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【鉄球】攻防一体のナイトメイル【直球】

「ナイト〇〇のnote書くの、初めてだなぁ」と思いながら書きました。(日記)

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どうも!ブレーダージークです!
今回はナイトメイルについてのnoteですが、気付いたら登場して早くも1ヶ月が経とうとしています。

もう年末です。早い。。。

バタバタしていましたが、つかの間の休息…ということで、今のうちにnoteに残しておこうと思い、筆を取りました。

いつもよりはボリューム少なめですが、見ていってください!

それではお品書きです⬇️⬇️⬇️


🌕特徴

話題が脱線する前にお話しておくと、
なんとこのナイトメイル・・・

ディフェンスタイプ初の「36g台」でございます🎉🎉🎉🎉🎉

待ってたよ、重いディフェンスタイプ!!

レオンクレストも35gはありましたが、径が大きめだったことや上が金属、下がプラパーツの上重心ベイのため、ディフェンスタイプのセオリーである「小径かつ下重心」とは真逆の設計でした。
結果としてレオンクレストは"自分も一緒に吹っ飛ぶ"という場面が見受けられました。

「ナイトメイル、そこんとこどーなん?」ってのは、後述していきます。


さてと。


それでは脱線します(ん?)


さあさあ!
今回出たナイトメイルですが〜〜〜

なんと言っても、その特徴は3つの㊎㊎㊎でしょう。

掴もうぜ!○○○○ボール!


色が違うから、「真鍮の玉だろ〜」とばかり思っていたのですが、どうなんでしょうか………🤔

あと、横から見た時の見た目が完全に小籠包のソレで、Xを初めとして色んな場所で「小籠包!小籠包!」とか言われてましたね(笑)


で、時期も時期ですし。


お腹も空いたので・・・。



食べました。小籠包を。ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”



光の反射具合が似てる………(新視点)
あたたかい小籠包 ~ナイトメイルを添えて~


モチモチの皮と、ジュワッと出てくる汁と餡、美味いんだこれが。


・・・じゃなくて、もっと大事なことがありました。
それは、「マスターブレーダー村木」さんが開発に携わっているということ!
※ご本人様から直接お伺いしました。


ん〜!
やっぱりギミック入ってるベイは村木さんよねぇぇぇぇぇぇ!!!(ただの大ファン)

という訳で、気になる性能面のお話も色々伺ってきたので、⬇️に記しておきます!

🌕性能(村木さんとのお話)

さて、本題の性能面のお話ですが、なんと!!!

開発者である村木さんから色々とお話を伺えたので、一部会話形式で書いていきます。

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(中略)


ジーク「あのぉ〜(滲み出るオタク)。ナイトメイルって、なんで玉を上下方向に動く配置にしたんですか…?」

村木さん「今までのシリーズで、遠心力や慣性を絡めて玉を動かす、みたいなギミック(※)はあったんですが、そういえば上下方向はなかったなと・・・」

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※ドラシエル(シリーズ)、ジェイドジュピター、ジリオンゼウス、ギャラクシーゼウス、フレアドラゴン などのことだと思ってます!
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ジ「確かに・・・それで今回のマスダンパーのような仕組みになったんですね」

村「そうですね!」

ジ「そういえば、公式から上がった動画で断面図が出てきたじゃないですか!あれも斬新だなぁ〜って思ってました(笑)」

村「確かにああいうのも初めてですね(笑)」


ジ「ああいうの好きです!ちなみに・・・このギミックで狙ってる動きとかってあるんですか?」

村「動画でも言ってたかもしれませんが、まずはシュート直後に跳ねずにピタッと止まるとこですね。あとは、相手の攻撃、特にアッパーやスマッシュに対しても、この上下方向の動きをする玉で威力の軽減も狙っていたりします。個人的にですが、攻撃にも使えるなって…」

ジ「あ、それは思いました(笑) なので『真っ先にE(エレベート)やL(レベル)を付けて試そう』って思ってました!」

村「いいですね〜。でも先に、BS(バウンドスパイク)試してくださいよ!(笑) BSもナイトメイルと同じ効果を狙って作ったので」

ジ「あのビット、村木さんが作ったんですか!?」

村「あ、そうなんですよ!」

BS(バウンドスパイク)ビット。
上下方向にバネのように浮き沈みすることで衝撃を吸収するクッションのような効果が期待できる。


ジ「『一体何食べたらあのギミックをビットだけで完結させられるんだ』って友達と話してたんですよ(笑)」

村「(笑) 。開発してる時って、既存のビットとかをいじりながらふとした時に思いつくんですけど、BSの時もラチェットとビットをカチャカチャしてたら『あ、この動きなんか使えそうだな。出来そうだなー』って、それで出来ました」

