Internet Explorerと不動産屋のジレンマ
ここ10年くらい脆弱性が問われてきたIE(Internet Explorer)ですが、
このnoteもIEのサポートをしないという発表がありましたね。
様々なシステムでIEサポートがどんどん終わる中、当社を含む賃貸・売買仲介不動産業者はIEから他のブラウザへの切り替えに中々踏み出せない理由があります。
それを「Internet Explorerと不動産屋のジレンマ」と勝手に呼ばせて頂きます。
大きな理由としては、不動産業者専用の物件検索サイト、「REINS」!
このサイトを簡単に説明すると、市場に出回る賃貸物件、売買不動産情報の全てがここに登録されていて、この情報を元に不動産の提案をしています。
この、切っても切り離せないサイトの推奨ブラウザがIEのみなのです。
なんてこった!
ちなみに、他のブラウザで資料を見てみると、、真っ赤に!
途中でバグが出てたりもして不安要素たっぷりです。
お客様に見せられないですよね。
ここ数年、「不動産テック」が業界でも話題になり、企業によっては独自で開発を進めていたりもします。電話の初期対応や書類のやり取り、契約時の対応もシステムの導入で、お客様にも働く社員にとっても便利になってきてはいるものの、こう行った根深いところで、燻っているところもあるんです。
賃貸仲介業の「まだまだアナログぅ」な代表例は、「FAX」。
まだまだ現役です!諸説あるのですが、一応理由があるそうです、、、
それでも、お客様が使うテクノロジーはどんどん先に進んでいくので、
しっかりそれを把握して、利用してもらいやすい環境づくりや工夫が必要ですね。
S-FITもテクノロジーの導入や開発など着実に進めつつ、「人がしないといけない仕事」に注力できる環境づくりを進めています。
やっぱり「人」と「人」の関係は大切なんです。
以上、とっても業界のお話、「賃貸仲介業界あるある」でした。
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