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銃声と遊戯、無垢なる祈り——時計じかけの花のパヴァーヌ編1章・感想【ブルーアーカイブ】
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・対策委員会編面白かったなあ。さっそく「時計じかけの花のパヴァーヌ」も読んで——おいまたケモミミが2人出てきたぞ。どうなってんだこのゲーム!?
・いや、よく見たら猫耳型デバイスか。うーん、先生が好きなのは不随意に耳や尻尾が動いちゃう描写だからなあ……付け耳にはそれがない。だからあまり刺さらな——
モモイ
「へえ、予備の服なんて持ってきてたんだ……ってそれ私のパンツじゃん!」
ミドリ
「違うよ。これは私の。猫ちゃんの表情が違うでしょ。」
・あまり軽率にパンツの話をするなよ。妄想するぞ。……デザインは同じだが表情だけ違う?🤔 「猫柄ショーツ4枚セット・Sサイズ(税込1,080円)」みたいな商品を衣料品店で買って、姉妹で分け合ったのか。双子といえば「衣類や持ち物を共有してる」が定番だが、ミドリは分別している?
・「お姉ちゃん! 私の歯ブラシ使わないでって何回も言ってるでしょ!?」「えーいいじゃん……双子なんだし……」——よし、"視"えた。任せろ。このゲーム開発部、私が救ってみせる。夕飯は何がいい?
・「時計じかけの花のパヴァーヌ」1章の初見感想をお届けします。酒の肴にどうぞ。
AL-1S
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・連邦捜査部シャーレに、ミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部から手紙が届く。迎えてくれたのはレトロゲー好きな双子の姉妹。ピンクの猫耳が姉でシナリオライターの才羽(さいば)モモイ、緑の猫耳が妹でイラストレーターの才羽ミドリ。
・この手の双子にはよくある、お姉ちゃんが危なっかしくて、妹の方がしっかりしてるやつ。シャニマスでいうと大崎姉妹だ。
・偏見ですが、モモイは不摂生でカップ麺ばっか食べてそうな感じが……あーダメだ、さっそく心配になってきた。野菜たっぷりの煮込みラーメンを食わせてあげたいですね。舌がやけどしないようにフーフーする双子の構図、あまりにも絵になる。
・現在、ゲーム開発部は廃部の危機。部員が規定人数に達するか、最新鋭の技術力を誇るミレニアムの部活動にふさわしい成果を出せば、部活は存続するとのこと。しかし前者は絶望的で、後者は製作したゲームが「今年のクソゲーランキング1位」を受賞してしまう始末……それはそれで才能あるんじゃね? こういうのって見向きもされないことが一番辛いしなあ。
・部活存続のために神ゲーを作ってやろうと、モモイはクリエイター魂を燃やす。そのために「廃墟」へ向かうことになった。ミレニアム近郊にある謎の領域で、行方不明になっている連邦生徒会長が出入りを禁じていたという曰く付きの場所。そのどこかに伝説のゲームクリエイターが残した奥義書「G.Bible」が眠っているのだという。さっそく探索してみると——
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・「先生」だけが入れる部屋に到達。マジで何者なんだ先生って? そこで見つけたのは——
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・言うとる場合かっ! 正体不明の少女型アンドロイド(?)を発見。
・「ヒャッハー! じゃあこいつを部員にしちまおうぜー!(意訳)」とモモイ。この作品の生徒、やはり倫理観がぶっ飛んでる。まあ銀行強盗に比べたらマシか——ってあれを基準にしたら殺人以外の悪事は許せちゃうなあ!? 対策委員会編って偉大なシナリオだったんだな……
・ボディに「AL-1S」との記載がったあったので、便宜上アリスと命名。学生証の手配は可能。しかし、話し方が長門有希なので、自作ゲームを遊ばせて教育することに。
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・「今年のクソゲーランキング1位」受賞作品か……お手並拝見と行こう。よしアリス、Bボタンを押してみてくれ!
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ガシャッ(コントローラーを叩き落とす音)
・こらっモモイ! 奇を衒(てら)えばいいってもんじゃないよ! チュートリアルなら余計に気を遣わなきゃいけないでしょ!? 「桜井政博のゲーム作るには」の動画で勉強してきなさい!
