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「Happier / 枕木の歌」にまつわる雑記【Song for Prism 雑記 Vol.3】
こんにちは、蜷川です。
6.5 th (チャプツバ)までにシャニソン曲記事を上げていく機運が高まっているので連日投稿です。
是非ライブの参考にしてみてください。それでは早速行きます。
※諸事情により(CDをすぐ参照できないため)、アーティスト情報は作詞・作編曲までとさせていただきます。状況が解消し次第追記予定です。
Happier/SHHis
作詞:Co-sho 作曲・編曲:YUU for YOU、Ryosuke Matsuzaki
音作り自体は現代的ながら、ゼロ年代のカワイイ系 K-POP を彷彿とさせるもの。K-POP 側のリファレンスとしてはもちろん色々とありそうですが、パッと思いつく心当たりとしては TWICE の『What is Love?』あたりでしょうか。
その上で B メロの三拍子の崩しとかはすごく J-POP 的で、その流れと K-POP の流れを総合すると、なんとなく E-girls をやろうとしたのかなぁ、という感想があります。
シャニソンなんというか、こういうゼロ年代~2015あたりまでにかけての avex を中心とした邦楽シーンを再構成しようとする流れが(部分的ながら)あるんじゃないかと思えてきます。特に SHHis に関してはいずれ語るであろう『After Run』もほぼ EXILE なので、「あの頃の avex」を地で行っているように感じさせられます。
……う~ん、あんまり書くことないかも。
シャニソン MV で任意の 2 人でハートを作れるようになったの、今思うとここから一気に MV のクオリティ上がっていきましたね。
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枕木の歌/イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子 作曲:石黑剛、小久保祐希 編曲:石黑剛
こちらもこちらで懐かしい「あの頃」の J-POP 感が色濃い楽曲です。メロディーのリファレンス先としては SMAP『世界に一つだけの花』を軸とした槇原敬之曲にあるのかなと推察。
加えてこの曲で印象的なのは、横揺れのノリを与えてくれるグルーヴ感ではないでしょうか。単なる 4 つのリズムではなく、ちょっと食った感じで裏に入る、いわゆる R&B あるいはソウル的なテイストが盛り込まれています。
実は J-POP と R&B はすごく距離の近い音楽ジャンルで、先ほども少し言及した EXILE から『Lovers Again』、他には DA PUMP の『if…』や広瀬香美の『Groovy!』、さらにさかのぼると久保田利伸も……といったところが邦楽における R&B 的な要素を強く感じられる曲になります。
比較的最近な曲になると、アイカツ!の『サマー☆マジック』や Foorin(実質的に米津)の『パプリカ』などが挙げられるでしょう。
引用の道中でも出てきましたけど、やっぱ『枕木の歌』もあの頃 J-POP を再生産やろうとしているんじゃないかな~という思いがここで改めて強くなりました。『枕木の歌』が 2005 年あたりの SMAP の B 面に入っていてもなんらおかしくないと思いませんか?
そういったシャニソン全体の流れはそれはそれとして、こういった懐かしさを感じさせる曲と「積み重ねていく日々とそこに繋がる過去と未来を想う」というイルミネの思想はすごくよくマッチしているように思います。
……でも音ゲーとあの頃の J-POP の相性ってどうなのかなぁ、と思わなくもないです。ややアトラクション性を盛り込むのが難しいように感じています。まあ、個人的にあの頃の J-POP が好きなので総合的にプラスではあるのですが。
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今回は以上です。
それでは~。
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