6月23日 できることもとめられること

起きる。特に予定がない日。本を読んだりなんだりするために、ファミレスへ行くことにする。床が汚れている気がしたけど、見ないふりをして家を出た。

雨が降りそうだったので、自転車はやめておいた。自転車置き場がなく、仕方なく雨除けのカバーを買った。このカバーを畳むのがめんどくさいので、自然と自転車を使う頻度が減る。

ファミレス。ぎりぎりモーニングの時間。朝昼兼用で、唐揚げ定食を頼む。
ちょっと時間が経ってから「唐揚げの方が焦げてしまいまして、揚げ直しますので、お待ち頂けますか」ととても申し訳なさそうに言われた。思わず笑ってしまう。全然いいよそんなの。揚げ過ぎてしまったということは、管理は自動じゃなくて手作業なのか。それはそれですごいな。ここの唐揚げは衣が相当美味しいのだけど、その美味しい衣が成立する調理時間のウィンドウが広いということは企業努力の表れだろう。四角く、平たい唐揚げの形からもその工夫が透けて見える。食べ物で一番好きな要素は食感かなーとか考えた。

小難しい本を読み切ったことにすることにした。たくさんの単語を読み飛ばし、雰囲気だけ掴んだことにして閉じる。とても面白い本で、大事だと思う。のだけど、何かがずっとハマらなかった。単に分からない単語が多すぎるし、それぞれのつながりが複雑だからということもあるのだけど、何かが解き明かされることを面白くもどこか寂しいことのように思っているということもあると思う。

日記本の感想を頂く。ありがたい。面識が無い方にどういう風に伝わるのだろうかと気になった。こう見えるのかぁ。"周りへの気遣いと思いやり"と書いて頂いて、嬉しくもあり、でもこれはこう見えて欲しいと思う自分によって編集された姿でもあって、実際周りにいる人から見た時にどう思われているのかは分からんなとも思う。ともあれとても嬉しかった。

昨日のことを思い出す。とにかく書かねばならぬ。この方法があっている気はしないけど、とりあえずエッセイの公募を探した。これだというものを見つけられず。うーむと思いながらnoteを開くと、創作大賞というのがあった。そうかこんな近くにあったか。どんな部門があるかと、どんな企業が協賛しているかを見る。
そもそも、俺は何が書けるんだろうか。フィクションは書けない。普通に考えてエッセイだろうけど、何というか求められているエッセイは書けないだろうなと思った。ハッシュタグを見てみても、なんだか違うな、この土俵ではなんともならないと思った。ビジネスというのも有り得るか、でも多分これも届かない気がする。
レシピ部門というのがある。レシピを広く捉えれば、自分だから書ける何かがあるかもしれないと思えてくる。

過去の日記をひっくり返す。自分がご飯を作る時に考えている何かを掴みたい。とりあえずワードに過去の日記をぺたぺたと貼る。Ctrl+Shit+Vでテキストのみ貼り付けが出来ることを知り、目が飛び出るかと思うくらいびっくりした。

エアコンが寒くなって来たので一旦帰ることにした。ちょっと離れたスーパーに行ってみることにした。鮮やかでハリのいいズッキーニが2本100円で売っていた。近くでとれたっぽいミニトマトを迷いながらカゴに入れる。元々トマトが好きではないので、自分では数えるほどしか買ったことが無い気がする。セロリが大きくはみ出たエコバックを携えながら帰る。コンビニで発泡酒を買った。

セロリを節ごとに切って筋を取り、ジップロックに入れる。すぐに痛んでしまいそうな葉っぱを塩昆布と油で和える。白ネギとミョウガもいれて馴染ませる。豆腐の上に載せて、ちっちゃいチキンラーメンを砕いたものを載せる。

つまみながら、飲みながら、他にも作る。ついにストゥブを使う時が来た。もらったものの、そのころから自炊を諦めてしまったので、肥やしになってしまっていた悲しいストゥブ。夏野菜を無水調理だと、ズッキーニとピーマンとトマトと玉ねぎを入れて放置。しばらくすると焦げた匂いがしてきた。苦い無水調理デビュー戦だった。ちゃんと油をなじませなかったのが悪いっぽい。重曹で焦げが綺麗に取れたのが救い。

日記をひっくり返してみたけど、考えていたようなことを書いている日記は見つからなかった。そうか。締め切りは7/23。

そろそろ寝なきゃなのにiPhoneの写真フォルダ整理を始めてしまう。ライブ写真をふつうの写真にしたい。複製機能で通常の写真として複製した後、元のライブ写真は消せばいいらしい。複製を押してみた。単にライブ写真が複製された。せこせこと消す羽目になった。なんか押し間違えたかなと思って、もう一度やってみたら、もう一度ライブ写真が複製された。またせこせこと消す。こんな事せずにおとなしく寝ておくべきだった。

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