペックのPCを用意して、高速な回線を用意し、マイクやオーディオインターフェイス等の機材を用意して初めて生主という土俵に立てるという敷居の高さだったのですが、今はスマホひとつでポンっと配信出来ちゃいますよね。本当に技術の進化って凄いなぁと思います。（正直羨ましくて妬ましい。）
然しながら、敷居が下がり誰でも配信者になれるという事は必然的に配信者の質は下がってしまうのは否めない。第二第三の、はちさんやAdoさんの様な天才奇才が現れないのは、有象無象のライバー達に埋もれてしまっている所為だと思うんですよね。優良なコンテンツ提供者が埋もれてしまう現状って配信者側にも視聴者側にもデメリットしか無いような気がしてしまうんですよね…。

配信はエンタメ

語弊があるかも知れないけど、敢えて。配信はEntertainmentであると。
決して友達を探すモノでも出会いを求めるモノでもない。
この辺の認識の違いが、昨今の配信界隈でのトラブルに繋がっていると思うんですよね。配信している枠主へのRespectが無いリスナーが物凄く多い。
ライバーとリスナーは対等じゃないんですよ。
わかりやすく現実での話にすると、クラッシックコンサートに行きました。コンサートの最中に「私もピアノやってます！」「私のコンサートも見に来てね」とか「○○さんの演奏も良かった！」なんて言う人居ませんよね？
ラーメン屋さんに入る時に自分もラーメン屋やってます！て看板背負ってお店に入りませんよね？お笑いでも、歌でも、歌舞伎でも同様ですよね？
鳩行為や宣伝行為は枠主にとっては迷惑以外のなにものでもないし、枠を台無しにする最低の行為だと思っていますが、「自枠するので落ちまーす」「なまえ＠〇〇イベント、ガチで走ります」とか、その枠主に対して失礼だと思ってないリスナーが非常に多く、それが普通と思ってる現状に自分は非常に違和感を感じる訳であるのです。

リスナーが来ない投げないのは配信者の責任

リスナーガチャと呼ばれる「運」の要素があるのは否めない。そこに異論はない。特に投げ師とか石油王とか言われるリスナーの存在は配信者にとって死活問題。多くの配信媒体の場合、投げ銭やギフトを投げて貰わなければイベントでの入賞やランクの維持も出来ない。
（この投げ銭ありき、札束での殴り合いってのが気に食わないという話はまた別の話なので今回は割愛）
配信者がリスナーが来ない、投げて貰えない等とSNSや枠内で愚痴ったり病んでるのを見る事があるが、それは「配信がツマラナイから」の一言に尽きる。今の世の中、無料で楽しめるエンターテイメントは無数に存在する。
その中で自分の配信を選んで視聴して貰って、且つお金を払って頂く。この敷居の高さを配信者はしっかりと認識するべき。
それらを踏まえて、自分の配信にその価値があるのか、また来たいと思わせていられるか、リスナーに楽しんで貰えているか、これは配信者の手腕であり、決してリスナーの所為ではない。病んだりするのはお門違い。
良いコンテンツを提供し続けていれば、自ずとリスナーはついてくるし、そこに投げても良いと思うリスナーも増えてくる筈。

厄介リスナーは切れ。

上で書いた事と矛盾するかも知れないけど、リスナーの母数が増えれば当然の様に厄介リスナーが現れる。この厄介リスナーは自分が厄介リスナーである事を認識していない場合が多く、更に厄介さに拍車をかける。
「推し」という言葉が世に広まったのはAKBグループが台頭してきた頃で「ガチ恋」や「同担拒否」といった言葉も後から出てきたと認識している。推しの本来の意味って「ある人やモノを、ある事柄に相応しいとして他人に勧める」って意味で、同担拒否なんかは真逆の意味なんですよね。
同担拒否やガチ恋は、他で勝手にやってくれれば良いのだけれど、枠内の空気を大きく乱したり混乱させたり、時に攻撃的になる。
またライバーに対して「こうした方が良い」「こうするべき」といった指示厨やアドバイス厨、自語りが多いリスナーも厄介リスナーに挙げられる。
アドバイスはありがたい部分もあったり、認知するのに多少の自語りは助かるので境界線が難しい所ではあると思うけど…。
こういった人達は中途半端に毎月★５（サポート５）とか投げる人が多いので、配信者側は切るに切れなかったりする場合が多い。小さなコミュニティーで良いならば、そのままで良いけれども、上を目指しているのであれば、この厄介リスナーを上手く調教するか、切るしかない。
本当の意味での推し、推し活をしてくれる人を増やすのが上に登る、飛躍する近道だと考えている。

事務所に所属するメリットとは？

これは一言で片付く。ホロやにじの様な大手以外の事務所に所属するメリットは、ほぼ皆無。寧ろ自由がきかなくて足枷にしかならない。
事務所にとってライバー集めは特に一次代理店は収益に直結する為、必死にライバーを集める。デメリットを挙げず良い事ばかり吹聴しライバーになって貰う事に執着する。ライバーになった後はサポートなどなく放置が基本。ライバーの質の低下は事務所の乱立も要因の一つだと思っている。
冷静になって考えて下さい。自分の配信を一度も視聴した事も無い名前だけのマネージャーさんのアドバイスって役に立ちますか？そのマネージャーさんとやらは当然、配信経験があって上位のライバーさんだったんですよね？
そうでないならば、大した実績のない野球解説者と一緒。自分が出来もしない事を偉そうに言われる所以は無いはずです。
機材や立ち絵を用意してくれる？それらを準備をする努力すらせずにライバーとしてやっていく覚悟って物凄く中途半端じゃない？
何かを始める時、例えばゴルフだったらウェアやゴルフクラブ、靴とか揃えますよね？テニスでもジム通いでも何でも良いんですが、それが自分のモチベーションになるじゃないですか。道具への愛着も湧くでしょうし。
借り物衣装や道具で取り繕って凌いでも、決意や覚悟、モチベーションの違いってリスナーには伝わるモノだと思うんですよ。
大手に所属している一流のライバーさんですら、事務所との方向性の違い等で引退や活動停止するんだし、言葉悪いけど弱小の事務所に所属して事務所に甘い汁を吸わせる必要なんか何処にも無いのです。
また同事務所での繋がりも配信ではデメリットにしかならない。配信に同事務所の先輩後輩（笑）の身内で盛り上がってる枠、普通のリスナーはドン引きですよ？仲良しこよしは程々に。

