運命が嗤うなら、僕らは笑ってやろう——対策委員会編2章・感想【ブルーアーカイブ】
・……なんか違う気がするけどまいっか。あらすじをまとめるだけでワクワクしますね。ここからが本番だ。
・区切りがいいところまで読んで、感想書いて、また読んで……を繰り返して記事書いてます。ストーリーや思考をまとめながら読みたい。ライブ感が伝われば幸いです。それではどうぞ。
<1章の感想はこちら>
風紀委員長・ヒナ
あっメモロビがドえっちな人だ。
そこだけ知ってる。
・便利屋68の確保は建前。真の目的は先生の確保。連邦生徒会長が残した正体不明の超法規的組織・シャーレ。敵対しているトリニティ総合学園より先に、何としでも手中に収めなければならない——これは風紀委員会No.2であるアコが独断で実行したもので、チナツとイオリは困惑気味のご様子。風紀委員も一枚岩ではないからな。
・便利屋68課長カヨコは、隙を見計って撤退することを社長アルに提言。しかし、ここで黙って従うのはアウトローじゃない。反撃に出る——
〜例のギャグっぽいBGM〜
・ねえ!! カッコいいBGM流してあげてよお!! 台詞だけならかっけえじゃんか!! まあこっちの方がアルらしくていいか……愛くるしいぜ……
・アビドスと便利屋68。ついに共闘。挟撃で風紀委員に立ち向かう。善戦するもさらなる増援。このままでは力押しされてしまう。すると、そこに——
・風紀委員長、空崎(そらさき)ヒナ。参戦。ひゅーっ! クソかっこいい幼女きたあ! テンション上がっ——いや待て。な、なんだ、あの禍々しい天使の輪っかは……? 明らかに異質だ……
・オタクの脳裏によぎる可能性——敵対するトリニティ総合学園には、これと対になる光の輪を持つ生徒がいる? まあ今はいい。続きを読もう。ヒナがホシノに反応。語りかける。
・「1年生の時とはずいぶん変わった」「あの事件の後、アビドスを去ったと思ってたけど」アビドスの過去に詳しいようだが、全貌は明らかにされない……やだやだあ!!😭 二人で何の話してるのお!? 先生も混・ぜ・て・よ〜!⭐️😉 仲間外れは嫌でちゅ——
・えっ、あっ、どうもご丁寧に……あざっす……ヒナは委員会の暴挙について、頭を下げてアビドスに謝罪。文句ありげな委員会メンバーに睨みをきかせて撤退した。
・尊敬できる上司って感じだ。これが任侠ものならエンコ詰めてる。このヒナという少女には、それ程の気迫がある。圧倒的なカリスマ力。平伏する思いがした。……せ、先生も見習わなきゃな。
・ついでにこんな情報提供も。……誘導されてないか? 裏でカイザーと繋がってる? うーん、ホシノの件があって以来、色んな人物を疑ってしまう。
・ともかく。目前の危機は去った。ひとまずは束の間の平和を——
待てや!!!!!!!
アビドス砂漠へ
・風紀委員会に居場所がバレてしまった、依頼に失敗した……便利屋68は身の安全を考え、引っ越しすることに。先生のことは悪く思っていないようで、再会を約束してくれる。雰囲気からすると、今章の終盤でピンチになった時に駆けつけるって展開でもなさそう。忘れた頃に助けに来てくれるのかな。
・ありがとう便利屋68。おかげで愉しかったよ。今度会ったら、いっぱいカレー食べさせてあげるね。だから、その……なんだ、無事でいてくれよ。何が起きるかわからんこのゲーム。きな臭くなってきた。
・ここからしばし推理パート。まとめると——
・当時の状況についてホシノ容疑者は「記憶にございません。生徒会の先輩がやりました」と供述。これを受けて先生は詳しい事情聴取のため、取調室でカツ丼をお腹いっぱい食わせてあげる方針です。丼ものを箸でカッカッて掻き込むホシノ見たいな。喉詰まらせたら背中さすさすしてあげたい。もうっ! ゆっくり食べなさいって言ったでしょ! ほらお水!
