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【第8弾!!】ベイブレードXティア表【混・沌・環・境】

note、久しぶりの更新となります!!

メイン所はX(Twitter)に投稿しまくっているので、そちらを確認して頂くとして………

今回は、自身のアウトプット(思考整理)も兼ねてこちらのnoteにダバダバ流して参ります。

今回は『環境考察①』までの掲載となります。

続きは近日公開しますが、スペース等では既にお話している部分について、一部有料とさせて頂いております。それ以外の部分だけでも最低限何かしらの役には立つ(いつも通り"答え合わせ"みたいな使い方 とか)かもしれないので、次回以降も良かったら見てみてください🙏

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それでは本noteのお品書きです。



༄その前に・・・(年始S1の謝辞)

Xをフォローしている方々にはご存知の方も多いと思いますが、2025年1月2日~4日に『ジーク杯』を3DAYS開催させて頂きました!

新年早々、寒い中、遠い中、足を運んでくださり本当にありがとうございました!!

・2日(とぐろカップ):78人
・3日(レギュラー):42人(21名×2ブロック)
・3日(オープン):82人(41名×2ブロック)
・4日(ガチンコ3on3):108人

3日間合計のべ310人の方にご参加頂けました!
初めてのS1イベントでここまでお集まり頂けて感無量でございます。
アナログ管理の窓口が2箇所あったことで当初予定していた人数よりも大幅に増えましたが、何とか無事に終わることが出来ました。

後日レポートも近日公開しますので、お楽しみに…!
(手と脳みそがあと2つくらい欲しい………)


ちなみに、noteを読んでくださっている方々からもお声がけや頂けて、本当に嬉しかったです!

主催やイベントの手伝いをしていないタイミングであれば、いつお声がけ頂いても問題ないので、またゆっくりお話出来ればと思っております😊

よろしくお願いいたします🙏


⬇️⬇️⬇️というわけで本編です⬇️⬇️⬇️

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༅ティア表の基準について

最近は他の方もティア表を作成しているようなので・・・
改めて私自身の"基準"について説明しておきます。

以下を元にティア表を作成しておりますので、確認してみてください!

※以前の更新から時間が経っているため、変更点が幾つかあります。「もう分かってるよ!」という方も、今一度目を通してもらえるとありがたいです🙏


▼判断材料


判断材料については「採用率」「勝率」「相性」「再現性」の4項目で評価しています。

・採用率/勝率
G1〜S1大会まで、日本の幅広い地域や大会における1ベイでの採用率&勝率、そして獲得ポイント(決まり手)に重きを置いています。
→ある程度絞ることで「流行」「強さ」をパッと見で分かるようにしたかったからです。(ある意味1番大事)

※海外の方へ(For braiders around the world)
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This data is based solely on trends and win rates in Japan.
If you would like to use it as a reference, we would appreciate it if you could translate it once using a translation site.
Please note that some of the meanings may change to different meanings depending on the translation.
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また、3on3で採用されるブレードに関しては「勝率」と「採用のしやすさ」を考慮しています。


・相性
※表の同列は左から相性のいい順、もしくは同等となっております。

再現性(=扱いやすさ)
「ブレーダーが違くても、同じ改造で同じ結果になる確率が高いか」ということです。勝率に関連した項目の為、あくまで他項目よりも優先度は下げて"参考"としています。

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(参考)
今回のティア表作成には、2025年1月26日までに日本で行われた大会のデータを使用しています。


▼ランクについて


※大前提のお話ですが、「どの改造、ブレードにも相性差や弱点が何かしらはある」ということを念頭に置いた上で見てみてください。
「ラチェットやビットの組み合わせ、ご自身の技術等で勝ち筋はいくらでも作れます」ということだけは毎回言葉を変えてお伝えしております。
縛られることなく、自由な発想でこのティア表を活用して頂ければ本望です。

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○SSS: 強さ:★★★☆☆〜★★★★★
デッキ採用:★★★★☆〜★★★★★