・内容もそうだけど、桜井さんのお人柄も伝わってくるの良いよね。
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・ゲームはかなりの電波シナリオだが、アリスは「まるで、別の世界を旅しているような……夢を見ているような、そんな気分……もう一度……」と感想を述べながら、涙をこぼす。彼女には再起動前の記憶がないようだが、何かがうっすらと結びついたのだろうか。そんな肯定的な感想を伝えてくれたアリスに、部長ユズが感謝を述べる。
・ちっちゃい子が多い部活ですね。ちゃんと栄養のある食事してるのかしら……特にユズ、もしかしてカロリーメイトばっかり食べてない? 去年出たバニラ味おいしいよね——じゃなくて! ちゃんと野菜も食べなさいよ? ゲームを長時間するためにも健康は大事だって、先生は大人になってから気づいたよ。
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・アリスは様々なレトロゲーをプレイすることで、言語や感性を学んでいく。それを嬉しそうに見守る部員達。さながら「源氏物語」の光源氏と紫の上。無垢な少女を育て、その成長ぶりを愛でる物語は、古来より人々の心を掴んで離さない。
・でもその結果覚えるのがゲームのテキストだから、何かこう、むず痒くなるな……ねえアリス、ネットで覚えた言葉使っちゃダメだよ? 「おっ先生ニキ〜! 今日もワイとゲームするンゴねえ!w」って挨拶されたら先生は泣き崩れちゃうよ。
・実際、情操教育としてゲームを遊ばせるって、選択肢のひとつとして全然ありだと思うんですよね。私は小学生の時に「ピクミン」をプレイしたんですが、ちょっとしたミスで一瞬にして数十匹の命が散った時はとてつもなく罪悪感を覚えました。あのゲームで命の尊さを学んだといっても過言じゃない。
・アリスがゲームで何かを学んでるのを見ると、そんな子どもの頃を思い出します。まっすぐ育ってほしいもんだ。孫を見てる気分。FF9とか遊ばせてあげたい。
・「いや今の当たってねえだろラグだろざけんなクソがっ!」って叫んだ日にはね、膝を突き合わせてね、ゆっくりとお話したいと思います。
「光の剣:スーパーノヴァ」
・服、話し方、学生証もオッケー。じゃあ次は武器だ。ということでエンジニア部へ。……やっぱり武器必須なのか。治安が最悪だこの世界。
・キヴォトス最新鋭の技術力を誇るミレニアム。そのエンジニア部ということもあってか特殊な武器が多い。アリスが興味を示したのは宇宙戦艦搭載用レールガン「光の剣:スーパーノヴァ」。なんとエンジニア部の下半期の予算70%を使って製作された武器である。おいおい、何だってそんなに予算かけたんだ——
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🤝(無言の握手)
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かわいいなあ
・かくして基本重量140kgのレールガンを装備したアリスがこちら。うむ、やはりでっかい武器を担ぐちっちゃい女の子はいい。コテコテだろうが何だろうが、かわいいもんはかわいいのだ!! 最近だと「ポケモンSV」でデカヌチャンが大人気になったことがそれを証明している。
最低でも1トン以上と推定される握力、発射時にもブレない安定した体幹バランス、強度や出力はもちろん、肌全体に傷すら見当たらない綺麗な肉体……いや、機体。
つまり、最初から厳しい環境での活動を想定し、ナノマシンによって「自己修復」することを前提として作られた体……。
その目的はきっと……
……「戦闘」、だな。
・と考察するのはエンジニア部のウタハ。やべー場所に封印されてた、やべー秘密兵器ってわけだ。漂ってきたな、血と硝煙の香りが。
「鏡」を求めて
・かくしてゲーム開発部は、4人目の部員としてアリスを迎え入れる。しかし、生徒会会計担当・早瀬ユウカは、そんな急に都合のいい展開があるもんかとアリスの存在を訝しむ——
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…………ユウカさん!?