返礼品文化は滅びろ

これはIRIAM独特の文化かも知れない。他の媒体ではあまり聞かない。個人的にやっている方は居るけれども。
知らない方に簡単に説明すると、投げ銭によってリスナーもランクが付けられまして、投げた金額、視聴時間、コメント数などでランクが上がっていくんですよ。で、そのランクに応じてデジタルやリアルのオリジナルグッズを配布するという文化がIRIAMにはあるのですが、運営が過度な返礼品は辞めろと注意喚起しても全く収まらないどころかドンドン過熱していく。特にガチイベを走る場合、高額な投げ銭に対して豪華な返礼品を用意していく。
返礼品を渡さないライバーはライバーに非ずで投げて貰えないまである。
まぁこれがトラブルの元になってる訳で。リアルグッズが届かないとか、そもそも作ってもいないとか、返礼品が遅いとか……。
そのまま消えていくライバーさんも多数いらっしゃいまして。
この独自文化に異を唱えたい。
大前提として、投げ銭に対して見返りを求める時点でオカシイ。応援したい！という気持ちで投げてるんじゃないの？ましてIRIAMの還元率考えたら、配信者さんは赤字になるの位、理解出来るよね？
デジタルグッズもさ、セルフ受肉さんや絵が得意な方が作るヘッダーやアイコンリングが欲しい！ならまだ理解出来るんだけど、そうではない方の、フリー素材を集めて立ち絵の一部を載せただけのデジタルグッズ、そんなに欲しい？それを作るのに作業配信ばかりになって、本当に楽しめてる？
推しさんへ負担を掛ける事はしたくないってスタンスの自分の考えがオカシイのかなぁ？？？

誰得なの？って思わせるライバーさん

世の中には色々な人間がいて、好みも考え方も違う訳で、それぞれ好きな事を好きな様にやっていけば良いと思うんですよ。別に色恋営業も友達営業も否定するつもりはありません。それはそれで1つのスタイルだと思います。
だからココからは完全に自分の好みの話です。
・罰ゲームって誰得なの？
企画配信でよくあるパターンですね。ライバーさんが恥ずかしがったり普段見れない姿を見られるって所は良いコンテンツだとは思います。
しかしコレが笑える範囲を超えてしまっているライバーさんが増えていて、見ていて気の毒というか不愉快にすら感じてしまうんですよね。
いやさ腹筋２万回とかライバーさんをアスリートにでもするつもりなの？
苦丁茶やらセンブリ茶とか数杯ならまだしも許容量超えた量を飲ませようとしたり、昆虫食にしてもそうだし、推しさんが苦しむ姿を見て楽しむ悪趣味は持ち合わせていないので到底理解出来ません。
そーゆーのが好きな配信者さんや芸人さんならばまた違うんでしょうが、推しさんには笑顔で居て貰いたいし、配信を楽しんで貰いたい。
・コラボ配信って誰得なの？
歌凸や応援凸等はまた別なのですが、そのライバーさんの配信を見に来た筈なのに知らないライバー（リスナー）さんとコラボして永延とリスナーそっちのけで話してる場面に度々出くわすのですが、両方の方を知っていて且つラジオ的に楽しむというレアケースでない限り一体何の為、誰の為の配信なのだろう…と疑問を持たずにはいられません。
・てぇてぇ画像って誰得なの？
Twitterなどでたまに見る、てぇてぇ画像。元々はファンアートとしてライバーさん二人が描かれた画像が尊いねーから始まった訳で、ライバー自身がてぇてぇの押し売りをするものではないと考えているんですよね。
仲良しライバー同士アピールをしたいのでしょうけど、コレが炎上の元になる事もあります。片方のライバーのファンから怒りや嫉妬の感情を抱かせてしまう諸刃の剣なんですよね。
また最近はドンドン雑になってきていて、ただライバー二人の立ち絵を並べた画像を載せるだけ。一体何が尊いのか全く謎。せめて絵柄を寄せるとか衣装を揃えるとか、もう少し工夫と言うかやり方があるんじゃねーの？と。
・OBSが使えない媒体でのゲーム配信など。
これは目的が全く理解不可能。音だけ流してライバーさんの声は入ってるんだけど、コレ一体どうやって楽しめと？
ゲーム配信したいならば素直にYouTubeやTwitchやOBS使える媒体でやれば良いのにと思うんだけど違うのかな？

ココまでで４６００文字を超えてしまったので、一旦終了。
まだ書きたい事は沢山あるので、（配信はデジタルキャバクラとか言われる所以とか配信アプリのライバーって結局Vtuberごっこだよねと、とあるスレで言われてる事とか）パート２があるかも知れませんし無いかも知れません。纏まりがない、書き殴った文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。