・それにしても……ホシノ、含みのある台詞があまりにも多い。隠し事があるのは明白。ずっと一人で何かを背負ってる。彼女の正体は何だろう。オッドアイなのはちゃんと理由がありそうなんだよな。何らかの力を受け継いで目の色が変わった? やけに生徒会長への言及が多い。その生徒も何らかの関与が? ……早急な判断は避けよう。何があってもママは信じてまちゅよ。
・なぜカイザーはアビドス高等学校を狙うのか? 対策委員会は真相を確かめるべく、ヒナの情報を元に、アビドス砂漠に向かう。
・「砂漠」——私の苦手な言葉です。だって旧文明の遺産が眠っているとか、謎の巨大生物とか、お約束じゃん。やべー場所じゃん。行きたくねえ〜……しかし、傍観するだけで事態は好転しない。行動あるのみだ。
・それに希望はある。道中でのえっちなイベントだ。たとえば——「うへ〜、夜の砂漠って寒いね〜……えいっ!」「ちょ、ちょっとホシノ先輩っ!?///」「ん……暖かい」よし、これだ。
・謎の巨大施設に到着。ずっと昼でした。はーキレそう。
「また明日」
・カイザーPMC(Private military company)——カイザーコーポレーションが所有する民間軍事会社の施設。次は何だ? カイザーランドか? 正義の味方カイザーマンか?
・マジもんの軍隊を相手に苦戦。完全に包囲された。そこに現れたのは——
・カイザーコーポレーションの理事長。対策委員会はカイザーの今までの仕打ちを責め立てる。しかし、彼(?)は「我々は合法的な手段を用いてきた。私有地に侵入して違法行為を働いているのはそちらだ」と毅然とした態度で返す。あまつさえ、あらゆる手段を用いてアビドス高等学校の負債を瞬時に膨れ上がらせる始末。
・こういう理詰めで迫ってくる悪役いいよね。強キャラ感あるなあ——って感心しとる場合かっ。
・なぜ土地を次々と接収するのか? 曰く、アビドスの地に眠る宝物を探しているとのこと。徳川埋蔵金かよ、たまにテレビで特集するやつかよ……とツッコミたくなるが、あながち冗談でもない? もしかして、アビドス高等学校の地下にそれが眠っているって展開……?
・ここで言い争っていても勝てない。対策委員会は撤退を余儀なくされる。
・その後、ホシノの回想パートが挟まる。ふわふわした生徒会長に、声を荒げて叱責する。今のホシノからは想像できない姿だ。……今のホシノの性格は、会長から影響を受けたのだろうか。会長は今どこに……?
・ますます膨れ上がった借金。対策委員会は途方に暮れる。いったいどうすれば——ホシノは今日は頭を冷やして、また明日集まろうと提案。解散する流れに。先生とシロコは詰め寄ろうとするが、ホシノは頑なに、明日に話を持ち込もうとする。仕方ない、じゃあ行こうとシロコ。
・そ、そうだよな。明日はきっと何かが変わるよな。明日になれば——
コトンッ(スマホをテーブルに置く音)
・………………だ、ダメだ。押せない。この選択肢をタップしたら、今日が終わったら、ホシノはどこかへ行ってしまう。ずっと一人で何かを抱えたまま去ってしまう。"I have bad feeling about this"って私の勘が言ってる。
・天井を見上げる。ようやく気持ちが落ち着いたところで、神妙な面持ちで選択肢をタップする——先生は何とかホシノを引き留め、夜の校舎を二人でぶらぶら歩くことに。情感漂う風景の中、ホシノの口から語られたのは、アビドス高等学校の生徒として苦労した思い出、対策委員会の面々と出会えた喜び——そして、学校の借金の半分を肩代わりすることを条件に、カイザーPMCに所属することを提案されており、それを何度も断っていたこと。それが彼女の隠し事だった。他にもありそうだが。
・………………「奇跡」なんて起きない。回想シーンでホシノはそう語っていた。きっと今でも信じていないのだろう。生徒会長のポスターをビリビリと破いた過去と、退部届をビリビリと破く現在が重なる。いい表現だなあこれ。
・そんな彼女が取る行動は一つ。現実的な解決手段に、自分という存在の全てを投企するのだ。その先がヴィア・ドロローサ(苦難の道)だとしても、十字架に磔刑されるとしても——
・ガシャガシャガシャ!(金網を揺する音) このバカ教師がっ! ギュッて抱きしめてあげろ! 泣きすがってでも止めろ! ふん縛ってでも止めろよ! 先生はホシノが無事でいてくれればそれでいいって、だから絶対に無茶はしないでって伝えてあげろよ……! お前しか止められないんだよ! 「明日」なんて無いんだよ!! なあ……!!