・なんか、データキャラがちっちゃい女の子好きなのって"ガチ"っぽさあるな。日頃の疲れをサンリオのぬいぐるみで癒す社会人の趣がある。さぞ苦労してるんだろうなあ……仕事の合間にコーヒー奢ってあげたい。
・アリスの答え方はたどたどしいものだったが、どうやらゲームに対する情熱は本物らしいとユウカは判断。ゲーム開発部の存続を認める——しかし、それはあくまでも今学期までの話。様々な作品が出展される校内大会「ミレニアムプライス」で受賞できるようなゲームを発表し、部活動としての成果を残さなければならない。
・やはりゲームの奥義書「G.Bible」が必要。再び廃墟へ。今度はモモイとミドリだけではなく、部長ユズとアリスも加わる。いいねえ。キリよく4人パーティだ。先生はそうだな、邪魔にならないように……四つん這いになって馬車をやろうかなあ!! ヒヒーン!! うまぴょい! うまぴょい!🐴
・「G.Bible」の手がかりを求めて工場に到着。すると、アリスが何かに惹かれるように奥へ。記憶はないが、どうやら因縁のある場所のようだ。
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・謎の端末を発見。アリスのことを知っているらしい。「G.Bible」をデータとして所持していたので、これをゲーム機にダウンロードして保存。exeファイル起動してみる——パスワードが必要。
・解析のためにミレニアム最高——すなわちキヴォトス最高のハッカー集団ヴェリタスの協力を仰ぐことに。彼女達曰く、セキュリティを突破するにはOptimus Mirror System(通称:「鏡」)が必要。しかし、生徒会に没収されてしまっている。ということで、生徒会を襲撃する算段になりました。グッバイ倫理観! 今は悪魔が微笑む時代なんだ!
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・しかし、そう易々と手に入れることはできない。「鏡」がある差押保管庫を守っているのは武装集団・メイド部Cleaning&Clearing(通称:C&C)。彼女達の「ご奉仕」によって壊滅させられた過激団体や武装サークルは数え切れないほどあるのだという。……えっちなバニー衣装があるのは知ってたけど、そんなにヤバい団体だったの!? シルエットめちゃくちゃカッコいい! 持ってる武器も個性ある! ワクワクしてきたなあ。
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・ちなみにリーダーはこの子。ホシノ先輩といい、ヒナ委員長といい、アリスのレールガンといい——ブルアカ、さては強キャラはロリの法則があるな? ……"理解"ってんじゃねえか!👍 メイド服にスカジャンってすげえキャラデザだ。私なら人生3週しても思い付けないな。
・たとえ強敵が立ちはだかろうとも、みんなの場所を守るために戦う、とミドリ。ヴェリタスとエンジニア部の協力も取り付けた。ふっ、先生にも任せろ。荷物持ちくらいならできるからさ。ヒヒーン!!🐴
「G.Bible」
・セキュリシステムの突破、防犯カメラ映像の差し替え、指紋認証システムのハッキング、地の利を生かした戦術——知略に富んだ情報戦と銃撃戦が繰り広げられる。本記事では省きますが、戦闘描写を全てゲームにぶん投げず、テキストでひとつひとつ丁寧に描写してくれるのすげえ良い。手に汗握りました。「マルドゥック・スクランブル」を読んでる時みたいな感覚だった。
・ブルアカの戦闘描写はぜひアニメで見たいですね。楽しみにしてます。
・高度な頭脳戦は敵も負けていない。生徒会とC&Cにじわじわと追い詰められ、モモイとミドリは絶体絶命の危機に。その状況を打ち払ったのは——
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・アリスの超火力でした。やはり暴力……!! 暴力は全てを解決する……!! その後、何やかんやあって無事に「鏡」を入手。
ネル
「あたしの知ったことかよ……けど多分、リオもヒマリも確かめてみたかったんじゃねえのか?」
アカネ
「確かめる……私たちの力を、ですか?」
ネル
「逆だ。」
「あの、アリスとかいう奴の方だろ。」
・戦闘後、メイド部長ネルの推察。今回の戦いは生徒会長リオとヴェリタス部長ヒマリに御膳立てされたものであり、本当の目的はアリスの威力偵察を行うことだったのではないか。……まあ、あんなヤバそうなところから見つかった戦闘用アンドロイドだもんな。アリスが戦う理由は「みんなと一緒にいるために」という純粋無垢なものであるが、それに余りある戦力を持っているのだから、周囲は決して捨て置かないだろう。
・かくしてゲーム開発部は、「鏡」で「G.Bible」のセキュリティを突破。よっしゃあ!! 伝説のゲームクリエイターが残したノウハウだ! さぞかし素晴らしい知識の宝庫に違いない!! これで作ったゲームで億万長者になってやろうぜ!!
