6月22日 霧雨の夜、鼓舞する香り
目が覚める。7時半くらいの感じだなぁと思ったけど5時半だった。最近5時半に一旦目が覚めるな。その後寝られず。動画を見て過ごす。
Wiennersの蒼天ディライトのライブ映像でダイブしてる人を観て、あぁダイブしなかった人生だなと、度々思うことを久しぶりに思った。dustboxのblooming harvestを聴いてあの時の昂りを思い出す。Hurdle Race→Sunburstの繋ぎ最高だよなを聴きたかったのに、シャッフル再生になってて上手くいかなかった。
洗濯物を干す。家を出る。口腔外科へ。
受付にて、「○○えいいちさん」と呼ばれてるのが、「○○Awichさん」に聞こえて、目の前の白髪のおじいちゃんとの重ならなさに少しにやっとする。
待ち時間の間に日記を上げてホーム画面に戻ると、自分の日記が16秒前、Chicoさんの日記が7秒前と出ていて、なんだか嬉しくなった。
歯を抜いた跡に若干の違和感がある最近。それを痛みとは言えず、突っ張ってる違和感がと伝える。傷口はキレイなので大丈夫です。これで通院一旦終わりにしましょうと言われる。ここ2週間くらいで急に違和感あるんですけどと伝えるが、何か気になればまた来て下さいと。なんとなくしっくり来ない終わり方だった。
切ってるんで、完全に元には戻らないですからねぇと言われて驚く。元に戻るものだと思い込んでた。こうして、戻れないなにかが積み重なっていく。
下北沢へ移動する。下北沢に行くならバインミーとなってる自分がいる。この前来た時にはまだ口が開かず食べれなかったからなおのこと。
バインミーとフォーのセットにする。
バインミーを一口食べた時、美味いと同時に、あ俺そんなに腹減ってない、大丈夫かと思った。
結局なんの問題もなく美味しくお腹いっぱい食べた。
honkeの古本市へ。しらいさんから本を何冊か買い、腰掛けてその場で読んだ。ラジオからひび割れた音でテツandトモのネタが流れていて、今が何年なのかバグってしまいそうになった。
NTT ICCへ向かう。駅近くのどんどん変わる新しい店にはあまり心踊らなかった。
東京ジャーミイに入ってみた。思いの外、一般の人が多かった。礼拝堂の中で何か間違えがあっては行けないと注意書きを良く読んでから入った。中は聖なる場所というよりも、もっと日常生活の中にあるものという感じがした。それがここだけなのかどうかは分からない。
NTT ICCへ。
一番手前の展示に釘付けになる。速度、密度、時間、空間座標、それらを変換することで、新しい視覚情報にする。そこにある不動の存在との対比や、不動の存在も動にする座標の取り方。目で見た驚きと、その理屈のクリアさの驚き。何か新しいことが見えた気がした。
直感で感じること、直感で理屈まで分かってしまうこと、立ち止まって考えると分かること、熟考しても分からないこと。直感という近さと、分かるという遠さを思う。
ユートピアでもディストピアでもないアトピア。
ガストに行って、ご飯を食べ、本を読んだ。
ウソみたいなことが起きた。みんなに大きな声で話したいとも思うけど、これはここには書かないでおく。
書き続けようと思った。ダサいことはしないと思った。覚悟を問うにこやかな銃口。楽しいケンカだ。
どこまでも歩いて帰りたかったけど、電車の時間と雨でそうもいかず。
帰宅。今日のことはどうしても寝る前に書く。