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技研AIマーケットに出展しました #gikenai

こんにちは。内田勉( @sidodtv )です。

日々開発している小説執筆AI「無限ライター」をAI総合展示即売会「技研AIマーケット」に出展してきました。まぁ、AIのコミケみたいなやつです。これが無限ライターの初公開です。

当日はかなりの盛況

展示の名前は「本をつくる本」。古い洋書の体裁をした箱にiPadを入れてお客さんに操作してもらい、Mac Book Airで動いているpythonプログラムにアクセス、OpenAIにはAPI経由でアクセス、完成した小説はモバイルプリンタで印刷し、人間がホチキスどめする、というシステムにしました。

「本をつくる本」の展示風景。1回500円。表紙にはレーザーカッターで「MUGEN Writer」と刻印
本をめくると中にiPadが入っていて、机の下に置いてあるMac Book Air(M1 8GB)で動いているWebサービスにアクセスできる
印刷はEPSONのバッテリ内蔵モバイルプリンタPX-S06Bを使用
完成した本。展示会では製本テープで仕上げていた

展示者側も参加者側もテックギークばかりがやってくると思っていたので、あえてAIっぽさを出さないように、見た目にはこだわりました。本の表紙にはレーザーカッターで「MUGEN Writer」と刻印し、内部にあった隙間は3Dプリンターで作った「ガワ」で埋めました。

3Dプリンタで作った隙間を埋める「ガワ」。こちらにも「MUGEN Writer」のロゴ入り

さて、どんな人が使ってくれるかと思ったら、1人目のお客さんは可愛らしい男の子でした。

小学生ぐらいの男の子

意外と親子連れも多くて、「絵本モード」を作っておけば良かったかなぁ、なんて思いました。

友達の平田さんも来てくれた

当日は休む暇もなく次から次へとお客さんが来て、4時間で18冊の本がAIによって生成されて売れました!

お客さんが操作開始してから出力完了まで、1冊につき10分弱かかるので驚異的なペースです。

他の人の展示をゆっくり見にいけなかったのがちょっと残念だったけど、大盛況でなによりでした。

もし「うちのイベントにも出展して!」という人がいたら喜んでうかがいますので連絡お待ちしています。

あと余談ですが、落合陽一さんの「7万円の透明レコード」カッコよかったです!


初めて作ったWebサービスがイベント中、1回も落ちる事なく動いたので、ちょっと自信がつきました。
次回は、次への改善点などをまとめたいと思います。

この日に使ったバージョンのソースコードはこちらです。

当日のX(Twitter)の様子はこちら


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