・ホシノは行った。行ってしまった。全てを一人で背負って。
・涙ぐみながらこの文章書いてます。ホシノぉ……行くなよ……バカ野郎がぁ……私にも背負わせろよ……
それはまぎれもなくアルさ
・風呂入って、仮眠取って、買ってきたミスドを食って、皿洗って気持ちをリセットしました。続きを読みます。ホシノの手紙を開く。対策委員会のみんなへのお別れ。そして、先生に宛てた言葉。
・あーもうダメだ。テキストを書き起こすだけで……ごめん、手紙が染みだらけになっちまった。まあダメな大人ってのは妥当だな。シロコのパンツ事情の妄想に355文字費やすし、ホシノにオギャってたし、セリカに罵倒されて気持ち良くなってたし……
・……ここ何か引っかかるな。最後のお願いが「対策委員会のみんな」じゃなくてシロコだけ? 終盤でシロコが暴走する展開? そういえば気になってた目の色、ホシノの左目も青……考えすぎか? よくわからないが、ホシノが残した言葉だ。シロコのことはしっかり見ておくね。ケモミミ娘だしな——あっいや生徒のことは分け隔てなく愛してるけどね!
・それから「もし私と敵対することになったら、ヘイローを壊して」との伝言も。(カタカタ)……あの頭上の輪っかのことか。Haloか。天使の光輪はそう呼ばれるんだよな確か。しかし、敵対なんて……ホシノにはどんな未来が見えているんだ?
・そうこうしているうちに、カイザーPMCがアビドス高等学校を乗っ取るため動き出す。無差別攻撃を開始。こらーっ! 動物への暴力表現はやめなさーい! それが怖くて映画見れないって人がたくさんいるのよっ!?
・そんなお困りのあなたに、いいサイト教えちゃいますねー(七草にちか)
・何とか第一波を撃退するも多勢に無勢。応援は期待できない。なぜなら——最後の生徒会メンバーであった小鳥遊ホシノがいなくなった以上、生徒会は存在しないも同然。そして、対策委員会は所詮、非公認の団体。客観的に見れば学校としての運営は不可能。ならば我らカイザーが寛大な心で引き取ろうではないかと、例の理事長。ぐぬぬ。完璧な理論武装だ。遊戯王で闇属性・機械族でテーマ化されてそうな見た目しやがって。
・一方その頃、ホシノは——
・何かの実験体にされてました。やめて私に乱暴するつもりでしょうエロ同人みた——おいふっざけんなマジでやめろ!!!! それ以上手を出すな!!!!! ぶっ○すぞてめえ!!!!!!
・クソッ、こんな状況でさえなければ「ハーネスと、前かがみの構図で、慎ましいおっぱいが強調されてるのえっちだ……w」って素直にキモオタになれるのによお!!! よくもこんな最悪のスチルを用意してくれたなブルアカアァッ!!!! 後ろの赤線をあえて左右非対称にすることで、視覚的な不安感をさらに煽ってるのが芸コマだバカ野郎!!!!
・不穏な演出で先生のメンタルはボロボロ。対策委員会は自分達の存在意義を否定されて尻込み。目の前には多数の軍勢。勝ったところで多額の借金……いったい私達に何ができるのか……ホシノ、いなくなってから痛感するよ……私達にとって、お前がどれだけ精神的支柱だったか……
・孤立無援。絶体絶命。無駄だ。もうお前を守る戦士はいない——
いるさっ
ここにひとりな!!
コブr……便利屋68じゃねーか!
ヒューッ!