→データ上の採用率、勝率共に頭1つ抜けているため、所謂「環境ベイ」と呼ばれていることが多い。
それ故に対策をされることも多々あるが、それでも勝ち上がるブレーダーが好んで使用するブレードor改造をSSSとしている。

※事前準備が必要なものから素組みでも勝ちやすい改造まで様々なため、強さの★は3~5と振れ幅多めにしていますが、基本的には★5で考えて問題ないと思います。特にミラーマッチで差が出てくる部分ですね。

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○SS: 強さ:★★★★☆〜★★★★★
デッキ採用:★★★★☆

1ベイ・3on3共に採用候補筆頭のブレード。
「データ上の勝率・採用率が共に上位」かつ、「"改造によって全対応可能"または"相性差をひっくり返すことが出来る"」ブレードをSSとしている。

※SSS、SSは「初心者の方にもおすすめ出来るブレード(もしくは改造)」と言えます。
ペガサスだけは入手難易度という点では例外ですが…

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○S: 強さ:★★★☆☆〜★★★★★
デッキ採用:★★★☆☆

→データ上はSSSやSSに引けを取らない勝率はあるものの、性能や相性差が極端な傾向にあるため、ブレーダーによって好みが分かれるブレード。
そのため、汎用性や採用率はSSに比べると低くなる。

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○A: 強さ:★★★☆☆〜★★★★☆
デッキ採用:★★★☆☆

→S以上のランク帯に一部性能において上位互換が存在しているため、採用優先度が低くなりがちなブレード。
3on3において同系統の2機目、3機目を採用したい場合に採用されることが多い。

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○B: 強さ:★★★☆☆〜★★★★☆
デッキ採用:★★☆☆☆

→強さの基準はAと同じものの、上位互換も多く採用優先度が低くなっているブレード。
ピンポイントメタとして採用されることもあるため、注意は必要。

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○C: 強さ:★★★☆☆
デッキ採用:★★☆☆☆

→現環境では優先して採用されることが少なく、データも不足気味なブレード。
ただし、相性差でひっくり返すバトルもあるため、採用検討

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○D: 強さ:★★☆☆☆〜★★★☆☆
デッキ採用:★☆☆☆☆

→基本的にはCとほぼ同じ基準だが、ティア上位で3on3が組める上位互換が存在するため、優先して採用する人は多くないのが現状。


▼その他の基準


・同じ列に関しては、相性差や勝率の高い順に並べています。


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༅ティア表

今回のティア表はこちらです!!


※2025年1月31日にXにて同様のものを載せております!


1番最初に作ったティア表(※ベイブレードX発売日)と比べると数が・・・・・なんだか感慨深いですね(笑)

これが"仲間内で楽しむために面白半分で作った最初の表"でした。(フォロワーさんは250人程度でした)

まさか、世界中の方に見ていただけるようになるなんて思ってもいませんでした…。



༅環境考察①~各ブレードについて(雑記)~

本項目では、SSS〜S帯までの11種についてのデータを個人的な感想なども交えて記しておきます。

「始めたばかりで何買えばいいか分からない!!」という方向けのお話もちょっと載せておきますので、参考にしてみてください。

▼SSS

・コバルトドラグーン+E

「現環境のトップメタ」と言えばこの改造です。
このベイを対策するために様々な改造が生み出されては一巡しているという状況で、まさに"CHAOS(混沌)の根源"です。(※褒め言葉のつもり)

基本的には⬇️で解説するウィザードロッドBとは異なり、調整の必要が無いため「小学生や初心者でも大人に勝ちやすい改造」でした。

・・・過去形なのは、前述の通り「ドラグーンEに勝てる改造が流行っているから」ですが、それでもドラグーンEを採用する方は結構多いです。

その理由は、
・調整がほとんど必要ない
・基本的にラチェットは60か70から選んでOK
(→突き詰めれば1-60や4-60、5-60、9-60、9-70辺りからの選択になる)
・ドラグーンの特性上「環境で唯一無二の左回転によるスピンフィニッシュ」が狙える他に、(例え不利対面だとしても)「オーバーフィニッシュ」「エクストリームフィニッシュ」を決めるポテンシャルを秘めている