最高のゲームを作る秘訣、それはたった一つです。
そしてこのG.Bibleには、その真理が秘められています。
最高のゲームを作るたった一つの真理、秘密の方法……
それを今こそお教えしましょう。
・おお……!!
…… ゲームを愛しなさい
ゲームを愛しなさい
ゲームを愛しなさい
・おお……?
残念ですが、これが結論です。
ゲームを愛しなさい!
・………………。
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・おい!!!!!!!!!!!!!!!
・この本と大差ないじゃん!!!!!!!
・なあ!!!!!! そうじゃねえんだよ!!!!!! こっちが求めてるのは精神論じゃあないんだよ!!! ……たとえばだ、私がゲームクリエイターを目指す学生だとしよう。面白いゲームを作りたい。でも自分が作ったのは拙い作品ばかりで、好きな作品を模倣しただけ。そんな時に有名なゲームクリエイターさんの講演会に出席する。最新技術や、自社の活動を丁寧にわかりやすく説明してくれる。私は熱心にメモを取りながらも、はたして自分に同じことできるだろうかと自信を失う——そんな時、登壇者が最後に「でもね、色々言ったけど、やっぱり一番大事なのは……ゲームを愛することですよ」って言われたら、それはもちろん感動するよ? そうか、そうだよなあ……よし! 私もめげずに頑張ろう! って、その日は徹夜でゲーム制作に打ち込むよ?
・でも愛""しか""語らないのは違うじゃんか!!!! 就活の時にやたら精神論の話ばっかする企業と何回か出くわしたけどなあ!! そういうとこは真っ先に「あっダメだなここは……」って避けたよ!! 企業として明確なビジョンを掲げていて、それに裏打ちされた事業実績があるところを選んだよ!!
・薄っぺらい美辞麗句を並べて人を騙せると思ったら大間違いだ!!!! 問題はその中身でしょうが!!!!! メソッドでしょうが!!!! ばかあほまぬけ!!!! う○こ!!!! ちん○ん!!!!
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・……あっ、ご、ごめんねアリス。急に大きな声出して。今のは聞かなかったことにしてね。い、意味は調べなくていいからねっ。
・という感じで、なーんも具体的なことが書かれていなかった「G.Bible」。あ ほ く さ。思わず長文書き殴っちゃいました。実際こういう「副業で月収○○万円!」「最強の○○の方法!」を謳っておきながら大して中身ないやつってネットにありふれてるだろうし、気を付けないとな……セリカ、お前に言ってるんだぞ!!
ミレニアムプライス
・頼みの綱が切れた。一同は途方に暮れる。しかし、アリスは例の自作ゲーム——「テイルズ・サガ・クロニクル」の続編を作ろうと意気込む。それは祈りにも似た思い。
感じられるのです。
モモイが、ミドリが、ユズが……。
このゲームを、どれだけ愛しているのかを。
そんな、たくさんの想いが込められたあの世界で旅をすると……
……胸が、高鳴ります。
仲間と一緒に新しい世界を旅する、あの感覚は……。
夢を見るというのが、どういうことなのか……その感覚を、アリスに教えてくれました。
・こんなん言われたらクリエイター冥利に尽きるだろうなあ。
・部長ユズの過去——「テイルズ・サガ・クロニクル」のプロトタイプ発表後、ネットや周囲からボロクソ言われたことで、引きこもりになっていた。しかし、面白いと言ってくれたモモイとミドリのおかげで少しずつ立ち直った。
・その時のように。ゲームへの愛で再び立ち上がろう——それは奇しくも「G.Bible」の通りに。締め切りまであと6日というハードスケジュールの中、校内大会ミレニアムプライスへの参加作品として、「テイルズ・サガ・クロニクル2」をローンチ。締切ギリギリのところで提出。
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・直後にメイド部長ネルに絡まれました。目的は威力偵察。この手の重量武器にありがちなフットワークの重さを突かれましたが、機転を利かせて撃破。あーこの戦闘描写もいい。弱点を的確に突く敵、それを跳ね除けて成長。王道よね。いいスチルだ。
・……ネル、もしかして「襲撃は締切終わるまで待ってやるか」って配慮してくれた? 意外と優しい子なのかも。
・迎えたミレニアムプライス当日。受賞作品に「テイルズ・サガ・クロニクル2」の名前はなかった。……みんなよく頑張った。先生はみんなの頑張り、ちゃんと見てたからね。
・廃部は確実。部室はなくなる。みんな離ればなれになる。そして、アリスの居場所もなくなる。寮の部屋に泊めることはできないのだから……ふむ、どうやら先生が引き取るしかないようだ。やれやれ、仕方がない。これは本当に仕方がないことなんだ——
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うへ、うへへへ……
だだ大事にしてあげるからねえ……!!