・でっっっかい声出ちゃった。「便利屋68は次章以降に再登場やろなあ」「お? 新ユニット登場か?」とか思ってた。まさかこんなにも早く助けに来てくれるなんて。……こりゃカレー振る舞うだけじゃ足りないな。カツカレーチャーハン福神漬け付きだ!
・よ、よかった。今度はカッコいいBGMだ……そして、とてつもなく説得力のある言葉だ。万年金欠。襲撃は返り討ち。大好きなラーメン屋を誤爆しちゃう。風紀委員会にもカイザーにも狙われる。引っ越しを余儀なくされる。そんなみじめな境遇に置かれながら、何の利益も無いのに大軍勢に立ち向かう。そんな彼女の姿は、あまりにも愚かで、あまりにも無様で——あまりにも強く美しい。
・それはまさに、神をも恐れぬサタンの号令。ああ、そうだな、そうだよな、アル……
「……よし、やろう!」
・対策委員会、再奮起。カイザーPMCを撃退。しかし、まだ全ての脅威が去ったわけではない。そこで先生が取った次の一手は——
・ホシノをたぶらかした張本人「黒服」との接触だった……ええっ!? どゆこと!?
そして救出へ
「あなたと敵対するつもりはありません」
「私たちはあなたと同じ、キヴォトスの外部の者」
「学校の生徒、そして先生……中々に厄介な概念ですね」
「ホシノさえ諦めていただければ、あの学校は守って——」
うるせ〜〜!!!!!
知らね〜〜〜〜!!!!!
(BLUE ARCHIVE)
・てめえごちゃごちゃ言ってんじゃねえぞ!!!! なんか色々な設定や謎が開示されて「えっ『先生』って何? 1章からあった『大人のカード』って何? これ主人公が『信用できない語り手』じゃん……」ってなってるけどなあ!! んなもんは後回しだ!! ホシノを返してもら——
・おい!!!!! やっぱ砂""狼""シロコも何かあんのか!!!!! ホシノの手紙から推理したの間違ってなかったわ!!!! もういい私は行くっ!!(ガタッ)
・ということで交渉は決裂。精々頑張って生徒を助けるといいでしょうと、黒服はホシノが砂漠の施設にいることを教えてくれる。あれっ。意外と親切だな?
・ううむ……この黒服、正体は分からないが、どうも憎めない。キヴォトスの外部の者どうし、ということもあってか、立場は違えど建設的な会話をしてくれる。「生徒を救う」という自己犠牲かつ利他的精神を見せる先生に対し、「そうまでする義理がどこにあるのです?」という客観的に見れば真っ当な否定意見をぶつける。純粋悪というより、対極にあるもうひとつの正義って感じだ。
・つか黒服より先生が怖えよ。SCPみてえな能力持ってんな。そもそもどうやって黒服と接触したんだよ。過程がすっ飛ばされてたぞ。先生がこのキヴォトスに来た経緯も同様だ。「異世界転生みたいなもんでしょ」って決めつけてたけど……なあ先生、あんたはいったい何者——
ペロペロペロペロ!!!!
・風紀委員の足を舐め始めた……
・これにはさすがの風紀委員長もこの表情。あっ確信した。この子大丈夫だわ。ごめん疑ったりして。
・かくしてホシノ救出のため、風紀委員、便利屋68の協力を取り付けた。トリニティ総合学園生徒会(ティーパーティー)も動いてくれる様子。ううむ、この先生、一気に謎は深まったが……生徒を思う心は本物だし、真正の変態なのも間違いない。そこは信用してよさそうだな。
・さて、それじゃあ殴り込みますか。親愛なる生徒を救うためにな——!
