英検1級2次試験にたった2週間で一発合格した対策法!
この記事では、2024年度第1回の英検1級2次試験に一発合格した私が実践した効果的な試験対策をご紹介します。
結論:2週間、毎日30分で合格を狙う!
まず、今回の対策は「満点」や「高得点」ではなく、「合格」を目指すためのものです。私は当時、生後7か月の乳児を育てながらの勉強で、時間に限りがありました。そのため、効率重視で短期集中型の対策を行いました。
ステップ1:教本のモデル解答を音読してインプット
教本に掲載されているモデル解答は、アイディアの宝庫です。苦手分野の知識を新たに吸収できるだけでなく、解答形式も学べるため、一石二鳥で時短になります。しかも、本番で似たトピックが出題されれば、合格の確率がさらに高まります。私が使用した教本のリンクをこちらに貼っておきますので、参考にしてください。
ポイント:暗唱は不要!
文を見ながら、スムーズに音読できるレベルを目指しましょう。私は1日1試験分(5トピック分)を音読し続けました。
ステップ2:トピックと質問形式に合わせた「型」を作る
英検1級二次試験では、頻出トピックがある程度決まっています。政治、経済、科学、文化、健康、倫理などのテーマごとに「どのような意見を述べるか」をあらかじめ決めておき、自分の話しやすい型を構築しておくことが重要です。
例:「YES/NO」質問に対する型
たとえばYESを選ぶ場合、「My answer to this topic is Yes, and I have two reasons to explain why. The first one is A, and the other is B.」という構成で話すと決めておくと、スピーチを自信を持って始められ、試験官にも「この人は話せる」と感じさせることができます。
また、理由は2つに留めるのがおすすめです。理由が3つあるモデル解答もありますが、2分間のスピーチでは時間的に難しいため、2つに絞ると良いでしょう。冒頭で「2つの理由」と述べておくと、時間が足りなくても質疑応答で補える可能性が高まります。
合格のカギは「伝わるスピーチ」
英検1級2次試験では、「この人は話せる」と感じさせることが重要だと実感しました。アイディアの深さ以上に、その場で自分の考えを的確に伝え、コミュニケーションを取る力が合格の基準になります。
皆さんの合格を心から応援しています!
次回の記事では、実際の試験でのエピソードについて詳しくお話ししたいと思います。