自分では選ばない道を進めと教えてくれたボイジャータロット。その先は自分が思っていない未来でした。
Setback、引いた途端、「あちゃー」と思ってしまうようなおどろおどろしい絵柄ですよね。
自然の流れで気がついたらボイジャータロットカウンセラーになっていましたが、きっかけの一つがこのカードでした。
1回目の記事に書いたように、友人に勧められてボイジャーを知り、初めて引いたカードがSuccessでした。ふーんと流したままでいて、3回か4回目に友人に「向いてると思うよ」と言われた時に、ようやく、それほど勧めるなら買ってみるか、とAmazonでポチったのでした。(友人曰く、2回は言ったかもしれないけど、それ以上は言った記憶がないそう)
ボイジャータロットは、新しいせいか、カードの説明や引き方など、ネットでググってもあまり出てきません。付録のガイドブックを見ながら引いてみると、「なんか当たってるかも」という感触はあったのですが、いまいち要領を得ません。1日1枚引くといいとどこかで目にしたのですが、たまに思い出した時に引く程度でした。
ボイジャー、面白いけど、勉強しないとわからなさそう。調べたら、講座はあるけど、もちろん多少はお金がかかる。ちゃんと学ぶなら高くない投資なのですが、気晴らしに引く程度なのにそんなお金を払うのか?と迷いました。その時は、カウンセラーになるなんて考えもしていないので、お金を使うなんてもったいない、と。ケチですね。笑
そこで、軽い気持ちで、「独学で学ぶ/先生について学ぶ」の二択で引いてみました。
「独学で学ぶ」で出てきたのがSetback。当時は、ガイドブックしか頼るものがなかったので、ちゃんと理解できたわけではないですが、まあ絵柄を見れば良いわけがない、ということだけはわかりました。
「先生について学ぶ」は、Fulfillment(達成)です。
素人が見ても、迷いようがない。笑
そこで、腹を括りました。
先生について学んだことで、ボイジャーがどんどん楽しくなっていったのです。その話はまた次の機会に。
Setbackのカード、どう見ても良いカードには見えないけれど、後から知ったのは「戦略的後退」という意味。
そのまま行っても行き止まりだけど、他に良い道があるよ、と教えてくれる親切なカードなのです。人生でもよくありますよね。この道しかないと信じて進んでうまくいかないと絶望したりしますが、俯瞰して見ると、違う選択肢が出てくるようなこと。
荒廃した地球の絵の奥の方に、うっすら虹が見えている。他の道を選んだら、その虹が見えてくる。そういうことだったのかもしれません。
あの時、このカードで教えてくれて、ありがとう。