ジ「すげぇ…なんでそれでできるんだ…(ついうっかり漏れた心の声)」

村「開発者ですので(笑) 他にも、TP(トランスポイント)とかアレ(スクリーンに出された赤シルエットのベイ)とかも・・・あ、もう見せちゃうんだぁ」
(※10/27時点)

⬆️「アレ」です。インパクトドレイクですね…!

ジ「マジですか!たくさん生み出してたんですね…!!あれ・・・?なんかコバルトドレイクみたいなシルエットですね。」

村「ま、それはお楽しみってことで!たぶんびっくりすると思いますよ」

ジ「(うっひょー!)めちゃくちゃ楽しみにしてます!」


インパクトドレイクのCMをみた僕「衝撃(インパクト)!!!」

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現在、村木さんは開発に専念するために動画などのPRはお任せしているとの事。
ガッツリ開発担当になった村木さんが生み出すギミックてんこ盛りのベイ、楽しみです!

余談ですが、村木さんとのお話の中で
「今までのシリーズの中で、間違いなく(1番)盛り上がっていると思いますね。通りがかってる方も気になったり、ワクワクできるんじゃないかな」と仰ってました。
そのお言葉通り、足を止めて「あ、ベイブレードやってる〜」「最近よく見る〜」「今のやつ、めっちゃ暴れるね」なんてお声も、実際に池袋の会場で耳にしました。

我々ブレーダーも、何かしらの形で盛り上がりに貢献出来たらいいな、と思っています。

好きなコンテンツ、やっぱりずっと続いて欲しいですからね!

⬇️ナイトメイルの公式レビューはこちらから!

https://youtu.be/5t4WjbMiPWo?si=EsUniNgNgHCs0Gil


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※今回の内容は、10/27に池袋で行われたエクストリームカップ本戦の際に、マスターブレーダー村木さんとお話した内容を一部抜粋しております。(許可も頂いております)
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3-85についてすっぽかす所でした。
こちらは村木さんが考案したのか聞きそびれてしまいました💦

・ビット抜けしにくいというメリット以上に、85が高すぎて、ラチェットバーストする!!!!!

・軽い&高いから、勝手に重心が上(ブレード)になって、すぐグラつく(※ウィザードロッドにも、コバルトドラグーンEも不向き?)

というのが正直な感想です。
まさに一長一短で、今の環境で運用しようとすると、かなり工夫が必要な気がしました。


🌕改造例

1ヶ月弱試してみて、自分が使ったり対戦を見ていて「いいな~」と思ったナイトメイルやBSのおすすめ改造を幾つか書いておきます。

・ナイトメイル9-60FB
→対アタック特化。横方向のアタックに対してはFBでエクストリームダッシュの速度を落として自爆防止してみたり、縦方向のアタックにはナイトメイルの玉で軽減したりする改造です。ディフェンスを突き詰めるなら、この改造がいいかなと感じました。

・ナイトメイル5-60E
・ナイトメイル5-60LF

→(一応載せておきます)
Eは、ドラグーンEと同じく「すっぽ抜ける」が弱点なので、いいラチェットとE(エレベート)の組み合わせを探す必要はありますが、エクストリームダッシュの破壊力はありました。
LFはこのEの弱点をほぼ無くしたイメージですが、かわりにコバルトドラグーンEに対してのスタミナ勝負は出来なくなります。それでも他のアタックに対しては強く出せるので、暴れさせたい方にはおすすめです。


・ナイトメイル7-60L
・ナイトメイル7-70L

→最近、ドラグーンEの対策として流行っている7-60Lの組み合わせですが、ナイトメイルも例外ではありませんでした。
バースト耐性の確保&序盤の攻撃力もありつつ、中盤以降は鉄壁の防御+カウンターも狙えるので、スタミナ面を多少削って攻撃寄りにするならおすすめです。それでも、序盤の暴れやすさを除けば、「(前述の)EやLFよりは使い勝手がいいかもしれないな?」と感じました。

大きな違いはあまりありませんが、7-70でもいいなと思ったので、お好みで試してみてください!(⬅️カスタマイズセットUとサムライセイバーでできる点も◎)


・ナイトメイル7-60R

→こちらは最初から最後まで程よく暴れるRの特性を活かして小突きにいくアタック寄りの改造です。
アタックに対してとにかく強い立ち回りができる点が評価ポイントで、逃げるもよし、オーバーを狙いに行くのもよしで、アタックに対して強いアタックタイプのような運用も出来ました。
LRでも活躍が期待出来そうです。


アタック好きすぎるやろ!


