設計図をつくるか、いきなりつくるか
今日は一言だけです。あたまのなかでモヤモヤ考えていることをちょっとまとめたいので、メモ的に書きます。
デザインにせよ、文章にせよ、それ以外のクリエイティブでも、作るときに、ラフデザインやカンプ、アウトラインや設計図をきっちり作ってから、本番を作成するか、それともいきなり、本番やプロトタイプをつくるか、どっちがいいだろうと考えています。
著名な彫刻家、イサム・ノグチや、プロダクトデザイナーの深澤直人は、ラフを描かず、いきなりクレイモデルや、フォームを練ったり、削ったりしてプロトタイプを作っていくそうです。
両者ともプロダクトなので、試作≒設計図ではあるんですが、本番と同じ造形をいきなりラフも描かずに作るのは一つのスタイルでもあります。
僕のやってるウェブの世界でも、インブラウザーデザインと言う言葉があります。絵コンテやワイヤフレームを描かず、いきなりHTMLでプロトタイプを作成してゆき、それをワイヤーフレームとします。ソースの品質がよければそのまま本番用に流用します。
たとえば、動きのあるデザインなどは、フォトショップでは再現できないので、それがデザインの主要要素で合った場合、当然動くプロトタイプが必要になってくるので、インブラウザーデザインは積極的に使います。
サイト設計も然りで、イラレでつくったワイヤフレームを眺めているより、WordPressとかつかって、さっくりと主要ページをつくってメニューをつくって遷移できるサイトを作った方が、遷移上の問題点が発見しやすいです。
いきなり作るのは、設計を頭の片隅にいれながらも、基本的に、直感に頼りながら作ります。勢いが必要です。勢いよくつくったプロトタイプはいい物ができることが多いです。
ウォーターカスケードフォールなワークフローの記事を書いておいてなんですが、いきなり作り始めて、壊して、また作るイテレーションを回すやり方のほうが、本当は好きです。
うーん、話がまとまらない。そろそろまとめたいのですが、まぁそんなこと考えなら、文章描いたり、サイト作ったりしてるのです。