勉強ってなんのためにするの?
こんにちは。Side Hustle Academyの新井です!
先日、 Side Hustle Academyというコミュニティの立ち上げについて書きました。
今日は、「Love(大好きなこと)」「Good at(得意なこと)」で活動し、「Paid for(稼げること)」そして「Need(社会に必要とされる)」人間を目指すためにまずは何をすべきかを書こうと思います。
ズバリ、「勉強」です。
「なんだよ〜」って声が聞こえてきそうなので、分解して解説します。
勉強とは「インプットして、情報を消化して、アウトプットする」こと。
この一連の流れが勉強です。インプットだけでもダメ、アウトプットだけでもダメです。それでは、以下の流れで書いていきます。
1. 勉強ってなんのためにやるの?
2. インプットするの意義
3. 情報を自分なりに消化する意義
4. アウトプットする意義
5. まとめ
1. 勉強ってなんのためにやるの?
勉強する目的は「人がやっていることを知ることで、それとは違った新しい価値提案をするため」です。
ビジネスの世界だとわかりやすいですね。競合の企業がやっていることをやっても競合優位性が保てません。
これは、普通の学問でも同じことです。例えば国語。もしあなたがコピーライターなどの表現者を目指しているのであれば、今までの表現を学んで自分独自のユニークな表現を作り出すことが重要です。数学でも同じです。論文を書くときに過去の人と同じことを研究してもしょうがないですよね。
ZOZOの前澤さんもこのようなことを言っています。
習い事とか学校行ったりする裏目的は、あえて人が教えないことを見つけ出すこと。
人が今までやってきたことを知り、それを少し変化させて提供する。
これが、勉強する目的です。では、ここから勉強を分解していきます。
2.インプットする意義
勉強する目的は「人がやっていることを知ることで、それとは違った新しい価値提案をするため」と書きましたが、まずはインプットをして、「人がやっていること」を知ることが重要です。
僕の好きな本で「センスは知識から始まる」という本があります。この本では「普通を知る」ことの重要性が書かれています。
まずは何はともあれインプットからはじめて「普通」を知るところからスタートしましょう!
3. 情報を自分なりに消化する意義
人と違う価値を出すために勉強をしよう!と思って、インプットを始めたら、次は情報の消化です。
情報の消化には2つのフェーズがあります。
「事象を捉えること」「何に関心を持ったかを考えること」
「事象を捉えること」だけではインプットと変わりはないので、後者の「何に関心を持ったかを考えること」が重要です。
「事象を捉えること」だけやっている人を僕は思考停止人間と呼んでいます。たくさんの本を読んでる。日経で経済の情報を収集している。Newspicksで最新のビジネストレンドを追っている。TechCrunchで最新のテクノロジーを追っている。これだけで満足してしまう人は「思考停止人間」です。
本当に重要なのは、その事象の「何に関心を持ったか」です。
アテンションエコノミーという言葉をご存知でしょうか?
インターネットの登場により、情報の収集はとっても簡単になりました。しかし、情報を収集することに多くの時間が取られてしまい、その情報にどのような関心(アテンション)を持ったかという情報が希薄化する。
人が抱く関心の情報が希薄になるため、価値化していくという考え方です。
世の中に出回っていない情報は「自分の関心」です。これはユニークなものになります。この「自分の関心」を集めることは大切なことです。
4. アウトプットする意義
人と違う価値を出すために勉強をしよう!と思ったら、インプットして、その情報を自分なりに消化したら、次はアウトプットです。
アウトプットの意義は「インプットを増大させること」です。
自分のインプットに自分の関心をつけてアウトプットすることで、またインプットが増えます。
一例ですが、今、豊洲でチームラボプラネッツというイベントが開催されています。以前、参加してきました。このイベントは裸足になって参加するのですが、このとき僕が思ったことは「普段、感受性が低い素足にアプローチしていて、とても新鮮だった」ということです。この感想をつけて、いろんな人にこの話をしました。するとこんなインプットがありました。
「MomentFactoryって、多分チームラボが影響受けてる企業があるよ。」
MomentFactoryの作品を一つ。ノートルダム大聖堂のプロジェクションマッピングです。
これは動画だけでも感動ものです。
はい。インプットが一つ増えました。飲み会のネタにもなります。
つまり、自分のインプットを増やしたければ、アウトプットすることです。
でも、ここで注意しなければいけないのは、自分の関心を一緒に伝えるということです。
よくFacebookのMessengerなどでURLだけ共有されたりしますが、あれって見ますか?笑 自分の言葉で事象を語ることで、そのアウトプットに対して返信が返ってきてインプットが増えるという好循環になります。
5. まとめ
勉強をする目的は「人がやっていることを知ることで、人とは違う価値を提供できる」ようになるためです。インプットの目的はまずは「普通を知ること」です。情報の消化をする目的は「自分だけのユニークな関心を集めること」です。アウトプットの目的は「インプットをさらに増やすため」です。
まずは、今日みたニュースを自分なりにどう感じたのかをつけて、人に話すことからはじめてみましょう!