『男性育休をNewノーマルに』育休日記 000:意気込み(2)
こんにちは。銭くまです。
これから約1年の間、男性の育児/育児休業について語っていきたいと思います!
我が家にもうすぐ新しい家族が増えます。
簡単な家庭環境や状況は以下の通りです。
第1子のため夫婦そろってワクワクとドキドキです。
『男性の育休をNewノーマルに』
#0では
なぜ長期育児休業を取得すると決めたのか。
なぜ男性のを育休について書こうと決めたのか。
を書いて行きたいと思います。
#1~はピヨちゃん生後の記録を綴っていく予定です。
なぜ長期育児休業を取得すると決めたのか。
についてまだ読んでいない方はこちらを先に読んで頂けると嬉しいです。
なぜ男性のを育休について書こうと決めたのか
結論から申し上げると
・育休を取ることに不安や躊躇いがある人の後押しをしたいから。
・人の言葉や経験値を知ることでその不安が飛ぶと確信したから。
になります。
これからお話するように私も育休取得には不安がありました。でも私は直属の上司の言葉に後押しされて、心置きなく育休を取ろうとしています。
もし身の回りに優しい言葉をかけてくれる人や、経験値がある人、がいなくても「こんな考えの人がいるんだ!」とか、「こんな時は○○はこうしている」って実例を知ることで先行きが不安な部分が少しでも解消できればと思って、男性の育休に関する思いや記録を残して行きたいと思ったのです。
私が上司に育休取得の相談をした時の話。
私は長期育児休業を取得したいと思ったときに、職場に相談することを恐れていました。社会的に男性の育児休業を取得することが推奨されつつも、正直それが当たり前な状態には到底なっておりません。
(1)でも記載しましたが、男性育休の取得率は1割程度。
うち「5日未満が約3割弱」、「2週間未満が7割」と2週間以上の長期取得者は割合でみてしまうと0に等しくなっていることが分かります。
そんな中で長期取得に対して以下のような不安が募ります。
・「上司や周囲はどう思うのだろうか」
・「1年間も休んで仕事に戻れるのだろうか」
しかし、こんな不安を吹っ飛ばし!この考えを広めたい!
と思ったきっかけをくれたのが私のPJのチームリーダーのBさんでした。
私は育児休暇を取得するにあたり、会社の3人の方に相談/承認を得ました。
Aさん
承諾はしてくれたが、若干難色を示しているなと感じました。
本人も子供が2人いるのですが、育児休暇は取らずに数日間の休暇制度と有給を使ったくらいだったそうです。
とても優しく兄貴肌な人なので、承認もしてくれたし、相談にも乗ってくれます。ただ、その上の感覚値で「そんなに長く取っても男がやる事ないぞ」という感性の持ち主だったため仕事復帰に影響が出ないかを心配し、若干の難色ありだが、承認。という形で終りました。Bさん
直属のリーダーであり、仕事として一番迷惑をかける方なので、少し相談するのに躊躇いもありました。
そんな不安とは裏腹に彼女に育休を長期間取りたい事を伝えると・・・まさかの快諾!
自分のチームから男性の長期育休取得者が出ることを心から喜んでくれたのです。感謝までされる次第・・・。
予想してもいなかった展開に、私の不安が何だったのかと思うくらい心が軽くなり、少し涙ぐんでしまうくらい嬉しかったです。
彼女が一児の母であることも関係しているでしょうが、「女性の立場からしても助かるし、何よりも夫婦で一緒に子育てが出来るのは今しか出来ない経験だよ。仕事の事は完全に忘れてその時間を楽しんで。」と言って下さいました。仕事はいつでも出来ると、、、。
彼女も育休期間を経てバリバリ復職しているので説得力がありました。
余談ですが・・・
AさんはBさんにも「男はやることないんじゃない?」って言ったようですが、それに対して「無いなんて事は絶対にない。見つけるんだよ。」と怒ったそうです。(笑)Cさん
※メールだけのやりとりなので詳細は省略しますが、承認メールに対して「もちろん!!」の一言だけくれました。
現在私はBさんの存在/言葉に支えられながら、着々と育休取得の準備を進めています。
仕事の引継ぎや事務的な手続きなど、若干面倒な部分もありますが、とても気を使って下さるので非常に助かっております。
これから#1以降、育児の記録や育休に関することを記事にしていきたいと思います。
私の記事が、皆さんにとってのBさん的存在になれることを目指しております。