2月25日 食日
朝5時。お腹が痛くて起きる。20分おきくらいにトイレに行く。昨日から改善していない。改善の兆しが見えないのはツラい。お腹痛いだけじゃなくて、頭がキツく締め付けられるような痛みがあるのもツラい。
この腹痛も頭痛もストレスを感じてる時になるやつで、原因はやっぱりそこなのか?とも思ってる。
"お腹が痛くなったら、手当てをしてあげる"とこの数日間で何回も何回も頭の中で流れてる。
今日は本当は富永先生と清田さんの話を聞いて、考えることができるはずだった。でもこの体調ではダメだと思い諦めた。
富永さんが言うところの"わがまま"や社会運動の考え方を切り口にして、もっと考えてみたいなと思うことがあってとても楽しみにしていたのに。かなりショック。
【#やさしいはつくれる?】
— SPBS THE SCHOOL (@spbstheschool) February 24, 2023
第5回講座はいよいよ明日!
ゲストは社会学者の富永京子さん(@nomikaishiyouze)
個人的なモヤモヤの根は深く考えてみると実は社会の問題に繋がっていたりします。自己責任にせず、よりよい社会をつくるためのアプローチについて考えていきます。 pic.twitter.com/rCuqSq0pr8
夜は友達とボルドーの赤ワインを飲む予定だったけど、それもキャンセルした。楽しみがなくなっていく週末。
ずっとお腹は痛いのに、食欲は普通にある。昼は昨日のお粥の残りを食べた。昨日作った、海苔をさっと佃煮にしたやつはあまり美味しくなかった(ごはんですよってスゴいなと思った)ので、鶏ひき肉でそぼろを作った。
ここ半年以上、自炊を諦めてみていた。元々料理は好きではあったけど、自分だけのために作ることにモチベーションが湧かないし、あまり家に長くいたくもなかった。でも、この腹痛の一因に外食食べ過ぎもあるのではとも思った。
今日、明日くらいは少なくとも家で食べるしスーパーに買い物に行った。食欲はあるから食べたいとは思うけどお腹に良くなさそうなものは買わないように。菜花は季節だから買った。去年の今頃も菜花を買ってた。
どうせ何食べてもお腹痛くなるんだろ?という気持ちや、パスタは消化良いって聞いたことあるしとか考えて、菜花とベーコンのパスタと、白菜のスープ。パスタはオリーブオイルと塩だけで味は十分だった。写真を載せようかとも思ったけど、盛り付けが絶望的だったので写真を撮ることすら諦めた。
友達から借してもらった本を読む。食べ物好きなその友達とは食べ物関連の本を貸し合ってる。
どうしようもなくなってしまう夜に、お菓子を焼いて、ほんの少しだけ、自分や世界を肯定できるようになる。おれはお菓子を焼いたことはほとんど無いけど、料理をすることで何かが整っていったり忘れたりする感覚は分かるし、美味しく出来た料理で嬉しくなる気持ちも分かる。
この本を貸してくれた友達はとても食べ物が好きな人で、今は休職中の人だ。友達の姿が重なる。
台所に立つこと、食べ物を作ることで、日々をささやかに祝うことが今必要なのかもしれない。でも、それを忙しなく疲れる毎日の中でできるだろうか。少し寂しく疲れる日常を受け止めつつ、祝うことはある意味とてもアナーキーなことなのではなかろうか。
そんなことよりなによりやっぱり、このお腹をまず治したい。