「おかえり」
・辿り着いたのは元アビドス高等学校本館。みんなの協力のおかげで、カイザーPMCの猛攻を跳ね除ける。ついにホシノが囚われている部屋へ到達。
・……なあみんな。情けない話だけど、私、何もわからないんだ。ホシノの神秘って何なのか。シロコは何をしようとしていたのか。『先生』と黒服は何者か。カイザーの本当の目的は何か。この世界は何なのか。この先、どんな理不尽な運命が待っているかわかったもんじゃない。
・でもさ、どんな逆境の中でも、みんなが笑っていてくれてるのを見ると、元気をもらえるんだ。何とかなりそうだなって思えるんだ。だからさ、運命が私達を嗤うなら——
みんなで、こうやって笑ってやろうよ
・泣いた。ボロクソ泣いてしまった。オタクからは以上です。
完走した感想
・(自分の文章を読み返す)……こいつどんだけホシノに狂わされとんねん。ということで、対策委員会編1〜2章の感想を、ホシノを軸にまとめてみます。印象に残ったのは二つ。
・一つ目は、キャラ描写がまあお上手。のほほんとしてバブみが深いなあ(死語?)と思っていたホシノ先輩に、何だか曰くありげな過去が浮かび上がり、その小さな肩に背負っている大きな重荷が見え始めると、パッといなくなり、みんなで救出に向かう。その間のストーリーといえば、前半は銀行強盗でゲラゲラ笑わされ、後半は急転直下でシリアス展開に移行し、各陣営が結集する熱い展開という流れである。私の感情を時系列で折れ線グラフ化したらめっちゃギザギザですね。間違いなく。
・キャラ描写と合わせて、設定や世界観の情報を小出しにするタイミングもお見事。引き込まれました。『先生』は何者? キヴォトスの外側って……? 記事では省きましたが、固有名詞は元ネタを調べて、自分なりに思考をまとめながら読んでます。せっかくなので、メモがてら思いついたことをまとめてみます。
・シロコとセリカ。どちらもケモミミであり、下の名前がサ行、ラ行、カ行の順で成り立っている。キャラデザも性格も対比的。シロコは何だかヤバい力を秘めてそうな描写があるけど、セリカには一切言及がない。
・もしこれが物語で重要な意味を持つとしたら……二人の関係性は? 元は灰色で、白と黒に分かれた? セリカは使えない? 黒服は「狼の神」がどうとか言ってたが……北欧神話でいうと、魔狼フェンリルから、スコルとハティが生まれたって感じだろうか。「やったーケモミミが二人だー!」って素直に喜んでたけど、とんでもない事情が秘められてそうな——
・しまった沼だ!! ……っぶねえ。まだ足先だけだったからギリ抜けられたわ。この辺りで止めておくか。んー、3章以降で掘り下げられるのかしら。まだ未実装だけど。
・話が逸れましたが二つ目。「大人」と「子ども」の対比描写。子どもは尊い。お小遣いを握り締めて、きゃっきゃと嬉しそうにお菓子コーナーをうろつく姿をスーパーでふと見かけると、何だか元気をもらえる。しかし、その純粋さだけで生きていけないのがこの世界の常。彼らの純粋さを利用しようとする悪い大人だっている。
・そんな子ども達を守ってやれるのもまた大人だ。小学生の時分、私は一時期いじめられていたが、担任の先生が介入すると、驚くほどあっさりと事態が解決したのを覚えている。困った時に頼りになる大人がいてくれることが、どれほど救われるか。私にはわかる。最初は大人を、先生を信用していなかったと語ったホシノ。それでも先生は奮迅し、「大人の戦い」を経て、対策委員会のみんなと共に彼女を救出した。どこか自分の子どもの頃を思い出すような、青春と希望に満ち溢れた物語であった。
・ブルアカ、とてもいい。魅力的なキャラ、アクロバティックなストーリー、徐々に深まる謎、真っ当な青春の物語。そして、要所要所でちゃんとキモオタになれる。テンポよくサクサク読める。欲望のままに感想文書いたら「ケモミミを異常なほどに愛し、生徒にやたら飯を食わせようとして、ちゃんと考察してちゃんと泣くオタク」になってるの自分でもビックリだ。ブルアカは鏡。まだ未プレイの人はやろう。
・っと、長くなったのでそろそろ筆を置きます。1章も合わせると約20,000文字か。いやマジで長くなったな。今後も「キモく誠実に」をモットーにブルアカ感想記事を書く所存です。ちくしょう、みんな最終編で盛り上がってやがる。早く追いつきたいな。じゃないと他の人の感想も読めないし。なるべくネタバレ踏まないように気をつけます。それではまたどこかで。
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