即ち組むのは比較的お手軽だからではないか

と推察しています。

・ウィザードロッド+B

コバルトドラグーンEの流行によって一時期採用率が低下したものの、コバルトドラグーン+Eへの対策として組まれた「スタミナが確保出来る右回転+E」の改造に対してもワンサイドゲームを強いることが可能なため、再び採用率が上昇している現状があります。

更に、
①しっかり組まれたロッドB
②回転力がコバルトドラグーン+E側より上回っている
の2つを達成した場合、ドラグーンEに対してスピン勝ちも狙えます。
(ただし、条件を満たしたロッドBもドラグーンEに対して「有利」とは言い難いのが現状です。特に、オーバーフィニッシュを決められた試合はスピンで4ポイントを取ることが難しいゲームも多く存在するためです。)

結果、シュートパワーが高く、しっかり組んだロッドBを持っている方ほど採用しやすい環境が戻ってきたとも言えます。
※ドラグーンEに関しては、安易にフルシュートをするとビット抜けバーストや自滅オーバーのリスクがあるため、シュートパワーが落ち気味、というのも追い風になる要因の1つと感じています。

結論、以上の駆け引きを経ても様々な要因からドラグーンEの方が有利寄りと言わざるを得ない状況ではありますが、逆にそれ以外の改造については「面受け」や「逆走」といったテクニックを駆使する事で、クリティカルヒットを避け、有利に試合を進めることも出来る改造と言えます。


▼SS

・エアロペガサス

前回更新したティア表ではSSSとしていましたが、今回1ランク下げる形になりました。その理由は、

・型変更されたフェニックスウイング(ネイビー個体と赤個体→以降"新型フェニックス")が流通したことで、勝率・採用率共に低下した。
→フェニックスウイングで対応可能になった。

これに尽きます。

旧型フェニックスに対してはスピン勝ちも容易だったものの、新型フェニックスに対しては、スピンで押し切られる展開も増えてきています。

ただし、その他のアタックタイプに対しては一方的にスピンを取りに行ける事や、

・LRやR、LFを付ければロッドBに対してオーバー(+その他アタックタイプにはスピン)

・EやLを付ければドラグーンEに対してスピン

をそれぞれ狙えるため、採用するビットによって環境トップとも渡り合うことが出来ます。


・フェニックスウイング

前回まではネイビー個体と旧型フェニックスで分けていましたが、今回再び「フェニックスウイング」のみに戻しました。
これは前述の通り、通常版も新型に修正されたためではありますが、念の為旧型との比較を記述しておきます。

《旧型》
・重量:37g~38g台
・初速は並程度
新型とのミラーでスピンフィニッシュを取りやすい

《新型》
・重量:38g後半〜39g台
・初速は遅い(中心にとどまりやすい)
・加速後は基本的に当たり負けしない

好みや所持している個体による慣れによって使い勝手が分かれるところではありますが、
「強さ」の側面で見ると、新型フェニックスについては下記のような評価になります。

・現環境では加速後の攻撃力が捨て難い
※シュート技術で加速までの時間を短縮する事は可能

・エアロペガサスに対してスピン勝ちも出来る
※フルシュート前提

・アタック相手にスピン勝ちを狙うなら旧型フェニックスウイングではなくエアロペガサスでいい
※要は「旧型フェニックスウイングは機動力もあるし新型フェニックスにスピン勝ちを狙えると言えど、どうしても上位互換にエアロペガサスが登場するよ」という話です。

という理由から、"基本的には新型フェニックスの方が上位互換"と言えると感じています。


・ウィザードロッド(※B以外)

ロッドB以外にも
・ドラグーンE対策のロッドE
(→右回転+Eの中で最も安定している)
・エアロLの上位互換のロッドL
・アタック全般対処可能なロッドH/ロッドR
・ロッドUN
・ロッドHN
・ロッドD
・ロッドFB