・ドランソード3-60BS
・シャークエッジ1-60BS
・クリムゾンガルーダ1-60BS
など
→「BSがボールペンのノック機構やへぇ〜ボタンのようにポヨンポヨン跳ね返ってくるなら、アッパーと組み合わせれば弱いわけないやろ!」ってことで、皆さんも真っ先に思いついたであろう改造です。

「誰がへぇ〜ボタンでわかんねん」

カウンターアッパーを狙える待ちドラン系の亜種と言っても過言…では…ない…よ…ね…?(不安)

いい弾きを見せてくれるのでおすすめです。
個人的には、少しラッシュ気味に撃つと、より弾きやすくて良さげな気がします。(体感、ですが!)



🌕おまけ:『ディフェンスタイプのブレード、アタックタイプのビットが1番実用的だと思う件』について


最近のラノベのタイトルみたいに長くなってしまった…。

それはさておき言語化してみました。

前もって言っておくと、あくまでこれは自分の意見(というより考え方?)です。 
皆さんがどう考えているかは分からないですし、正解不正解がなさそうな概念なので「ふーんそういうかんがえなのね〜」程度に、いつも以上に軽い気持ちで見てもらえると、こちらとしてもありがたいです!
まあ、おまけなので(笑)
(予防線貼ったぜ)

本当は、こういう話をもっと色んな人と語り合いたいんですよね。
普段から友人とはよく話しているのですが、だいたい阿吽の呼吸で「やっぱそうだよねー!」で即終わるので、思考を柔軟にするためにも、たまには新しい知見も得たいな〜などと思ってます。


では本題。

■ディフェンスタイプの立ち位置に対する私見

現在の環境における「ディフェンスタイプのブレードの立ち位置」について、色んなところで度々話題に上がっているのを見かけますが、個人的には以下の通りだと思っています。

スタミナに寄せても上位互換がわんさかいる
(ウィザードロッド、シルバーウルフ、ヘルズサイズなど。コバルトドラグーンEもスタミナと言っていいのかは諸説ありますが)

・ディフェンスに寄せたらアタックタイプのスタミナ寄せ改造にスタミナ勝負で勝てない

要は、現環境では、どの道スタミナ勝負では勝ち目がないと感じています。
まあ、「ディフェンスタイプ」と言ってるので当然と言えば当然ですが。。。

結局、ディフェンスタイプに求められているのは
・相手のアタックを凌ぎきること
・カウンターを決めて相手から点を取ること

の2つと考えています。

難しく言うと(言うな)、相手目線では"2点を取るため"にアタックを採用する訳ですから、逆に取られたら思い描いたプラン・想定とのギャップが生じるよね、ってお話です。


そこで思ったのが、

「それなら、1点を狙いに行くよりも2点をもぎ取る」方向にシフトした方が、型を決めやすいし、結果勝てる相手が増えるんじゃないか?」

ということです。


■根拠

さて、先程の文面。
どこかで聞いたことはありませんか?

そう。

アタックタイプの勝ち方ですね!((ドンッ))


根拠はいくつかあります。

まず、仮想敵がアタックタイプの場合「形状有利のディフェンスタイプのブレードにディフェンスタイプのビット(主にシャープ軸)を合わせる必要があるのか」という疑問があります。

というのも、ベイブレードXにおいて"中央に陣取ることは的🎯になるリスクが大きい"からです。

ディフェンスタイプでも、最近の"重さに任せたアタック"を防ぎ切れるとは言い切れないため、一方的に的になるよりも、自分も動いてしまった方が早いだろうということです。

そして今回、ナイトメイルが36g台の重量を手に入れたことで、「アタック軸にしてスタミナを多少削っても、アタックタイプ相手に最低限スピンを取りやすくなった」というのも後押ししています。
攻撃面でみても、38g台が主流の現環境において、最低限の重量を手に入れたことは非常に意味があると思っています。「攻撃は最大の防御」なんて言葉がありますが、相手に当たることで相手のスタミナを削ぐ(→アタックの威力を軽減しやすくなった)ので、K.O.を狙いやすくもなりました。
「ホエールウェーブ使用時にフェニックスウイング対面で狙っていたノックアウト戦法」が、ナイトメイルで容易にできる、という訳です。

⬆️(余談)未だに読んでくださる方がいらっしゃって、本当に嬉しいです!!

