見出し画像

草津市の空き家売却は思わぬ高値に!?

こんにちは、不動産仲介の篠宮です。
今回フォーカスするのは滋賀県草津市

県庁所在地である大津市に隣接し、商業施設や大学、企業が集積している“ビッグタウン”ですね。
「そんな大きな街だと空き家も多そうだけど、実際どうなの?」と疑問を抱くかもしれません。実は草津市の空き家が“思わぬ高値”で売却される事例が続いているんですよ。
その鍵となるのが“県庁所在地・大津市に隣接”という立地と、商業施設をはじめとした生活利便性の高さ。
今回はその理由を探りつつ、空き家売却で押さえるべきポイントをお伝えしますね。

1. 草津市の“隣接&商業施設”パワー

♦︎ 大津市に近く、京都・大阪へもアクセス良好

草津市はJR琵琶湖線や草津線が通っており、大津市や京都・大阪方面へ電車で通勤する人が非常に多いんです。新快速に乗れば京都まで20分前後、大阪も1時間弱と、ベッドタウンとしての需要が高まっている状況。
空き家でも駅から多少遠くても車やバスで駅に出やすいエリアなら、“都心通勤OK”と判断され、高値になるケースが多いんですよ。

♦︎ 商業施設が充実し生活に困らない

イオンモールや大型ショッピングセンター、飲食店、医療施設などが充実しているため、子育てファミリーや若いカップルにとって“暮らしやすい街”というイメージが強いです。これが「築古でも改装すれば十分住めるし、子どもを育てるには便利だよね」と思わせる大きな要素なんですよね。

♦︎大学や企業の進出

立命館大学や産業支援施設があり、若者や企業が集まる街として発展中。学生需要や単身者の賃貸需要もあるので、投資家が「空き家をアパートに建て替えたり、リノベしてシェアハウスにしたら面白いかも」と考えることも。結果的に空き家市場の活況に繋がっています。

2. 空き家が“思わぬ高値”になる理由

1. “駅チカ”でなくても生活インフラが整う

草津市は駅周辺の開発が進んでいますが、そこから少し離れても幹線道路沿いに商業施設が多く、車移動があれば困りません。内覧者にとっては「駅から遠くてもOK。車で大きなイオンに行けるし、京都へはJRも使えるし」という認識になりやすいんです。

2. ファミリー層が子育てしやすい

自治体の子育て支援や、保育所・学校の充実度が売りで、子ども連れ家族にとって暮らしやすい環境が整っています。築古でも部屋数が多ければ「リフォームして部屋を区切れば子ども部屋が取れる」という発想で高値で買ってくれる可能性が。

3. 投資家が見る“将来性”

草津市は再開発や企業誘致がまだまだ進みそうなエリア。投資家視点では「数年後にさらに地価が上がるかも」「人が増えたら店舗用にも使えるかも」と思えば、少々割高でも購入したがるわけです。

3. 売却を成功させるコツ

《 交通アクセス+商業施設の距離を具体的に》

「駅まで車で○分、徒歩だと○分」「主要スーパーやショッピングセンターまで○分」などの情報を完璧に揃え、買い手に“生活しやすさ”をリアルに感じさせましょう。
私・篠宮は“ショッピングモール&主要病院マップ”を作って見せることもあります。

《子育て支援・教育環境を押し出す》

特にファミリー層に売りたいなら、「この小学校は評判が良い」「保育園が徒歩圏内にある」「市の補助金や給食補助がある」などを丁寧に説明。
築古のネガティブを、子育てのメリットで上書きする感じですね。

《大学・企業への賃貸需要も示唆》

もし内覧者が投資目的なら、「大学が近いので単身者向けシェアハウスに転用できる」「企業が増えてるから賃貸需要もある」と伝えると「それ面白い!」と興味を引くことがあります。具体的に “大学名”や“主要企業名”をリストアップするのも◎。

4. 草津市の空き家売却エピソード

駅から遠い築古が好条件で決まった話
先日、私が担当したのは草津市内の住宅街にある築30年の木造家屋。
駅からは歩いて25分ほどで、売り主のOさんは「古いし駅遠だし…無理だろう」と覚悟していたそうです。

でも私が目を付けたのは、近隣にショッピングセンターやドラッグストアが密集していて、車さえあれば生活は超便利な点。「ここならファミリー層が喜ぶかも」と考え、SNSと不動産サイトに「イオンモールまで車で5分! 保育園が徒歩10分! 駅は遠いけど車移動ならOK!」とアピールしたんです。
すると大阪在住のご夫婦が「子ども2人を広い家でのびのび育てたくて、でも通勤は週2回だから駅遠でもいい」と内覧を申し込み。

家を見てみると部屋数が4LDK以上あり、庭もそこそこ広い。ご夫婦は「駅遠だけど商業施設が充実してるなら生活に不便はなさそう。しかも改装して子ども部屋をちゃんと取れるし最高」とテンションアップ。
結果、Oさんが想定していたよりも数十万円高いオファーでサクッと契約。「こんな駅遠物件に買い手が付くなんて!」とOさんは目を丸くしてましたが、“都市圏通勤+商業施設+子育て環境”が巧くハマるとこうなるんですよ。

私・篠宮も「草津市やっぱり強いな~」と改めて実感したエピソードですね。

5. まとめ

草津市の空き家が“思わぬ高値”で売れるのは、“県庁所在地に隣接し、商業施設や企業・大学が多く存在するという利便性が強力だからこそ、駅からの距離があっても車さえあれば生活に支障がないケースが多いんです。

売り主としては「築古だし、駅遠だし…」と落ち込む前に、“商業施設が揃っている”点や“京都・大阪への通勤アクセス”などを徹底的にアピールしてみてください。
ファミリー層や投資家が「この立地なら全然アリ」って思う可能性が高いですよ。

私・篠宮としても、草津市はまだまだ伸びしろが大きいエリアだと感じています。ぜひ皆さんの空き家をうまく活用して、高値売却を目指していただきたいです!

いいなと思ったら応援しよう!