「連れ去ろう。春、ポケカ。」的なもの。
こんにちは。サイダーと名乗るポケカプレイヤーです。
3月13日より「楽しもう。春、ポケカ」のキャンペーンが開催され、イラスト違いのマッドパーティがプロモカードとして配布されました。(以下リンクを参照)
https://www.pokemon-card.com/info/2021/20210305_002815.html
これについて、少し思うところがあります。
同じく海外でイラスト違いのプロモカードとして実装されたチェリムが、どうしてこのキャンペーンで配られなかったの……
・・・まあ公式で出なくても自分が楽しめればいいなと思い、チェリムの使い方について色々考えていました。そこで春にぴったりなチェリムデッキが出来たので、一応noteに残しておこうと思います。
1.チェリムの性能と双璧発売後の強化点
その前にはるらんまんチェリムの簡単な性能の説明と、双璧のファイターでチェリムデッキ周辺はどう変化したのかを一応述べておきたいと思います。
チェリム(連撃マスター 収録)は特性「はるらんまん」を持ち、ルールを持たないポケモン(V、GX等)に、手札から草エネルギーを何度でも付けられます。草タイプ以外にも加速ができ、非ルールデッキにおける新たな可能性を開いたカードだと言えます。モスノウと違い、バトル場にも直接加速可能なのも嬉しいですね。
そして双璧のファイターでは、チェリムを主軸とするデッキタイプに強化が入りました。
トラッシュからポケモン2枚と基本エネルギー2枚を直接回収できます。非常にシンプルですが面白い効果だと思います。
チェリムデッキは毎ターンやられてしまうアタッカーとエネルギーのリソースをいかに手札に呼び込み続けるかが課題でした。エネルギー回収やトレーニングコート等の手段があるものの、後続のアタッカーを用意し続ける部分は少々安定感に欠けていました。
クララはサポート権を使うとはいえ、1枚で回収を確定させることが可能です。
また、サポートである=マインドリポート+さるぢえで使いまわせるのもポイントです。トラッシュからの回収手段があるので、序盤は博士の研究で巻き込みながら強気にデッキを回していけます。
では今回の主役の登場です。春らしいデッキということで、花にちなんだカードを連れてきました。
シェイミ(伝説の鼓動 収録)は、はなはこびという相手のポケモンを問答無用でデッキの下に戻すワザを持ちます。(コイントスから目を背けながら)
「草エネルギー2個で起動できるたねポケモン=クララで回収後、チェリムで加速して即ワザを撃てる」「レベルボールでサーチできる」のがこのカードの特徴です。
2.「連れ去ろう。春、ポケカ。」デッキレシピ
遅くなりましたね…今回組んでみたデッキはこちらです。シェイミとチェリムという花をモチーフにしたポケモンで、春らしさを演出してみました。
はなはこびによって相手のバトルポケモンを戻し続け、種切れの特殊勝利を狙うデッキになっています。嫌な戦法ですね…春らしさの欠片もありません。
カビゴンで手札を補充し、チェリムを確実に立ててからシェイミで相手の育ったバトルポケモンを戻していきます。ターフスタジアムがないとはいえ、レベルボール対応が嬉しいですね。
先2からはなはこびが決まると楽しそうです。エネ加速手段に乏しいorポケモンの技で加速していくデッキにはそれなりに効くんじゃないかと思います。
せっかくなので、クララと同じく双璧のファイターに収録されたセイボリーを採用しました。正直まだ強い使い方やレシピを思いつかない(相手に使われていない)ので、とりあえず使ってみたいなという感じで。種切れを狙うデッキとどこまで相性がいいかはまだ分からないですが、同期のクララと両採用できるのは裏コンセプトとして楽しそうですね。
組んでいる途中で、ルミナスメイズとのおかげでピッピ(伝説の鼓動 収録)の採用も面白そうだなと感じ、入れてみました。セイボリーで相手がアタッカーを残してきたとき、ミュウミュウやウーラオスならピッピで倒しに行けます。(これらに限らず、伝説の鼓動には何故かチェリムと相性がいいカードが多いんですよね)
所詮はコインと相手依存なTier4、エンジョイデッキですが、春というコンセプトとギミックを両立させつつ楽しそうなデッキが組めたと思います。春の陽気の中、ストレージに刺さっているであろうシェイミを探しに行ってあげてください。
以下簡単な謝辞を。
連れ去りデッキの先輩であり、今回のデッキ名に勝手に技名を使わせていただいたヨルノズクに感謝です。(こちらもチェリムで組めないかな…)
ここまで読んでくれた方にも感謝申し上げます。ありがとうございました!