と、型が豊富かつスタミナ面ではエアロペガサスの上位互換となるため、B以外のロッドに関してはこの位置にしています。

あ、最近要注目なのはロッドUNですね。
こちらの言語化については次のnoteで扱いますので、気になる方はご覧下さいませ👀


〜〜〜~~~~~ここから余談〜〜〜〜〜〜〜〜

ちなみに・・・


ここまで見てピンと来た方は鋭い方です。

そう。

以前、私のX(Twitter)で紹介した『エアロ亜種3機』が並んでいます。



もう一度解説しておくと、エアロペガサスを中間として

フェニックスウイング
⬆️アタック寄せ⬆️
エアロペガサス
⬇️スタミナ寄せ⬇️
ウィザードロッド

という関係が出来上がります。

⬆️図で表すとこんな感じになります。
ブレード自体に有利不利こそあるものの、フェニックスに対しても受け方次第ではスピンを取れる"ロッドB"がやっぱり強い印象。


要するに、エアロペガサスが無くてもウィザードロッド、フェニックスウイングがあれば、似たような事は出来てしまうということになります。
(特に型の幅が広いロッド)

「エアロ持っていないからEやL、Rが試せない」
「納得のいくロッドBを組むのが難しい」

という方は、是非ロッドで試してみてください。
ロッドBに比べて難易度は高くないため、アタック耐性を付けたいという方にもおすすめです。


・シルバーウルフ

それで言うと、アタック全般に強いのが、このシルバーウルフです。
ウルフFBが主流ではありますが、ロッドよりもアタックに高い耐性を持つウルフで
・ドラグーン対策のウルフE
(※ロッドEとは異なり、アタック全般完封可能)
・アタック受け特化のウルフH/ウルフR/ウルフUN

S以下のアタックを完全に受け切ることも出来、エアロ、フェニックスに対しても点を取りやすいブレードとして非常に優秀です。(※過信は禁物⚠️)

ただし、ビットが同じウィザードロッドやウィザードロッドBに対しては不利対面となるため、1ベイ採用には注意(読み合い)が必要です。
読み合いに関してはウルフ以外にも言えることですが…💦

▼S

・コバルトドラグーン(※E以外)

Eよりもアタックに特化したドラグーンLRや、右回転+Eに対して強く出られるドラグーンLといった改造が見られます。
ただし、霊長類最強争奪戦の時から始まった「ドラグーンと言えばE」の流行には逆らえず、採用率自体はそこまで高くありません。

・コバルトドレイク
クリアバージョンが軽いと嘆いている方へ、朗報です。
アタックが流行りの今、
「元祖ディフェンシブベイ、復活の刻」
・・・なんて言ってみましたが、⬇️のアタックタイプのベイや、フェニックスウイングに対しての耐性はピカイチです。
基本的にはLR、もしくはUNなーんてビットも結構楽しいです。お試しあれ…

・ホエールウェーブ

一撃の破壊力は申し分ないですが、トップヘビー(重心が高め)なこともあり短期決戦向けのブレードとなっています。
1ベイが多様化してきたことと、新型フェニックスが流行している事で採用しにくくなっているのが現状です。

・ドランバスター

こちらも一撃の弾きは申し分なく、ロッドBを飛ばすポテンシャルはあるものの、新型フェニックスを飛ばしきれない場面もあり、この位置になっています。
「もしも、型変更で38gになったら………………」と考えると、個人的にはワクワクします。

・インパクトドレイク

ラバーがメリットにもデメリットにもなっているブレードで、ホエールウェーブとは別路線で短期決戦向けのブレードとなっています。

運用としては大きく差はありませんが、
・エアロペガサスを飛ばしたいならインパクトドレイク
・コバルトドラグーンを飛ばしたいならホエールウェーブ
位の違いはあったりします。

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というわけで、今回はここまで。

次回、より詳細に解説したnoteを出します。

スペースに来てくださっている方は「聞いたな」という内容だとは思いますが、文面と図にてお伝えしておりますので、興味がある方はご購読よろしくお願いいたします🙏

(次回に続く!!)


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ジーク@ベイブレードX
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