TIF2023 を SHHis 目当てで見る人向けのメモ
SHHis の 20 分(SMILE GARDEN, 15:50 ~ 16:10)に約 5,000 円か~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と頭を悩ます人も少なくはないと思います。
ただ、今回は SHHis にとってデビュー年度から「3 度目の正直」となるステージ。ぜひ見守りたいものです。
が、
やっぱ 4,900 円は高くない……??????
って思っちゃうかもしれないので、本記事はそのような雑念をできるだけ取り払うメモになります。
なんで高いと思うのか?
現地参加だと列に並んだり入れ替え性だったりとそれはそれでややこしい問題はあるのですが、特に配信チケットにおいてはそのような心配もなく、予定の 10 分前に視聴環境を整えてステージを見てトータル 40 分もあれば余裕をもって見終えられるでしょう。
多めに見積もって 40 分で 4,900 円はまあなかなかなコスパのような気がしちゃいますよね。
こんな感じで見積もってしまうのは、おそらく SHHis P(あるいはファン)の方々は SHHis だけが目的で TIF のチケットを購入するからだと思います。
高いと感じる 3 つの壁
TIF はアイマスブランドに関わる人からの観点からしても重要なステージとはわかりはするものの、普段なかなか感じることのないアウェー感というのはあるでしょう。その壁は大まかに以下の 3 つの壁に阻まれていると考えられます。
他ブランドどころかアイマス外でのイベント
完全なリアルアイドル文化でのイベント
そもそも他のアイドルを全く知らない
要するにいつもと違う環境なわけですね。この壁を取っ払わなければいけないのですが、そう簡単にはいかないものです。
この問題を解決する方法は実は 1 つしかなくて、それは
他に出場するアイドルを知る
ことです。
これができてしまえば SHHis 以外のアイドルも見てみようとか、面白い音楽やってる作曲家を探そう(これは少数派?)などと、TIF の SHHis 以外のステージにも興味をもてるはず。
結局、アウェー感やチケットが高いと思うのは、SHHis 自体が TIF の歴史的に未だにやや外部参加的な風潮が残っている上に、TIF に関してそのごく一部の SHHis しか知らないからだと思うんです。
なので、他に出場するアイドルに興味を持ちましょう。
興味を持ちさえすれば 4,900 円で最大 11 時間程度楽しめるイベントになり、アウェー感と「お値段」感がまとめて一気に解消されます。
また、あんまりこういう言い方はよくないと思うのですが、正直なところパフォーマンスのレベルで考えて SHHis の方が全然できているなんてことはざらにあります。逆に合同ライブで他ブランド P にビビられる SHHis ですら手の届かないユニットも確実にいます。
他を知ることで己を振り返るというのも今回の TIF のようなイベントでしかできない体験だと思うので、せっかくの機会ですからよく見比べてみてほしいです。
出場アイドルを知ってほしい
ということで、他のアイドルユニットのことをたくさん知ってほしいのですが、SHHis と同日に出るユニットについて全部解説しているとさすがに量が膨大になってしまうので、少しだけピックアップして紹介していきます。
DIALOGUE+
出演スケジュール/HOT STAGE: 10:30~11:00, SMILE GARDEN: 19:25~19:45
まずはご近所さんから。
UNISON SQUARE GARDEN の田淵智也氏が音楽プロデュースを担当している声優アーティスト DIALOGUE+。
音楽プロデュースを田淵さんが担当されていることもあり(自身作詞作曲の楽曲も多い)、ここ 10 年のアニソンシーンの文化を深く受け継いだ楽曲とパフォーマンスが特徴的です。
一方で MV のほうは坂系を意識したテイストが今風でいいですね。
マジカル・パンチライン
出演ステージ/DOLL FACTORY: 10:00-10:20、SKY STAGE: 16:15-16:30
初期メンバーは全員卒業をしているぐらいそこそこの歴史のあるユニットです(この概念自体がなかなか二次元アイドル文化と距離があるものではあるのですが)。現体制になってからはそろそろ 2 年ぐらいが経ちます。
アニソン周りでもよく出てくる PONY CANYON 所属ということもあるのか、音楽的にはリアルアイドルながらもアニソン文化との近さを感じられるかなと思います。
パフォーマンスに関しても愚直なほどに正統派な子たちなので、初めてリアルアイドルを見るという人にとっても気持ちを入れてあげやすいユニットです。スケジュール的にも朝一でここから見に行くというのは大いにアリだと思います。
かすみ草とステラ
出演ステージ/SMILE GARDEN: 11:05-11:25、FESTIVAL STAGE(現地): 18:10-18:25
アイドルというのは少なからずコンセプトというものがあるわけですが、かすみ草とステラはもうド直球ど真ん中で学校生活の青春をコンセプトにしたユニットです。
ザ・アイドルという曲から学生らしく(?)軽快でさわやかバンドサウンドの楽曲もたくさんあるので、楽曲の傾向としてはノクチル楽曲が好きな人は結構ハマるかもしれません。
Appare!
出演ステージ/SKY STAGE: 16:30-16:45、SMILE GARDEN: 18:00-18:20
どこかで聞いたことがあるかもしれないユニット Appare!。というのも、デレの方で Appare! 楽曲のカバーがされていました。
楽曲としてはミリオンで周年曲を書いている堀江晶太氏や(単に著者が好きな)玉屋2060%(Wienners)氏が担当されている曲も多く、パワフルでポップな曲が好きな人にはオススメです。
パフォーマンスもかなり基礎的な部分の土台の高さを感じさせられるユニットです。メンカラー制ユニットとしての完成度が一定の到達点に来ているように思っています。
真っ白なキャンバス
出演ステージ/SMILE GARDEN: 15:30-15:50、SKY STAGE: 20:20-20:35
こちらもそこそこ歴の長いキングレコード所属のアイドルユニット。コンセプトは「あなたと一緒に、大きな夢を描いていきたい。この真っ白なキャンバスに。」
めんこいお顔をすーっとした透明感のあるコンセプトっぽく見えますが、実際のライブはかなりパワフルでエネルギー全部出す感じになっています。暴れ倒したい人にオススメ。
スケジュール的に SHHis の直前なのですが、なにかと文脈や思想を感じてしまうのでぜひ合わせて見てみてください。また、SKY STAGE のトリを務めるので、そのステージにも注目です。
おわりに
以上紹介した 5 ユニットと SHHis を見ることで、6 ユニットで 4,900 円。まあまあ許せる価格帯になってくるのではないでしょうか。
もちろん 6 日に出演するアイドルのごく一部にしか触れていない(しかもいわゆる「イロモノ」的な個性の強いユニットには触れていない)ので、ぜひ他のアイドルを調べてたくさんのステージを見て、当日にふらっと見てみて直感に刺さるアイドルに出会ってみてください。
特に個性強いユニットは変に先入観を持たずになんとなく立ち寄って、いつの間にか沼から出られなくなるのが一番楽しいので……。
それぞれに刺さるアイドルはアイドルユニットと同じように受け取り手それぞれで全く変わってくるので、自分がこれ好き!って思えるアイドルや音楽が 1 つでも見つかったら嬉しいです。
あと全く触れてなかったけど顔で推すのもめっちゃわかるので顔も大事!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと、現地行く人、熱中症対策だけはもともとの想定の 3 倍ぐらい厳重な装備で耐え抜いてください。本当にやばいので。
それでは~。
CDかシャニマスのフェザージュエルに濃縮還元されるサポート