・・・とまあ、「ディフェンスタイプとはいえ、受け身よりもアグレッシブに動いた方が、結果的にプラスになるんじゃァないの?」っていうお話でした。

アタックというワードの「~シブ」 に当たる言葉が思い浮かばなかったので「アグレッシブなディフェンスタイプ」としましたが、割とありな気がして来ました。
※(追記)
「オフェンシブ」って言葉がありました!!
スポーツでもオフェンスとディフェンスってあるのに、完全に失念してました。。。
→軽く調べてみたら、和訳はいい部分だけ抜き取って広まったようで、本来英語圏ではもっと暴力的な意味で用いられるようですね。
言語って難しすぎないか…?(哲学)


「スタミナで勝てないスタミナタイプ相手には、自らがアタックタイプと同じ動きをして弾き飛ばすしかないんじゃないの?」という話でもあります。
どちらにしても不利対面な訳ですから、それなら動き回ってアタックしてやろうぜという半ば自暴自棄にも見える作戦ですが、これで2点奪取出来れば儲けもんです。

■「ディフェンシブ」について

ここまでの話に関連してもう1つ。

自分のnoteやX(Twitter)、対面で話題にする際によく使う「ディフェンシブなアタックタイプ」「ディフェンシブなスタミナタイプ」という言葉ですが、これは勝手に僕が言い始めたもので、

「"ディフェンスタイプ"が前提ではないブレードでも、形状によって相手のアタックを防ぎやすいものもあるよね」

という意味合いで使い始めました。
※気付いたら色んなところに広がってました(笑)

その最たる例がコバルトドレイクとシルバーウルフです。

コバルトドレイクは、38gありながら、比較的壁に近い垂直なブレードで、相手に押し負けないブレードです。(しかもBXだから密度もある)

シルバーウルフは、最低限の重量36gを確保しつつ、円錐台かつフリー回転パーツによる受け流しも可能なため、アタックの威力を軽減する働きが期待できます。

原理こそ違うものの、こうした「対アタック性能が高いブレード」のことを「ディフェンシブ」と勝手に呼んでいます。
特に「ディフェンシブなアタックタイプ」については、先程の「アグレッシブなディフェンスタイプ」と類似した性能を引き出すことが可能となっています。むしろ、元がアタックタイプな分、攻撃性能は前者の方が上です。

スタミナタイプが台頭していた時代だったことと、めぼしいディフェンスタイプが不在だったことで、「アタックタイプに寄せた方(ディフェンシブなアタックタイプ)が全対応しやすいよね〜」という話を度々していた、という訳です。

※それでも、ブレーダーケンさんが使っていたライノホーン+GFのような改造もフェニックスウイングを飛ばすほどの火力が出たりするので、一概に優劣はないと思っています。


ここら辺の話を踏まえて、もう一度おすすめ改造を見ていただくと、「どんだけアタックが好きなの?」から、ちょっとだけ見方が変わる…かもしれません(笑)



🌕終わりに

そういうわけで、ナイトメイルのnote、というよりはディフェンスについての内容にすり変わった気がしますが、それは一旦置いといて…
ヽ(▔•_•▔ヽ)(っ▔•_•▔)っオイトイテ…

いかがだったでしょうか!!!(直球)

1ベイ、3on3共にナイトメイルのブレードで結果を残している方もチラホラいらっしゃるのと、現在登場している「ディフェンスタイプ」の中で、最もディフェンスタイプらしいベイの登場によって、無視できない存在だと思っています。

正直、ディフェンスタイプそのものが使い手を選んだり、好みが分かれることが多いので、手っ取り早く勝ちたいという方には不向きであることは否めません。

それでも、手っ取り早くアタックで飛ばしたいブレーダー(僕もそう)にとっての"脅威"であることには間違いないので、各自研究してみてはいかがでしょうか?


それではまた次回👋

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ジーク@ベイブレードX
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