まずは「シノビリフレ」をさせてあげるねえ!!
・——と思いきや特別賞受賞。ちいっ!! ……あっいや、よかった、これで解決ですね。
・審査員曰く、「新しい角度から『実用性』を感じさせてくれた。懐かしい過去をありありと思い出させ、未来への可能性を感じさせてくれた」とのこと。そして、「ミレニアムの生徒は冷静さと合理性しかない」というイメージを払拭することにも貢献したようだ。難色を示していたユウカも、懐かしさと、新しい世界で旅をする楽しさを感じられたと、好意的なコメントを残す。
・まあ実際、序盤のプレイのやつだけでも、ギャグゲーとしてのセンスは感じたからなあ。高橋邦子作品みたいに不条理かつエネルギッシュな作風に振り切れば、一部のネット民から人気を得られそうな気配はあった。これなら一作目も再評価の流れよ。ネット民なんて私含めてみんな手のひらドリルなんだから。人格が悪魔に憑依されている!
・廃部は来学期まで保留。これにて一件落着。新入部員アリスをプログラマーとして迎え入れたことで、今後はさらに面白いゲームを制作でき……ん?
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おい!!!!!
不穏で締めないと気が済まねえのかブルアカアァッ!!
完走した感想
・アリスがひたすらかわいい。その一言に尽きる。「Skyrim」を遊ばせてみたいですね。意外と蛮族プレイしそう。
・コテコテのヒロイン像ではある。謎の少女型アンドロイドを拾って、共に学び、共に戦う。作品が違えば主人公のことを「マスター」と呼び、あるいはもっと昔の作品であれば「パパ」と呼ぶ。でもそんな王道のヒロイン像が、「レトロゲー」という題材にすごくマッチしてる気がして。隙あらばパロティネタで会話するので、序盤は共感性羞恥がえぐかったんですが、後半からは彼女の健気な姿に胸打たれ、何だか微笑ましく感じられるようになっていました。
・あと戦闘描写良かったですね。ああいうのが他のシナリオでも読めるなら期待が高まる一方だ。
・アニメで言うとまだ1~5話といったところ。次からは、いよいよアリスの正体に迫っていくことになりそう。何やら剣呑な空気を感じますが、様々な思惑が交錯して、ストーリーが加速していくんだろうな。
・さっそく2章を——と言いたいところですが、2章が実装されたのはごく最近のことで、実装順でシナリオを読むなら後回しになるようだ。ええっと、次のシナリオは……あー来たか。ついに来たか。「 エ デ ン 条 約 」が。
・噂だけ聞いてます。はードキドキする……まだ心の準備が……そういや、アリスの公式Short動画があるらしいな。それ見て一旦心を落ち着けるか。どれどれ——
先生のHPも寒さで下がってきているのかも知れません!
ダメです! HPがゼロになる前に
アリスがあっためてあげます!
えいっ♪
あれ? フフッ、先生あったかいです♪
・かーっ! 見んねユウカ! 卑しか女ばい! それではまたどこかで。
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