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スタッフの気になること ・ 12月 第4週
こんにちは。シフカです。
今週も1週間おつかれさまです。2023年もラストスパート!頑張りましょう!
「スタッフの気になること」は、シフカのスタッフが見ている"今"をゆるっとお伝えするコーナーです。
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StreamDiffusion
あき先生ことakio kodaira氏率いる研究グループは、リアルタイム画像生成を可能にする新しいパイプライン「StreamDiffusion」を開発しました。この技術は、従来の連続的なノイズ除去をバッチ処理に変換し、高スループットストリームを実現することで、画像生成AIモデルの速度を大幅に向上させています。NVIDIA GeForce RTX 4090とCore i9-13900K環境でのテストでは、Stable Diffusion Turboを使用して106fpsを達成し、RTX 3060では2.39倍、RTX 4090では1.99倍のエネルギー消費削減を実現しています。この技術により、画像だけでなく動画の生成も可能になる時代が到来しています。
スタッフの一言
あき先生しゅごい。まじでリアルタイムで動くのすごい。
Adobe、Figmaの買収を断念
Adobeとデザインツールを手掛けるFigmaは、Adobeによる約200億ドルでの買収合併を双方合意のうえ断念したことを発表しました。
欧州委員会および英国の規制当局から競争を阻害すると懸念されており、提供する市場の違いを詳しく説明したものの承認を得られなかったことが理由としています。また、Adobeは以前に合意した契約の通り、Figmaに対して10億ドルの契約解除料を支払う予定です。
スタッフの一言
合体してどう進化していくか楽しみでしたが驚きの展開です。
培養した脳組織を使ってコンピューターを構築
インディアナ大学ブルーミントン校の研究チームが、人間の幹細胞から作られた脳オルガノイドを利用して、簡単な計算タスクを実行する「ブレイノウェア」というシステムを開発しました。このシステムは、脳オルガノイドに電極を接続し、電気信号で情報を送り、神経活動データとして計算結果を出力します。実験では、ブレイノウェアが日本語の母音を発音する人の声を約78%の精度で識別することに成功しました。ただし、純粋なハードウェアコンピューターに比べて精度は劣るとされています。この技術は、学習メカニズムや神経発達、神経変性疾患の研究、新しい治療法のテストに役立つ可能性がありますが、倫理的な問題も指摘されています。
スタッフの一言
机の片隅に置いて盆栽のように育てる脳オルガノイドPCをずっとずっとずっと待っているので超速で進歩してほしい分野です!
AIツールでクリスマスカードを作ろう
日本コカ・コーラは、AI画像生成ツール「Create Real Magic」を使って誰でもクリスマスカードを作成できるWebサイトを公開しました。このツールは、渋谷のスクランブル交差点の屋外広告制作にも使用されたものです。ユーザーはWebサイトにアクセスし、アカウントを作成後、「テーマ」「シーン」「スタイル」を選び、プロンプトを入力して画像を生成します。コカ・コーラの象徴的な広告も学習済みで、ユーザーはコカ・コーラのアセットを活用して国境を越えたつながりを作ることができます。
スタッフの一言
サンタさん、ペプシとコーラが仲良く肩を組んでいるカードが欲しいです。
ユリイカ1月号はpanpanya特集だー!
ユリイカ2024年1月号の特集は、商業誌デビュー10年目で単行本10冊目を刊行する漫画家panpanya氏に焦点を当てています。panpanya氏の作品は、「端切れ」を拾い、観察し、想像するプロセスから生まれ、夢のような表現や「ガロ系」などの日本のオルタナティヴ・コミックの流れを汲む独特のスタイルで知られています。最新刊「商店街のあゆみ」の発売を記念して、これまで集めた「端切れ」たちを再検討し、架空の町の中で迷い続けるための地図を想像する内容となっています。
スタッフの一言
商業誌デビュー10年・単行本10冊目刊行記念。要するに、みんな10冊は買おうねってことだよ。
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以上、今週の「スタッフの気になること」でした。今後もこんな感じでシフカのスタッフが見ている"今"をお伝えしたいと思います。
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それでは、また次回お会いしましょう。