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スタッフの気になること ・ 12月 第2週

こんにちは。シフカです。
今週も1週間おつかれさまです。街中のイルミネーションが綺麗ですね。

「スタッフの気になること」は、シフカのスタッフが見ている"今"をゆるっとお伝えするコーナーです。


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アルゴリズム制御で政治的意見を変えさせる

スタンフォード大学の研究によると、SNSのアルゴリズムは数日間で政治的意見や感情を大きく変えうる可能性があると発表しました。研究では「X」で10日間の実験を行い、敵意コンテンツの表示を増減させた2つのグループを調査した結果、対立政党への好感度や怒り・悲しみといった感情に顕著な変化が確認されました。対立政党への好感度は接触減少群で上昇し、増加群では低下。感情面では接触減少群で「怒り」と「悲しみ」が減少し、増加群では逆に増加しました。一方、いいねの数などエンゲージメントへの影響はほとんどなく、多くの参加者が介入に気付いていませんでした。

スタッフの一言
既に広告やレコメンドもかなりコントロールされ誘導されてそうですよね。
MGS2で言われていた世界と似た事になってくる気がする…



YouTube、AI自動吹替機能発表

YouTubeは、AIを使った自動吹き替え機能を知識・情報系チャンネル向けに提供開始しました。この機能は、動画をアップロードするだけでAIが自動で言語を検出し、他言語の吹き替え版を作成します。現在は英語の動画を日本語を含む複数の言語に吹き替え可能で、英語以外の動画は英語に吹き替えられます。設定はYouTube Studioから管理でき、手動調整や無効化もできます。まだ技術的課題はありますが、Googleは精度向上に取り組んでいます。

スタッフの一言
本人の声のまま気軽に吹替で見れるようになると親近感もかなり違ってきそうで楽しみです。



Suica、10年以内にタッチレス化へ

JR東日本はSuicaを全面刷新し、10年以内に「生活のデバイス」へ進化させる計画を発表しました。主な内容は、タッチレス改札や位置情報を活用した改札の導入、チャージ不要の後払い機能の実装を目指します。2026年秋にはモバイルSuicaアプリの大幅リニューアルし、コード決済や個人間送金機能を追加予定です。さらに2027年にはSuicaエリアを統合し、未導入エリアでも利用可能にするなど利便性向上が目指されています。また、2028年にはサブスク型鉄道チケットやクーポンを提供する新アプリが登場します。

スタッフの一言
現状もオートチャージで不便を感じていませんでしたが、改札タッチレスが実現できたら快適そうでいいですね。導線も変わりそう。



映り込みを削除「Reflection Removal tool」

Adobeが、窓越しに撮影した写真に写り込む反射を除去できるツール「Reflection Removal tool」を発表しました。これは、ガラスのショーケース越しの撮影や水面を撮影した際に映ってしまった映り込みをAI技術で除去するツールです。Adobeによると、まだ今のところ夜の街並みの映り込み削除は難しいそうですが、常にモデルを改良しているとのこと。現在はプレビュー版のAdobe Camera Rawで使用可能で、Lightroomには近日搭載される予定です。

スタッフの一言
難しい映り込みの除去ができるなんてすごく便利そうですね。



環境音から実際の風景を想像するAIの技術

武漢大学などの研究チームが特別に設計したAIを使用し、環境音から風景を再現することに成功したと発表しました。彼らは世界各地で撮影されたYouTubeの動画から10秒間の音声と静止画のペアを作成。これらを使用して、音声から画像を生成できるAIモデルを設計しました。このモデルから生成された画像は実際の風景と空や植物の割合に強い相関が見られたとのこと。また録音時の天候や昼夜などの照明条件も正確に反映していました。これは音から情景を思い描く人間特有の能力に近いもので、AIが人間の主観的な体験を理解できるという可能性を示唆していると開発者は話しています。

スタッフの一言
環境音から実際の風景を再現するなんて、想像もつかない内容で驚きました。



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以上、今週の「スタッフの気になること」でした。今後もこんな感じでシフカのスタッフが見ている"今"をお伝えしたいと思います。

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それでは、また次回お会いしましょう。

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